日本では人々は、放射性物資を全国に拡散してしまえば問題はなくなってしまうのではないかと思い違いをしているようです。
質問:
では放射性廃棄物が2014年まで継続して焼却されるとするなら、アメリカや世界の他の地域に対してどのような影響があるのでしょうか?
回答:
最近の科学的調査では、福島の放射性物質のうち20%は日本国内に止まり、78%が太平洋に流出するとしています。福島からの風は太平洋に向かって吹いています。もし風向が逆であれば、高い放射能で日本はそれこそ分断され、日本という国は機能しなくなっていたことでしょう。78%の放射性物質は太平洋に流れています。放射性物資は海の食物連鎖に入り、数年でマグロ、サケ、カマスのような食物連鎖の頂点にいる捕食魚類に蓄積されるでしょう。
では、残りの2%の放射性物質はどこに行ったのでしょうか?ほとんどが北アメリカの カスケード山脈の地域に流れたと思います。
(※カスケード山脈とは、カナダのブリティッシュコロンビア州からワシントン州、オレゴン州、そして北カリフォルニアまでの地域である)
すでにオレゴン州、ポートランドやバンクーバーなどで通常よりも高い値の放射能が検出されています。2011年4月にはワシントン州のシアトルでプルトニウムが検出されているので、すでにこの地域の人々は被爆していると思ってよいでしょう。
放射性物質は北米西海岸全域に拡散しているため、だれが福島の放射能に被爆しているのか特定することはできません。だが、日本や太平洋に流れなかった放射性物質の大半はカスケード山脈の地帯にやって来ているので、これからガンは増加するはずです。
質問:
あなたの言うカスケード山脈とは、カナダのブリティッシュコロンビア州からワシントン州、オレゴン州、そして北カリフォルニアまでの地域のことですか?
回答:
そうです。最近カリフォルニアの松かさを調査したレポートを読んだのですが、すでに松かさからセシウム134と137が検出されています。
もちろん汚染は、日本で見られるレベルには及びません。しかし、どんな量の放射性物質でもガンの原因になります。私は福島の放射能漏れが原因で、これから20年から30年の間に、日本では100万人くらいがガンになると思います。
http://ytaka2011.blog105.fc2.com/ より抜粋