セカンダリースクールのミニスクールって一体何ですか？ クラブみたいなものですか？
この前知り合いの方数人がご自分のお子さんの話をされていて、ミニスクールには入れるべきかどうかみたいなことを言っていました。
私にはまだ子供がいませんし、何のことかよく分からず話についていけませんでした。
顔見知り程度のグループだったで、ズケズケと聞く雰囲気でもなくスルーしてしまったのですが、なんとなく気になっています。

ミニスクールって何をするところですか？
勉強のできる子向けの特別授業ですか？

専門クラスみたいな感じでしょうか？ 賛否両論ありますが、お子さんが、将来進みたい道、目指す分野が有れば、とても有意義なミニスクールです。

例えば、スポーツ(野球、ホッケー、テニスなどなど)専門クラス。必要最低限の勉強+専門スポーツクラス。子供の意思、将来の目標が、そのスポーツなら、そのスポーツに時間と力を注げます。

同じく例えば、アート系(美術、演劇、音楽など)もそうですし、テクノロジー、コンピュータ、サイエンス、物理、歴史など、専門的に学習出来ます。

ただ、中途半端な気持ちで進んだり、途中でやはり違うと感じてしまうと、その専門分野以外では、遅れてしまっていたりしまう場合もあります。

簡単・単純に言うならば、日本で言うところの商業科、家政科、工業科、農業科、スポーツクラス、音楽科の様なものだと思います。なので、将来設計のしっかりした子には、素晴らしいミニスクールです。が、まだ12，3歳の子、色々と学んでみたいという子には、お勧めできません。賛否両論です。

ミニに入るには、リポートカードの出来＋テストを受け、インタビューがあるところは呼ばれます。

上の方が仰る通り、各学校（全部ではない）にミニがあり、例えばこの学校は音楽系、この学校が法律系などがあって大体G10でミニは終わります。科目によっては早くクレジットが取れ、その分他の教科に充てたり、大学の準備などに使います。例えば、数学のミニクラスをとっていると、G10の時にG12の数学が終わっていので、G12の数学の時間を他の教科に充てたりできるという感じです。音楽系ですと、オーケストラやバンドを組んだりします。それはクラスとして学びますので、クラブ活動とレベルは違います。

上の例でいきますと、G8にG9やG10を勉強しますから、基礎がしっかりしている人や、ある程度授業についていける人でないといけません。音楽系も、入る子はすでに小さいころから楽器をならい、楽譜はもちろん読み、ある程度ソロで弾けるレベルだと思います。私の子供が通っている所は、成績が目に見えて落ちるとミニから出るように言われますし、逆に自分に向いていないと判断すれば、通常クラスに移ることも可能です。各ミニも人数が決まっています。

ミニに入るプロセスは受験っぽいですね。ミニの特徴のうちの一つとして（子供を通して）私が感じたことは、クラス全体のモチベーションが高く、カテゴリ別でクラスになってるので志も近いところにあります。

ご友人の方が「受けるべきかどうか」ではなく、「入れるべきかどうか」というニュアンスなら、そのお子さんはミニの条件をクリアしているぐらい成績が上だと思います。

http://www.vsb.bc.ca/programs/mini-school-registration

http://www.vsb.bc.ca/programs/mini-school-registration

レス1、レス2の方々、とても分かりやすい説明をありがとうございました。
レス3の方もVSBのリンクを貼ってくださりありがとうございます。

セカンダリーのミニスクールって凄いんですね。
成績上位で且つ将来の目標がはっきりしている生徒さんが有意義な時間を過ごせるなら
とても良い環境なのでしょうが、付いて行けなくなると辛いですね。
日本だと高校に入る頃に考えるようなことを
G7の12歳ぐらい(？)の子供達がそこへ挑戦するかどうか決めるんですから
親御さんが落ち着かない様子だったのも納得です。

なるほど、勉強になりました。


ありがとうございました。