[ 上記皆さんのご意見を拝見して ]!
かなり混戦状態の様に感じます。
当方もここカナダで長年建築の経験もあり日本の建築士でもあります。
昨年はオリンピック村の建設に携っていました。
解り安くお話しすれば、比較的安定した地区か、そうでない地域で大きく意見が分かれて来るかと思います。
初期の頃、ここウエストヴァンクーバーで古いカァテージを(小さな別荘 )25年前に増築を加えました。(この時点で築75年物)
( 関心のある方には現地もご紹介できますし、当時原型の写真もります)
今回更に新しいオーナーがモダンな増築をし今後50年70年は修理は考えなくてもよさそうに感じています。「将来築150年物に」
専門家として、気いなる注意のポイントは矢張り、まず安全性の面だと思います。
あらゆる情報から「本人が大丈夫と判断され、購入」されてもインスペクターの知識にも量り知れない面がある様にも感じています。
長年その土地でその道に通じている専門家の知識が最良かとも!
なぜなら、同じインスペクターでもカナダの東部(イースト)から、又、プレリー3州からは建築工法、常識、基本規制も多少異なります。
特に、古い建築物ですと今とは建築費、職人層の質も大きく異なるのではないでしょうか!
例:築60年ものと築20年ものと比較してチムニー(ブリック煙突)にしても既にモルタルの破損が激しく、予想される地震が来れば2階の寝室は天井を抜け( 紙のセッコボード )危険が考えられます。(重大課題)
又、建物のコンクリート基礎も地震に関係し、外部からの浸水関係、又、建物内部の湿気工事の関係も規制道理の地下の工事でも冬場の室内と壁内の結露に大きく影響するかと予想されます。参考に :
http://www.homes3000.ca/technical_aspect/inspection_system.html
特に壁内、天井、床下の断熱材の質が気になります。( プロビルダーとしての経験者ならば外部からでも判断可能 )
より綿密に説明すれば、同じカナダの法律に沿つた建築物でも、職人さんの知識、常識のクオリテー(良心的、or X X )により建築物の耐久性、安全性などに疑問が残ります!
又、日本からの方の常識、北米の建築の常識システムの違い( 時には正反対 )
又、良いか(投資物件)どうかはこれら上記以外にキッチン、洗面所の工事費は安くない点。後はどの家も建築費はあまり変わらない点。
基本的な参考ポイントとして: 北米の住まいは!「 日本の常識と異なる点 」
#1 屋根さえ定期的に葺き替えをしておれば築が70年100年余り修理費無用(電気、配管工事は必20〜30年毎に)
#2 平均的施主が小まめに手を加えて居る家は耐久性が長い( 1年毎の雨どいのチェック、外部のメインテナンスなど)
#3 ご存知と思われる点で、北米の常識としての「 Home 」の考え方は投資としての重きであり、貯蓄には限界あり!投資としての魅力ある買い物は、日本のそれとは比較にならないと思われる。車の様に買いやすく売りやすい「大きな買い物」。
( もし、これら質問以外、又、疑問点がお有りですと(無料)気楽に質問して下さい。 三好 Apr/16/2010