日本で入籍し、何年か前にカナダに来ました。主人も日本人、カナダ生まれの子供が１人います。夫婦は移民、子供はカナダ市民です。
夫婦関係が悪化し、離婚（夫婦同意しています）を考えていますが、子供がいる為、悩み続けています。友人がセパレーションアグリーメントに夫婦がサインすれば、離婚ほど手間もお金もかからないし、子供にもいいと教えてくれましたが、日本で入籍した夫婦にも適用されますか？
また、もし、離婚するとしたら、日本入籍の夫婦もカナディアンがする段取りをするのでしょうか？知っている方がいましたら、是非、教えてください。

日本で入籍したのなら、離婚届を役所に提出するだけで離婚成立です。
カナダで結婚した場合は離婚の際に１年の別居期間必要がなのでセパレーションアグリーメントにサインをしますが、日本で結婚したのならカナダのルールは関係ないでしょう。 　

お返事、ありがとうございます。離婚届提出で、離婚が成立するとして、その後の財産分与や、養育権については、カナダに住んでいる限りは、日本人同士でも、カナダの法律が適用しますよね？主人とは、２人での話し合いで上手くいきそうもありません。そういう場合は、やはり、弁護士を通じて、解決したほうが良いでしょうか。カナダの法律だと、母親に有利（夫婦双方に過失なしなら）と聞きましたが、本当でしょうか？ 　

”カナダの法律だと母親に有利”と言うのは養育権のことですか？ 　

ご質問をありがとうございます。養育権を争うときに、たとえ、母親のほうが収入が低くても、有利なことが多いと聞きました。それと、経済力よりも、普段、主に子供の世話をしているほうが、当然、有利だとか、でも、それも双方の弁護士次第なんでしょうね。 　

養育権を争う場合法廷が考慮に入れるのは唯一子供にとって一番いいのは何かということです。（Ｂｅｓｔ　Ｉｎｔｅｒｅｓｔ　ｏｆ　ｔｈｅ　Ｃｈｉｌｄ）例えば子供がまだ幼い場合、母乳で育てていたりすると確かに母親がいなければどうしようもないですから母親に有利になりますよね。”ｔｅｎｄｅｒ　ａｇｅ”　といいます。収入よりも親戚や周りからどれぐらいのサポートがもらえるか、ライフスタイル等さまざまな要素がありますから一概にどっちが有利かなんて言えないです。あなたが専業主婦でご主人がお仕事をなさっているのならあなたが子供をひきとって養育費をもらって当然でしょう。あなたがお子さんを生んで仕事をあきらめたのなら今の生活水準を保証してもらうのは当然です。ただ何年間結婚していたかによって今後何年間生活費、養育費をもらえるか違いがでてきますよ。お住まいの州での典型的な判決を調べるといいですよ。ただひとつ言えるのは法律は弱い立場の人を守るためにありますから弱い立場の方が有利です。 　

追加です。上でトロントさんが（日本で結婚したのならカナダのルールは関係ないでしょう）と書かれていますがカナダで離婚してこれからも今お住まいの州に特にお子さんと住まれるのであれば今お住まいの州の法律が適応されます。カナダで生まれたお子さんですからカナダ国はその子の権利を守る義務があるからです。これから離婚すると合意に達しているのならセパレーションアグリーメントは当事者二人の権利を守るために有効なものだと私は信じます。別居を始める前に交わしておくことをお勧めします。最終的な離婚の書類の基盤になるものですからけして軽く考えずに納得できなければサインしてはいけません。
　

貴重なアドバイスをありがとうございます。一度、無料相談でも出来る弁護士に州のケースを聞いてみようと思います。主人は、自分のほうが貯金があるし、日本にいる自分の親や、親戚のほうが、何かあった際に、子供の面倒を見てくれるという条件もあるので、自分が有利と自信を持っています。でも、弱者ということなら、私のほうがそれにあたるかと思います。私は、離婚するならば、いい収入の仕事を見つけなければと思っていましたが、一概にそうではないですね。あと、セパレーションアグリーメントが適用できるのなら、お互いに１年かけて、考えることも出来ますよね。子供のことを考えると、本当に離婚していいのか、今だに迷います。カナダ式に１年かければ、お互いにもう少し、納得のいく決断が出来るかも知れません。 　

書き込みがしばらくなかったので気になってました。ご主人は日本にいる親や親戚が面倒を見てくれるから自分に有利とお考えだそうですがカナダで離婚し、養育権を争うことになれば日本にいる親戚はノーカウントです。アルバータは最低１年間の別居を証明しないと離婚できないんですか？基本的にはセパレーションアグリーメントは離婚を前提に作成するものですが当然当事者同士が合意すれば後にまた同居することもありえますよね。貯金のことですが結婚してから貯めたお金はどちらが稼いだかにかかわらず財産分与の対象になりますから（多くの州でこの法律が適応されています）あなたにも半分取る権利があります。結婚前からの貯金、贈与はこれに該当しませんがもし二人のジョイントアカウントに入金されていればどういう意図でその口座にいれたかが争点となります。離婚は結婚よりもはるかにエネルギーがいりますが人生は早くやりなおしにかかった方が残りの人生がたくさんありますよね。いずれにせよ後悔のないよう、頑張ってください。親の離婚が子供に与える影響は子供の年齢によって大きく違います。お子さんはおいくつですか？ 　

子供は、４歳です。かなり、ママっ子ですが、でも、もちろん、パパも好きです。そして、子供も少し、私たちの関係の悪さを察していてるんだなと感じることがあります。大人同士の問題なので、子供には分からないようにしてあげたいとは思うものの、実際は、上手くいきません。世の中には、子供のために、仮面夫婦を続けていくなんていう夫婦もいるようですが、自分が幸せでないのに、子供に全力の愛情が注げられるものかと不思議です。
セパレーションアグリーメントは、離婚を前提に作成するものですが当然当事者同士が合意すれば後にまた同居することもありえるという意味では、これに同意して、お互いに考えてみて、それでも駄目なら、もう、仕方が無い、やはり、離婚だ、ってことに出来ますね。
なにか、迷うを拭い去るために段階を経るような感じですが、今は、これがいい方法のように思えます。まだこのアグリーメントのことは、主人に話していませんが、もう少し、自分自身が詳しく分かれば、話をしてみようかと思います。 　

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