カナダで貯蓄や投資をしている場合、日本に永住帰国となった場合、そのまま続けることはできないのでしょうか？例えばRRSPやTSFAなどをしているのですが、日本永久帰国がないとも言えないので、このまま続けて言って良いのか。

みなさんは、貯金と投資はどちらの国で行っていますか？また、将来的な日本帰国にも備えていますか。

私は永久帰国をするつもりはないので（拠点はカナダで、日本へは旅行や数ヶ月の長期滞在予定）、カナダで投資をしていますが、帰国する可能性があるのであればRRSPをカナダで貯めるのは良くないかもしれません。

TFSAは全額引き出してもお咎めはありませんが、RRSPは税金がかかるので、もし将来的に数千万円になっていたら大変なことになりますよ。

そのまま続けることはできないのでしょうか?

>出来ますせん、そのうえカナダの一般口座に置いておくのも寧ろ税率が上がるのでお勧めしません。

例えば20歳時点でTFSAを始め(面倒なので年5千の枠が続くと仮定)60歳で完全帰国のケース。
60歳時点で枠が20万（これが増えていれば40万、減っていれば10万とかかもしれませんが）。この時点で日本に完全帰国した場合には40万or10万には税金はかかりません(カナダも日本も）あと追加入金等は不可能ですね。

ただ、翌年以降、納税は日本で行わなくてはならなく、この40万が翌年に50万になった場合、10万ドルが雑所得として申告しなければならないので、40万を帰国時点に日本の口座に入れた時と比較すると、日本の海外株式口座の場合源泉2割(この場合2万ドル分の納税)ですみますが、雑所得扱いですと4万程度持って行かれる（そのうえ翌年の住民税も跳ね上がります）。

まぁ増えなければ(または損したら）あまり関係ない話ですけどねｗ

ただ税制面での+が無くなった上に青色申告が必須、そして毎年為替計算等色々面倒ですので個人的には「完全帰国時には全てクローズ」、一度円転してから再度外貨転して日本口座にて同じポジションを立てるのが一番楽だと思います（後々の相続や諸々も考えると）

ただ居住している限りTFSAを開設し投資した方が良いですよ、ニーサより枠が大きく使い勝手がいいですので。

参考になるトピありがとうございます。

トピずれですいませんが、

カナダ永住予定の方たちは、日本に多少なり貯金を残してますか？

日本にある貯金をどうしようか考えてます。

私に何かあったらカナディアンの旦那が日本で手続きできるとは思えないので、全てカナダに移した方がよいのか悩みます。

私は日本に貯金(投資はしていません)を残しています。
日本で働いてからカナダへ来たので、当時からの貯金と、親からの生前贈与です。
へそくりというよりも、家族で日本へ旅行するときに使っているお金です。

両親共に亡くなり、相続が完了したら、日本の口座は閉めてカナダに引き上げようと思っています。
日本の相続税の手続きが煩雑なので、私の死後、カナダの財産の相続の手続きをカナダ人の夫や子供達に任せるのは大変だと思うからです（カナダで築き上げた資産を日本政府に支払うというのも気分が悪いので）。

自分は永住予定（ただ気が変わればいつでも日本か、他の国に行くかも)ですが、日本の貯金は残していません、ただカナダのIBという株式口座で日本円口座を持ってるので株やFXとしての日本資産は保有してますが。

ただ日本の銀行口座(自分の場合、ネットで完結する楽天銀行)とクレカ(楽天)だけは実家が続く限り(兄が居住してますが、独身故に何時かはなくなるとは思いますが)維持し続けるつもりです。

単に一時帰国の際にトランスファーワイズなど使う用、日本のデータ購入用ですけどね。

私も、こちらのトピ参考になります。

日本に帰国の可能性も出てきており、毎月RRSPの引き落としを続けるべきか？
悩んでおります。

皆様、どんな考えをお持ちでしょうか？

退職後、生活に十分な資金があれば、どこに置いておいても良いでしょう。
もし十分な資金が無ければ、カナダに置いておく方が、
日本より、ずーっとマシです。
将来はますます、国際間の、資金移動も簡単になります。

ネットで調べれば、日本の預金金利はゼロに等しいです。
手数料も上昇しますから、預金していると、手数料の方が高くなると思います。

余談ですが、だからハイリターンの投資に騙される人が多いのです。

後考慮しなければならないのは、居住期間の問題です。
非居住者扱いだと、預金金利に対して、税金がどのように影響するかです。

これからは、国際間の資金の移動はさらに難しくなっていきます。特に日本から送金するのは既に大変です。

送金だけだとワイヤーで一瞬で手数料もほんのちょっとですよね。何がすでに大変なのでしょうか？

ご回答くれた方ありがとうございます。

日本だと、居住と非居住が住民票で管理されていますが、カナダはそういった区別がないとおもいます。日本に帰国したとしても、それが完全に帰国なのか、一時的に帰国しているだけで戻ってくる可能性があるのかなど、どうやって銀行や政府は判断しているのでしょうか。


>>TFSAは全額引き出してもお咎めはありませんが、RRSPは税金がかかるので、もし将来的に数千万円になっていたら大変なことになりますよ。

たとえば、カナダの永住権もしくは市民権を持っていれば、実質いつでも行き来は可能ですし、日本に永住帰国となった場合でも、カナダのRRSP口座を持ち続けて、それを少しつづ引き出して日本に使う分だけ送金すれば税率が高くなることは無いと考えていたのですが、どうでしょうか？

おっしゃるように、もし何らかのルールで全額一気に引き出さなければならないとすると、税率が大変なことになりそうですね。ただ、口座だけ残しておいて数年に分けて引き出せれば大丈夫なのかなと思っているのですが。詳しい方がいらっしゃれば、教えて下さい。

RRSPの口座をそのままにしておくということは、トピ主さんはこちらに住所を持ち続けたまま、日本に帰国ということなのですか？そうでないとステイトメントとか、カナダの住所に行ってしまいますものね。

RRSPは非居住者(年間183日以内のカナダ滞在)でも引き出せますが、タックスリターンをしないと25%のwithholding taxを取られたままになります。
今の所得税のブラケットが25%以上なら得になりますが、そうでなければリスクが高いかも。

実際にそういう生活をされている方からのレスがあるといいですね。

>>トピ主さんはこちらに住所を持ち続けたまま、日本に帰国ということなのですか？そうでないとステイトメントとか、カナダの住所に行ってしまいますものね。

いえ、まだ確実に日本に永住帰国というわけではないのですが、将来的に可能性があるので、その場合どうなろだろうと思っているところです。もし日本に帰るとなると、カナダの家は引き払うことになると思います。

手紙などは、いまeステイトメントなどがあるので、電子版で大丈夫かなとは思っています。ただ、そうですね、たしかに電子版で連絡を受け取るにしろ、登録の住所をどこにしておくのかという問題はありますね。

>居住と非居住が住民票で管理されていますが、カナダはそういった区別がない

カナダ税務署はTaxreturnで管理ですね。お尋ね時に外国に居たりするとresidential tieを調べます。SINやパスポート履歴、仕事(収入)等の質問で居住地判断です。

下手すると両国から居住者認定され両国で納税義務が発生する場合も有ります(その場合国際税務裁判をする必要があるので非常に面倒です）

>カナダの永住権もしくは市民権を持っていれば、実質いつでも行き来は可能ですし、日本に永住帰国となった場合でも、カナダのRRSP口座を持ち続けて、それを少しつづ引き出して日本に使う分だけ送金すれば税率が高くなることは無いと考えていたのですが、どうでしょうか?

これ確定で脱税扱いになります。日本の税務署で当たり前ですが無税扱いが否認されるので(日本居住者が海外の無税口座で配当金や売買益を申告していない=脱税）絶対にやめておいた方が良いですよ。

日本居住者は毎年RRSPやTFSA内での配当金や売買益(損失の繰り越しは不可です)を雑所得で青色申告が必須です。

又、今、マイナンバーを持ってる人が定期的に海外から送金が入るとかなりの確率でお尋ねが来ますし、その時に申告していない海外口座の話をすると「隠し口座」扱いです。お縄に成るとは思いませんが重加算税+目を付けられるので非常に後々の申告が面倒になります。