●お米にわく虫の代表コクゾウムシ
カブトムシのようなシルエットで、体調は2~3mm程度、穀物につきやすいゾウムシというその名前からも、いかにも米に着く虫の代表といった貫禄が伺えます。
コクゾウムシは米粒に穴を開けて卵を産み付けるため、精米などでも除去することができず、コクゾウムシの卵が産み付けられた米粒が入っていた場合、活発に動ける20℃以上の気温になると孵化します。
米を食べながら成長し、また米粒に卵を産むので、未開封の米袋であっても虫が湧くことがあります。
●虫が発生した時の対処法
少しの虫であれば洗い流すだけで対処できます。米にわく虫や虫で痛んだお米というのは洗米するときに水に浮きやすく、普段よりも多めの水を使ってしっかりめに研げば大丈夫です。
虫が発生してしまった米びつは、しっかりと洗って日光消毒してから再使用しましょう。
●虫がわいたお米は食べても大丈夫?
お米にわく虫というのは噛み付いたり毒を持っているということもないため、虫と一緒に米を食べてしまっても衛生上全く問題ありません。むしろ虫が付くのは良い米の証拠とも言われており、農薬たっぷりの米の中では虫は繁殖できませんから、しっかりと虫を除去して美味しくご飯をいただきましょう。
●お米にわく虫の対策方法
お米に虫を発生させないための方法は、実はいたってシンプル!
密閉できる容器に入れる
冷蔵庫などで保存する
虫除けを入れる
この3点を踏まえて保管すれば虫はわきません。
https://food-drink.pintoru.com/rice/insect/