最近、体調が良くなくて（何か病状があるわけではありません）、ふと、もしこのまま私が死んだら遺産（といっても家は賃貸だし、銀行口座にいくらか貯金があるだけですが）は子供に自動的に行くのだろうか？と心配になってきました。
5年前に離婚して、今はシングルマザーです。子供は１７歳ですが、まだまだ自立できるほどしっかりしていません。ただ私の貯金がすぐ子供に行けば、あと２〜３年、子供が20歳ぐらいまではなんとか生活できるだろう・・・と考えていますが、もし、遺産が子供にいかなければ・・・と考えると心配です。

日本は法定相続がありますが、カナダは遺書を作っておかないとどうなるか分かりませんよ？
相続にも何年もかかります。

Willを作っておくことは常識です。聞いた話ですが、Willがなくても子供に遺産は行くようですが、それは大変な時間を要し、手続きも簡単ではないようです。貴女は今生きているのですから、今すぐにWillは作れないのですか。

遺書は弁護士や司法書士に頼まなくても、遺書作成キットをAmazonなどで購入して手引き通りに書き込み、ご親戚または信頼できるご友人に証人の署名を貰えば作れるので是非作っておいた方がいいです。

何より、17歳がお母様の意を汲んで葬儀等含めた各種手配をするのは難しいと思うので、
-銀行や保険などの口座番号をリストにしておき、子供に相続させるのならその旨明記
-葬儀などの手配を誰に手伝って貰うべきか(故人の嫌いな人に頼まれないように)
-病気や怪我などで意思決定ができなくなった場合の治療方針の意向や代理での意思決定をする人(人工呼吸器に繋ぐかとか、脳死の場合の移植可否など)
-子供が自分で生活できるようになるまでの後見人(元夫なのか、故人の親戚に頼むのかとか)
などを決めておく方が絶対によいです。

このトピを見てる方宛に
子供が出来た後は遺書を用意するのがこちらでは普通です。
トピ主さんのように遺産もありますが、例えば両親共に死別した場合にどちらの家族が子供を引き取るか？などなど色んな遺言を残さないといけません。
高いお金払ってプロフェッショナルに依頼するのも、死後に混乱を生まないよう完全な遺書を作り上げるからです。

日本人同士のご夫婦は、もしご夫婦が揃って無くなってしまう場合はどうする事にしておられますか？

遺書じゃなくて遺言書です。

遺言書とは別の話になりますが、葬儀屋さんで生きている時に死んだ時の遺体の処置をお願いする事が出来るそうです。一人４千ドルで何処で息を引き取っても、遺体を取りにそして火葬とか、申し込みに沿って全部してくれると聞きました。それは旅行中に海外で息を引き取っても、遺体の輸送も含まれているそうです。人間いつどこで最期を迎えるか分かりませんよね。残された人達には迷惑を掛けたくないですが、なかなかそこまでは考えられないのが現実だと思います。

未成年だとお金の管理は元旦那さんになりませんか？

確か未成年や老人の後見人としてお金を管理する政府機関があると思います。https://www.trustee.bc.ca/Pages/default.aspx

私も詳しくは知りませんが、お金を引き出すのは結構大変だと知り合いが言っていました。

私は再婚しましたが、以前はここに登録することを考えていました...
でも19歳になったらお金が渡されるようになっているはずなので、それは不安です。

たぶん遺書を残して、○歳でいくら、○歳でいくら...のように決めた方がいいような気がします。

子供が成人するまでは、お金の管理も不動産の管理も遺体の処理や脳死になった際にどうするかなど法的にお子さんには権限がありません。不動産もお子さんが成人になるまで不動産の所有者にもなれないはずです。ただ、形式上19歳になった際にお子さんに名義が行くという風になるとおもいます。これらの年齢は遺言書に変更して書くことも可能です。例えば、脳死の際の決断を19歳の子供して貰うのは酷なので、22歳までは○○さん（別の親族の方）にとか。

私も最近調べ始めたばかり、また素人なので１00％定かではありませんが、私なりの解釈です。

Wills、Power of Attorney、Representation Agreementはそれぞれ別の物になり、同人物にこれらになってもらう事をお願いすることもできます。

これらの手続きを行うにあたり、日本の家族になってもらう事もできますが、ややこしくなるので、通常は近くの人にやってもらう方が楽ですし、お金もかかりません。また、これらをお願いする際（近い友人等）に無料でいいとおっしゃる方もいますが、相当な仕事量になるので、通常は遺産から何％かを手続きをして貰う人にお礼として差し上げるのが礼儀だと思います。

Power of Attorneyは死亡前に作成しておかないと誰も金銭的な事、法的な手続きを行えません。これは配偶者も同様です。そして、これらにアクセスを求めるにあたり、裁判所経由の手続きが必要になります。これら過程には、かなりの金額がかかります（Up to　＄10000）同様に期間もかかります。

また、Willは死亡後、Power of AttorneyとRepresentation Agreementは死亡と同時に効力が無くなると判断しています。

たくさんの有益なコメントありがとうございます。
お金のことだけ心配していたのですが、他にもいろいろなことを準備しておかないといけないんですね。
めちゃくちゃ気が重いですが、そうは言っていられませんね。POAや遺言について、もっと調べて、今年中には作成しようと思います。
自分が死ぬことなんて考えたくないけど、毎日心配をして過ごすより、備えあれば憂いなしかなぁ。

トピ主さん、

体調が心配ですね。高齢期なんてことはありませんか？説明しにくい体の不調が何年も続くそうです。もしかするとその前兆ではないですか？

お大事にどうぞ。

あたたかいお言葉、どうもありがとうございます。
おっしゃるとおり更年期が始まっていると思います。
更年期は体の不調だけかと思っていたのですが、精神的にも無力感や、将来への不安みたいなものに襲われる時があり、これも更年期の症状の一つかもしれませんね。
あと、今年に入って私と年の変わらない親戚や友人を病気で亡くしたのも影響しているのかもしれません。

今、私が死んでしまったら、別れた夫が子供を引き取ると思います。
子供も身の回りの世話は自分でできるので、夫の援助はほとんど必要ないと思うのですが、遺言を残して、財産（貯金や子供のRESP)が子供に行ったとしても、それを元夫に使われるのではないか・・・と心配しています。
元夫はお金にルーズで（これが一番の離婚の原因です）、いまだに多くの借金を抱えているようです。
どうやったら子供にきちんと残せるか調べてみます。

遺言書にお子さんが未成年の時にトピ主さんが亡くなったら、他の人が財産管理人になるように指定すれば、ご主人にはいきません。
でも遺言書に明記してなければ、子供の父親である、元ご主人が財産管理人になるのかな？