カナダから日本に来て2年です。現在小学2年生になったばかりです。父親がカナダ人、母親が日本人のハーフです。見た目は白人ぽさがあり、髪の色、肌の色、目の色は父親譲りだと思います。学年の半分は同じ幼稚園からなのでカナダから来た事は知っています。日本では「山田花子」のように日本名で日本の出生届を出しました。名前からはハーフとはわからないと思います。
学年が上がり、新しいクラスになって「xxxは半分外国人・カナダ人なの？」と聞かれる事が多く、「嫌なんだあ。」と私に話してくれました。どうして嫌なのか聞くと、「みんなとちがうから。」私は「それはちっとも嫌と思うことじゃないよ。XXXは勉強もよく出来るし、字だって綺麗って皆に言われるでしょ。何人っていう事よりも、「自分」を好きでいられることだよ。」と返答しました。
カナダに戻る予定でいます。その時、同じような壁・疑問にぶつかると思います。カナダでは移民も多いのでこういう悩みは少ないでしょうか？時々、人種偏見的な事を耳にしますがいかがでしょうか？
私が子供にした返答で足りない所やこういったアドバイスの仕方もあるなのでありましたら、是非意見をお聞かせください。宜しくお願いします。

カナダに住んでいます。日本の学校には行ったことがありませんが、こちらでは、外国人といわれることはまったくないです。

移民が当たり前にいて（地域にもよりますが）、外見が違うのはむしろ当たり前である一方、そういった違いを口にするのがタブーという雰囲気があります。学校では、移民が20％くらいですが、それぞれがどこの国から来て、どのような言葉ができるか、どのような文化か、が話題になることはあるようですが、外見については触れられません。

私が小学生の時に、同じクラスにハーフの子がいました。
確かに「外国人みたいだね！」と言われたりしていましたが、
自分も含め、皆けっこう憧れ的な感じで言っていました。
ハーフの子ってわかりやすく言えばウェンツ瑛士みたいな
なんかカッコいい感じがして。

なので日本の子も変人扱いしているのではなく、なんかかっこいいなーって思っているのだと思いますよ。

自分ハーフですが、日本では見た目で生意気とかイジメられました。

カナダでは無かったけど、純日本人の見た目を羨ましく思いますよ。

自分はなかなかどっちの国でも中途半端な気がして自信持ちにくいかな。
日本でのイジメがトラウマになってるのかもしれません。
トピズレすみません。

ハーフって言葉は元々日本の血が半分、もう半分はどこからだろうが
外国の血っていう差別的な考えから来てると思います。
でも日本の外では、例えばレオナルド・ディカプリオはハーフジャーマン
ハーフイタリアンのアメリカ人（父親イタリア、母親ドイツ）です。
で、これはその人の持つ文化的なバックグラウンドとしてのみ語られ
普段の生活で言及されることはめったになく、ここカナダでもたいがいの人が
「ハーフ」か、それ以上混ざってる人もいるくらい。
とにかく「当たり前」のことで普通に扱われるのが一番良いですね。

うちの子はまだハーフという言葉も外国人という言葉も知らないけれど
わかる年になったらハーフ（半々）ではなく、2つの言語、2つの文化で2倍なんだって
教えます。ただ「みんな同じで当たり前」の日本では難しいですよね。
特に子供のうちは人と違う事で仲間外れになることが一番の恐怖ですから。
お子さんもそれが根底にあるからイヤなんだと思います。
イジメに進行してないか注意を払いつつ、個性を持つことの良さ、人と違う事の良さを
お母さんが根気よく話して聞かせていくしかないような気がします。

それって典型的な日本の子供たちですよね。私はハーフでもなく、日本人ですが、色黒だったのでそれだけでクラスの子達から違うという意識をよく感じました。北海道なので色白の子が当たり前のように多い地域なんです、その中に関西人くらい色黒がいると異人扱いです。イジメとかではなく、周りと違うという目で見られるのです。
ハーフのこも同じような感覚なのだと思います。これがイジメに発展していくかはまた別に問題が現れた時なのだろうと思います。ただ日本人は集団の中にいて皆が同じであることが当たり前のように考えてるのだと思います。

日本は大人の社会でも同じような感じです。カナダに来て感じたのはそういう集団精神が全く感じられない事に驚きでした。カナダは自信に繋がることが多いと思います。

毛唐の血が半分入ってるやつなんて、気持ち悪いわ

5さんって自分が自分が経験したことから「カナダは自信に繋がる」といいつつ、それとなく関西の方を差別していますよね。見た目だけで、関西の人とそのほかの地方の人と肌色でいい分けることは不可能ですよ。もう少し表現に気をつけられたほうがいいと思います。

ところで、未だにハーフって言うの？ Mixedって言うようになったと思ってたけど。
で、こっちの人って一つ以上の血が混ざっている事を逆に誇りに思っている人が多いような気がしなくもない。

Mixedって犬や猫の雑種の時に使うと思ってた。

カナダの人が日本人が他国の方をForeignerと呼ぶのが理解できないと言ってました。
日本では外から来た人ならまとめて「外国人」ですが、その外国人にとってみたらとっても失礼な呼び方のようです。外国人ではなくカナダ人と言ってほしいというのです。

例えばカナダでは外国人といいませんよね、日本人、アメリカ、イギリス、フレンチ、イタリアンとちゃんと国を識別してます。また自分や相手の母国を尊重しているのもカナダです。そういう環境で育つ子供達は幸せだなと思います。移民の国だからそうなのだと思いますが、カナダだけでなく、アメリカやイギリス、フランスも同じような環境です。日本はどうしても島国だから人種偏見的な態度になるのではないでしょうか。

レス２さん。

あなたは読解力にかけていませんか？
もしくは、現実を見れていないのではないですか？

憧れからくる「外国人」や「ハーフ」という言葉かも知れませんが、
小学校２年生のトピ主さんのお子さんは、それらを言われること自体が嫌だと今感じている訳です。
子供なんだから、憧れの意味や、”外国人顔”＝かっこいい、なんて分かる訳がありませんし、
そんな馬鹿みたいな知識を教えるのも恥ずかしいったらありゃしませんよ。




その、
＞ハーフの子ってわかりやすく言えばウェンツ瑛士みたいな
なんかカッコいい感じがして。

というコメントから、あなたの常識度を疑いますが、
海外に住んでいて、まだ、”ハーフ”＝かっこいい　かわいい　等と考えている訳ですか。


何人かの方が書き込まれていた様に、日本には「皆と同じである事が当たり前」という考え方が非常に強いです。
つまり出る杭は打たれる、というやつです。

これは、ゆっくりでも、変えて行く必要のある考え方です。


違いを認め、違う意見を聞く耳を持ち、それをそのまま受け止めるという事ができるようになるべきです。
そこで、どう考えても間違っていると思うのならば、討論をする。
でもそれは喧嘩ではありません。



トピ主さん。上記トピずれ失礼致しました。

私にはまだ子供はおりませんし、自分は日本で育った日本人です。
旦那はカナダ人で所謂白人です。
子供は将来欲しいと思っているので、混血の子供になりますね。

まず、”いじめ”の面から見るとしますと
これは親御さんがしっかり子供を愛しきちんと正しいメッセージを送る事ができれば
いじめでさえも将来子供を一回り強い者にると思います。
そして、きちんと愛情を受けて育てれば、いじめを繰り返す様にはならないと思います。

私はデブだといじめられました。
プラス、大阪から東京に引越したので、大阪弁を喋ると言っていじめられました。
東京都内でもさらに引越しましたので、そこでまたいじめられました。
当時は辛かったと思いまし、仲間はずれにされたり、一緒に下校してくれなかった記憶はありますが、
今では、どういう辛さを感じていたのか覚えていません。


母親が言ってくれたことを一字一句覚えている訳ではありませんが、「間違った事をしている訳ではないのだから堂々としていれば良い」「嫌なら嫌だとお友達にそう言いなさい」と言われた様な。。。


そのいじめられた小学校での経験が、今どのように影響しているのか分かりませんが、今でも体は大きい方ですが、それを笑いのネタにしたり、武器にしたり、と色々あります。
健康のために痩せるべきではありますが、人に笑われるから痩せようという思考はありません。


人種に関してですが、これは私は未経験ですので、意見と言ってもトピ主さんの力になれないように思いますが、
私がきっとその立場に立った時、「学校のお友達のお父さんとお母さんは大体皆さんが日本人。黒髪でアジア人の顔立ちをしている日本人。あなたのお母さんは日本人でお父さんはカナダ人。でもみんなご両親に愛されて生まれて来て育っている。あなたも一緒。そして、人と違うと言われようと何と言われようと、違うという事は間違っている事でもおかしな事でもない。違っていても大丈夫。違っていて当たり前な事は沢山ある。そして人が自分と違うからと言って、お友達じゃないんだと考えたりするのはダメなこと。」
この様なことを言うでしょうか。。。


「皆とちがうから」と言ったお子さんの心、とても分かる様に思います。
皆と違う、と感じ出したのは、学校でそういう風に言われる様になったからではないでしょうか。

キツいのかも知れませんし、親でない私だからそう考えるのかもしれませんが
違って当たり前、という考えも教える事ができるのではないでしょうか。

トピ主さんがおっしゃったように、自分を好きで居られる事、とても大事です。
違う自分を好きでいられること、とたも大切だと思います。



今は一国出身のものが、他国出身の者と結婚をし子供を産んでいますが、
次の世代、その次の世代はもっともっと混血です。
国ってなに？国籍ってなに？という時代がくるかもしれませんよ。
すでにカナダやアメリカ、ヨーロッパではそういう世代の人が多いですけどね。
そしてきっと日本にも自分が知らないだけで、数世代前の人間が中国から来た、とか韓国から来た、とか
普通にあると思いますよ。

ただ、日本人の考え方やそれらの国に対するイメージから、その情報がどこかで止まっただけなのかもしれませんしね。



なんか、何を言おうとしていたのかちょっと分からなくなりました。よくあるんです。。。
すみません。

トピ主さんのお子さんは国籍上カナダ人である事をクラスメイトに言うように教えてあげればいいのでは？それプラス日本の国籍も持っていると言えばいいでしょう。カナダには２重国籍の人山ほどいるし、multi cultural / racial societyである事を誇に思っているカナダ人がほとんどでしょう。なので、「私はカナダ人だけど日本の国籍もある２重国籍だから、外国人ではない。」もし外国人だったら、何か問題があるのか、外国人でもカナダに住めるって知らないの？など言ってもいいと思いますが、G２だと特に深い意味もなく質問していると思うのでそれ以上突っ込む事もなく、あー、この子はカナダ人なのね。で会話終了となると思います。

そして偏見的な事を言われたら「それは偏見じゃない？」とその場で教えてあげればいいでしょうね。

レス11さん
＞海外に住んでいて、まだ、”ハーフ”＝かっこいい　かわいい　等と考えている訳ですか。

日本ではそう感じて思っている人が多いです。うちの子は小学校まで日本で過ごしました。
生後何ヶ月の頃からどこに言っても　”ハーフ？ミックス？”っと聞かれました。それで”かわいい〜　”と言われては知らない人に何回も触られたりしました。
その反応は老人から子供までです。
あまりに外出される度に言われる事に主人が耐え切れなくなって最後の方は　”ハーフで悪いのか？”
みたいな事を英語で言ってました。(笑）

幼稚園に行っている時は　"○○ちゃんはハーフでいいね。”　と同じ幼稚園のお母さんや子供達に言われました。

きっとトビ主さんのお子さんの学校の子供達はトビ主さんのお子さんに対して憧れているのだと思います。

これは日本に住み続けている限り続きますのでトビ主さんがお子さんに説明してあげるしかありません。

最後にレス11さんはちょっと偏見的だと思います。

レス１０さん、
＞例えばカナダでは外国人といいませんよね、日本人、アメリカ、イギリス、フレンチ、イタリアンとちゃんと国を識別してます。また自分や相手の母国を尊重しているのもカナダです。そういう環境で育つ子供達は幸せだなと思います。移民の国だからそうなのだと思いますが、カナダだけでなく、アメリカやイギリス、フランスも同じような環境です。日本はどうしても島国だから人種偏見的な態度になるのではないでしょうか。

イギリスやフランスも自分や相手の母国を尊重しているかは知りませんが、ヨーロッパ出身の夫は、「ヨーロッパなんて、白人同士で差別し合っている。」とか「イギリス人は、白人の中でも自分達が上と思っている。」等言っていますよ。イギリスもフランスも結構、移民に対して人種差別が酷いのを知りませんか？
旅行でしか行った事がなければ、観光客はお金を落としてくれる、有り難いお客様でしかありませんから、人種差別を経験する事は少ないでしょう。

↑
レス14さんに同意します。
白人同士でも差別しています。
英国人→フランス、ドイツ、→イタリア、スペイン→東ヨーロッパ、ロシア
だいたいこんな感じになってると思います。

友達がオーストラリアに旅行で行き、その時は観光客だったのでお金を落としてくれるから差別はされず、その後オーストラリアを気にいった友人が住む事にしたら手のひらを返したように差別されたと言ってました。

私自身、ハーフです。見た目では分かりにくいタイプのようですが、それなりに悩む事もありました。

自分の経験で言うと、他人がどう考えるかというよりも、親が自分をどう見ているかのほうが悩みの種でした。
私の両親は自分に「日本人」で居て欲しかったようです。日本では、周りの人もそうでしたが。
でも、結局は人のためだけに生きるわけにもいきませんし、大なり小なり環境の異なるカナダに溶け込もうとすれば、
たとえ純日本人であっても「日本人」を貫くなんて、なかなかできない事のように思います。
そういう子供にって、トピ主さんのように個を大事にするという考えのある親御さんが居る事は、とても素晴らしいなと思いました。

カナダでも、日本でも、他の国でも、度合いの違いこそあれ、差別はないわけではありません。また人種だけが問題でもありません。
例えば男女差別も消えて無くなったわけではないし、年齢やセクシュアリティや体型や障害や宗教や…色々ありますよね。
でも、そういう枠組みに縛られる事なく、その人そのものを見てくれる存在が、その人間にとっては一番重要なんだと思います。

うちの子は小４まで日本にいました。町で会うおじさんにいきなり指を刺されて「外人か？」と聞かれたり、クラスでも「ガイジン」と言われたこともありました。神奈川県です。こどもに「ガイジンって何？」と聞かれたときは、ネガティブなイメージを与えたくなかったので「悪い意味ではなく、日本では見た目が日本人でない人を外人と呼ぶのよ」とさらっと流しました。
これをもし「それは大変、差別を受けているのよ！あなたは日本国籍を持っているのに」と私が過剰反応をしてしまったら、「ガイジン」と呼ばれる度に傷付く子どもになっていたでしょう。しかし、中学になったら子どものおとなしい性格からしてもいじめられるだろうと思っていたので、カナダに引っ越してきました。
もし、以前日本であったように先生が「お前はガイジンだからけがれている」と言うような先生からの発言があったとしたら、私は強く抗議したと思います。

＞日本では外から来た人ならまとめて「外国人」ですが、その外国人にとってみたらとっても失礼な呼び方のようです。外国人ではなくカナダ人と言ってほしいというのです。

上のようなことをいう人、ホントに疲れます。面倒なので細かい理由は書きませんが、「カナダ人が言ったことがすべて正解」みたいに思っている人。

難しい問題ですね。外人って、言うなれば「よそ者」って事ですからね。
多くの親御さんは、たぶんRes17さんのように、ネガティブでない事として流すのだと思います。それが一番波風がたちませんから。
見た目で判断できない家族の場合（アジア人同士など）、ハーフである事すら隠して育てる家族もいまだにいるくらいですからね。
でも、もし世間が変わるとしたら、たとえモンスターペアレントなどと揶揄されても、ちゃんと問題提起をする人のおかげなんでしょうね。

１日で沢山のレスポンスありがとうございます。全てのレスを数回ずつ読ませて頂きました。アドバイスの仕方として参考になるもの、考えさせられるものなど、大変勉強になりました。

子供が困った時・助けが必要な時、助ける・サポートする努力はしてきましたが、「子供の立場」で考えることを忘れていました。今回の悩みはタイトル通りの事ですが、私は純日本人、子供はハーフであり、私には経験した事ない気持ち・経験を子供達はしていると思います。そうはわかっていても、具体的にはわからない・理解できないのが現実です。その為、私は子供との会話には力を入れています。といっても、「今日は休み時間は何をした？誰と遊んだ？」「給食は全部食べれた？」など当たり前の会話ですが、時々、子供の方から悩みなどを打ち明けてくれます。今回の件もそんな流れで話てくれました。

子供自身も「私は日本人とカナダ人だから、英語も日本語も勉強するんだよね。」と理解しています。
どなたかたのレスにもありましたように、そう言ってくるクラスメートも深い意図はなく、私の子供自身も深く悩んでいるというわけではありません。
しかし、この先、また同じような疑問・悩みを持つこともあると思います。今回、ここで相談させて頂き、頂いたコメントを生かして行きたいと思います。今度、子供とこの件についてよく話をしてみようと思います。
国籍よりも、個性を大事にし、世界どこでも堂々と自分に自信をもっていられる人になって欲しいという願いを持ちながら、サポートしていきたいと思います。

改めまして、レスをくださいました皆さん、ありがとうございました。