http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120613/trl12061311470000-n1.htm
「茶のしずく石けん」の旧製品を使って重い小麦アレルギーを発症したとして、女性ら17人が販売会社の悠香(福岡県大野城市)など3社に計2億5500万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が鹿児島地裁であり、原告の女性2人が「責任を認め補償してほしい」と意見陳述した。
悠香など3社は請求棄却を求めた。
女性は「発症すれば目は殴られたように腫れ上がり、体はぼこぼこになる」と症状を説明。
「裸になって畳に体をこすり付け、かゆみに耐えながら、死ぬかもしれないという恐怖におびえる。それが想像できますか」と涙を流して訴えた。
原告側は、旧製品に含まれていた小麦由来成分が皮膚などから体内に入りアレルギーを発症したと主張。
小麦を含む食品を食べたことで、呼吸困難や意識を失うなどし、日常生活が困難になったとしている。