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No.34977
名医たちが実名で明かす「私が患者なら受けたくない手術」
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2020/06/15 03:10:09
帯津三敬病院名誉院長の帯津良一氏が「自分が患者なら受けたくない手術」
食道がん手術
私が40代後半の頃、食道がんの手術をした患者さんに『先生だったら、この手術を受けましたか?』と聞かれたことがあります。当時の私は手術こそが最も有効な手段だと思っていたので、自信満々に『もちろん受けますよ』と答えました。
しかし、今はそうは思いません。あまりにも身体への負担が大きすぎるため、その後の患者さんの人生、QOL(生活の質)を大きく損なってしまうからです。特に首から上の手術をすると人相までも変わってしまう。
Res.1
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2020/06/15 03:12:29
健康増進クリニック院長の水上治氏(69歳)が「自分が患者なら受けたくない手術」
食道がん手術
食道がんの場合、『食道亜全摘術』(食道とリンパ節を切除し、胃を持ち上げて残っている食道とつなぎ合わせる)という大手術になるため、医者の腕によって大きな差が出ます。中村勘三郎さん('12年、食道がんの手術後死去。享年57)のように、合併症の危険もある。術後死や後遺症を考えると、60歳を超えてからは受けたくない。
最悪の場合、食べられなくなり、寝たきりになることも考えられる。にもかかわらず、腕試し感覚で、食道がんの手術をしたがる医者は少なくない。しかし、医者自身がその手術を受けるかといえば、答えは「NO」だ。
Res.2
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2020/06/15 03:15:34
大腸がんの権威で神奈川県立がんセンターの赤池信氏(68歳)が「自分が患者なら受けたくない手術」
膵臓がん「膵頭十二指腸切除術」手術。
治癒切除率の低さと術後合併症の頻度、QOLを考慮すると正直、自分なら受けたくない。手術の代わりに重粒子線治療を選択したい。
膀胱がんに対する人工膀胱造設術。
避けたいですね。理由は自己管理が非常に困難で、常に尿漏れが続くからです。
Res.3
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2020/06/15 03:17:32
大阪大学人間科学研究科未来共創センター教授で循環器内科医の石蔵文信氏(62歳)が「自分が患者なら受けたくない手術」
前立腺がんの手術は「受けない」
前立腺がんや甲状腺がんは進行が遅いので、手術せずとも、そのまま人生を終えられる可能性が高い。実際80歳以上で亡くなった男性を調べてみると、多くの人に前立腺がんが見つかっています。
最近はPSAという前立腺がんマーカーの数値がちょっと高いとすぐに『手術しよう』と言われますが、海外の論文では手術のやり過ぎを指摘する声も多い、
Res.4
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2020/06/15 03:20:04
はるひ呼吸器病院病理部長の堤寛氏(65歳)が「自分が患者なら受けたくない手術」
脳の手術。
たとえば、脳ドックで未破裂脳動脈瘤が見つかったと言われたら、不安で手術を受けようと思う人もいるだろう。
脳ドックによって、脳に小さな動脈瘤が見つかるケースがよくあります。『破裂したら大変ですから、今のうちに取り除きましょう』と言う医者がいますが、私なら放置します。手術による死亡率が5%程度あるのに対し、10年以内に破裂する確率は1〜2%程度と言われています。高齢者は、無理に手術した場合と、そのままにした場合で寿命が変わらない可能性が高い。
ちなみに脳ドックは日本でしかやっていません
Res.5
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2020/06/15 03:22:04
秋津医院院長の秋津壽男氏・63歳が「自分が患者なら受けたくない手術」
頸椎の手術。
頸椎は神経が集中するものすごくデリケートな部分です。『手が痺れる』といった症状で手術に踏み切る人がいますが、良くなったという声をほとんど聞かない。手術をしても痺れと痛みは残るし、よりひどくなる可能性はいくらでもある。私も自分で歩けるうちは絶対に受けない。
脳と同じく、神経に影響を及ぼす可能性があるのが頸椎の手術だ。
Res.6
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2020/06/15 03:24:23
はるひ呼吸器病院病理部長の堤寛氏(65歳)が「自分が患者なら受けたくない手術」
大動脈瘤の人工血管置換術。
手術の際、血栓が詰まって脳梗塞や心筋梗塞になって死亡する確率が10〜20%ほどあり、たとえ手術を乗り越えたとしても、体力のない高齢者の場合、寝たきりの状態になる可能性も大きい。私の義父が担当医から胸部の大動脈瘤で手術を勧められたと聞き、私が『もし先生のお父さんが患者だったら手術をしますか』と問うと『しません』と答えました。
自分の家族にはやらない手術をなぜ勧めたのか・・・・
Res.7
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2020/06/15 03:26:48
秋津医院院長の秋津壽男氏・63歳が「自分が患者なら受けたくない手術」
扁桃腺の摘出手術、盲腸の手術、胆石の手術、白内障手術は、ギリギリまで逃げ回って受けない。
もともと扁桃腺自体は邪魔者ではなく、免疫の要になっている部分なんです。盲腸も同じです。以前はほかの手術のついでに取ったりしたのですが、いまは盲腸があったほうが腸内環境がよくなると研究結果が出ています。
白内障は徐々に悪くなっていく病気なので、本当に生活に支障をきたしてからでも十分に間に合う。
胆石も同様。昔は胆石が刺激になって胆嚢がんになるとされていましたが、いまは関係ないことがわかっている。炎症を起こしていない人は、知らん顔して死ぬまで持っておいたほうがいい。
Res.8
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2020/06/15 03:29:22
望クリニック院長の住田憲是氏(71歳)が「自分が患者なら受けたくない手術」
脊柱管狭窄症(腰痛)の手術
私は整形外科医ですが、脊柱管狭窄症(腰痛)の手術は受けたくない。
MRIやレントゲンの画像だけで診断して、治療費を稼ぐために手術を勧める医者が多すぎる。そもそも腰痛は神経を含む腰以外の複合的な問題があることも多く、手術することでさらに苦しむ患者さんも少なくありません。
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2020/06/15 14:36:37
友人の父親が前立腺癌になり、手術やキモ、放射線治療など一切受けませんでしたが、4年後に亡くなりました。何十年も生きることはできなかったが、発覚時の余命宣告は3ヶ月だった。
Res.10
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2020/06/16 06:47:51
カナダでは前立腺癌、どうなんでしょう。手術数なんか日本との比較の資料なんかあればいいんですが。
Res.11
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2020/06/16 09:52:52
胃の中にいるピロリ菌と、胃がんとの関係について論文を書き、因果関係を証明した上村直実先生
「胃がんの99%はピロリ菌が原因なんです」
胃がんとの関係を上村先生がなぜ研究したのかというと、東アジアのピロリ菌は東アジア以外のものと比べて悪性度が7〜8倍高く、がんになりやすいのです。だから日本人は昔から胃がんが多かったわけです。
オリンパスが内視鏡を発明したのは恐らく必然です。日本人に胃がんが多かったから、日本の企業のオリンパスが内視鏡を発明したのだと思います。欧米のピロリ菌はそこまで悪性度が高くないので、胃がんの発生率は日本人や韓国人と比べるとかなり低いのです。
Res.12
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2020/06/16 10:06:55
私の父はピロリ菌検査をしてピロリ菌はいませんでしたが、胃がんになりました。父は1%の人だったのでしょうか?
Res.13
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2020/06/20 01:36:57
石原慎太郎氏が告白
https://news.yahoo.co.jp/articles/4dae65635d317191990923691168d06752a5dad6
膵臓がんの早期発見と治療選択のポイント
Res.14
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2020/06/27 07:15:33
近藤誠
「(がんであるか)どっちかわからないから、気管支鏡検査か、CTガイド下生検(CT・がいどか・せいけん)をやるわけ。確実性が高いのは、CTガイド下生検。上手、下手もある。僕は医療訴訟の相談にのっていたからね、鑑定意見書を何十通も書く。そのうち2つは、CTガイド下生検で『即死』したというやつ」
「(検査用の針が)小さな肺の血管を破って、ごほんと、せきをすると、胸腔内圧が高まって、血管の中に空気がわーっと流れ込んで、心臓に詰まるか、脳に行くか。どっちも『即死』。どんな大きな病院でも、CTガイド下生検で死んだ患者は必ず経験しているはずだよ。検査の説明文には『重大な副作用が出ます』とか書いてるけど、『死ぬ』とは書かない。実際には死ぬことがあるんだけど、(患者が)勘違いしちゃう」
過去の全国調査では、CTガイド下生検9783件のうち死亡事故は7件。確率にすると、0.07%。
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