もうすぐ2歳の娘が全く同じ状況でした。人の真似や繰り返しを全くしませんでした。ちゃんっと聞き取れるほど出ていたのはママとパパの二語のみ。上の子の言葉の成長が驚異的だっただけに、両親ともとまどいながらも、引き続き様子を見ている感じです。ただ、様子を見ると言っても、医者に薦められたあることをしながらなんですが。
それは、その子が欲しい物が分かっている時、それをすぐあげてしまわないで、その物の単語を一緒に一文字づつ発音練習することです。
例えば、みずが欲しいなら、みずのコップ(何でもいいですが)を見せながら、渡さないで、
ママ:「み、み…… ず」
ママ:「み」口をはっきりその形にし、ゆっくり発音
「はい、“み”と言ってみよう」子供に要求(“ず”も同様)
とやるわけです。
必ず子供がママの顔を見るように、
特にそのジュースを口の近くに持って見せながら発音します。
口から言葉が出る、その言葉はジュースを指している、と言うことを関連付けるんですよ。
そして、子供が、全然発音できなくても、口を動かしたり、注意を払っている、というそぶりが見えれば、褒めて上げて、みずを渡します。全く努力が見えなければ、みずは上げません。そして上記のパターンを繰り返します。
もちろん、どうしても与えなければならない物などは、スキップしてもかまいません。子供が泣き出しても、努力が無ければ同じ結果です。つまり、話す努力をしなければ事は進まない、ということを証明するんです。又、家でのリード権は親にあるということもハッキリしますしね。
万事この調子で、身近な物の単語を増やしていきます。トピ主さんは、日本語、ご主人は英語、義両親は第3言語と、それぞれ同じようにします。もちろん、その義両親の第3言語も確実に伸ばしたいならですが。
内は、義両親の第3言語を少し拾う程度ならかまいませんが、基本的には私の日本語と主人のフランス語を徹底したいので、義両親にも協力してもらって、フランス語に統一してもらっています。
この方法で、うちの子はかなり発話が伸びました。最初は、きつかったですよ。泣いてばかりでしたし。でも家では発話の努力が無いと何も貰えない(笑)と、解ってからは、努力するように。この後で上の子や親の言うことのコピーも少しながら始まりました。
ペースはスローで語彙数もまだまだですが、ちょっとでも伸びが見えるので、そこは子供のペースに任せています。
又、はじめてからも上下波が出ます。一旦急激に伸びて、直後、逆戻りしたりします。それでも、根気良く続けることが大切ですよ。
読み聞かせは、擬音があったり、繰り返しの多い本がお薦めです。又、「初めての単語の本」など絵と単語だけの本等も良いですよ。内の娘は「いないいないばあ」や、「じゃあじゃあびりびり」とか、MyFirstWords(仏語版)が大好きです。
参考に、以下のサイト覘いてみてください。複数言語環境の中で言葉の遅いお子さんの体験記です。私は、このサイトを読んで、かなり勇気づけられました。
http://kodomonosono.fc2web.com/izumist1.htm
そこから言葉の泉など見てみてください。
小児科医からスピーチテラピストを紹介してもらうのも、いいかもしれませんね。実際見てもらって評価をもらうだけでも何かもっと具体的なことが解って良いと思うんですよ。
たとえその先セラピーを受けないにしても。