先日子供の学校で地震の避難訓練がありました。

外で父兄の方と話していたのですが、
「地震なんて起こらない」
「なんで机の下に隠れるの？」
「非常用バッグなんて何をいれるの？」
「非常用バッグなんて持ってないわよ」

私は地震について一所懸命説明したのですが、
最後はなんだか「なに熱くなってんの？」みたいになってしまいました。
地震のことを知らない人は、やはりこんな風に考えてるのかな。

避難訓練もなんだかのんびりしてたし、
少し心配になってしまいました。

私は非常用バッグは自宅と車に用意しています。
あとは２回目の持ち出し用のものを車に。

このようなことがあって、
私は改めて気持ちが引き締まりました。
もう一度、子供とちゃんと話し合っておこうと思いました。

バンクーバーアイランドの西側にある太平洋プレートと北アメリカプレートがぶつかり合っているので、いつ大きな地震が起きてもおかしくないですよ。

マグニチュード8ぐらいの地震が起こった場合、バンクーバーアイランドに住んでいる人達、ウエストエンドの古い木造アパートに住んでいる人達、リッチモンドやデルタなど地盤が軟らかい地域に住んでいる人達はタイヘンになります。

私も、阪神大震災が起こるまでは、避難訓練ふざけてたからなぁ。避難訓練なんてやっても無駄って言う人の気持ちもわかります。
なかなか身近で起こらないと実感わきませんよ。

カナダも日本のようには準備をしていないので、物資がすぐに届くとは思えませんし、すぐに対策本部を配置して避難所を決めてとはいかないでしょうね。自力でしばらくは生きていけるようにしっかりと用意していますが、家にいるときに災害に合うとは限らないので役にたつかどうか。

とはいえ、犠牲を無駄にしないためにも、避難訓練や非常用品などの準備の必要性をわかってもらいたいですね。
日本であった実際にあった例などを話してあげるといいと思います。