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No.16100
障害児の将来は日本又はカナダのどちらが良いでしょうか?
by 悩める母 from 無回答 2009/10/03 22:41:29

不治の病の息子を育てています。

病気を詳しく書くと長くなってしまうので省略しますが、病気というか障害と認識した方が良いのかもしれません。
内部障害ですので、外見からは分かりませんが、体力が続かないので、小学校では運動のみ禁止というドクターの指示が出ています。

治療法が出来たのが、20年位前ですので、現在生存されている方でも20代くらいで、正直、どれくらい生きられるのか分かりません。

例えば、あと10年の寿命と言われれば、あまり無理をさせず、好きなことだけをして過ごさせてあげたいです。

でも、将来医学の進歩で、運動やストレスさえなければ、健康な方と同じくらいの寿命になれるかもしれないと願っています。
それを信じたいこともあり、今は普通の子と同じように厳しくと言ったら変ですが、我慢しなければいけないことや自分の思い通りにならないことなどもあるとか、「常識」みたいなことを教えているつもりです。

息子が小さい頃は、「将来は無理をせず、仕事などもしなくて良い」と考えていましたが、ここまで育ってくれたので、「成人できる頃に、ハードでなければ仕事もできるかもしれない」と思うようになってきました。

日本で、同じような病気を持った方のライフスタイルをお聞きする機会がありました。 例えば、市役所の障害枠で採用されていたり、エンジニアなど、自分の体調と相談しながら自宅で仕事をしていたり、とても参考になりました。

そこで、カナダでの「障害者の生き方」みたいな情報を得たいと思うのですが、ご自身や同僚で体に負担のかからない業務をされている方がいましたら、是非詳しく教えていただけませんでしょうか?

失礼な表現ですが、「無理をせず生計を立てられる職業」というと、皆さんはどんなものを思いつきますか?

私の印象ですが、日本よりカナダで働いたほうが、障害者にも優しい社会で伸び伸び出来るように思います。 もし、大きな企業や団体に属すことが出来たら、体調が悪いとか、急な手術とかでも長期に休めて、職を失わないような気もします。

将来の夢は「パイロット」なんてかわいい事を言っている息子ですが、ゆっくりと話し合って理解させてあげたいので、もし、情報をお持ちでしたらよろしくお願いします。

Res.1 by koko from 日本 2009/10/04 01:18:10

日本にいます。カナダでの生活はありませんので、比べることも出来ませんが、日本での状況ですと、障害を持つ方にはあまり条件は良くないのではないでしょうか。障害者自立支援法も条件が悪く改定され、ドンドン障害の方には条件が悪くなっているようです。賃金や、福祉もほんのわずかです。カナダでの福祉はどのようなものかわかりませんが、カナダで生活さえたほうが良いような気がします。社会での環境も障害の方々には、日本では残念ながら決して優しいとは思えません。大変な状況のお子さんの将来はご心配でしょう。お子さんを含めご家族が幸せにお過ごしできるようお祈りしています。  
Res.2 by 無回答 from 無回答 2009/10/04 07:55:47

小学校で普通に障害児が受けいれられて生活している様に、こちらでは社会でも、障害者への差別は少ない様に思えます。
そして弱者にも優しい国の様にも思えます。
日本では、障害者も成人すると家族がお世話する事になるのではないでしたっけ?でも、こちらでは、沢山のサポートが受けられますよね。
うちにも障害児がいますが、日本での生活はありえないと思っています。
 
Res.3 by 無回答 from バンクーバー 2009/10/04 11:23:48

市役所でジムをしています(カナダ)。

同僚にも障害のある人が何人かいます。障害者枠という採用の仕方はこちらではありません。あくまでも平等ですが、障害者もマイノリティーと考えられ、多少は採用されやすくなっていると思います。

職種はいろいろあります。デスクワーク(事務員)で採用された人が外勤になるようなことはありません。

市役所とか、州政府など、公務員関係を強くお勧めします。
理由は、福利厚生がしっかりしていること。
体調不良で仕事を休みがちになる時期があったとしても、解雇される心配をしないで住むこと。
体調が悪くなった際、フルタイムからパートタイムへの移行やジョブシェアなど、「仕事を続けるためのサポート・システム」があること。
働けなくなった時に、CPP以外の障害者年金ももらえること。

障害があっても、成人して普通の生活を送ることができるだけの教育と躾を身につけさせてあげて欲しいです。
将来は未知数ですよね。  
Res.4 by 悩める母 from 無回答 2009/10/05 05:05:43

皆さんありがとうございます。

RES1さん、ありがとうございます。

日本は法改正で障害者に不利になっていると聞きました。 今後も更に悪くなるかもしれませんね。

成人後の政府からの援助受けられるは日本もカナダも同じくらいだと思います。(年間100万円くらい)
住まいさえ残してあげて贅沢をしなければ食べることには困らないので、恵まれた国のシティズンを持っていることをこの子のことがきっかけで痛感しました。

RES2さん、障害児を育てていらっしゃるんですね。やはりカナダの方が快適でしょうか?

カナダの方が障害者や体力の無さそうな方が多くいるように思いますが、日本は、そういう方は外出していないだけなのでしょうかね??

息子は今のところ普通の生活をしていますが、万一、寝たきりなどになった場合、やはり日本よりはカナダの方がサービスを受けやすいのかなと思います。

ただ、日本では「障害者手帳」があり、公共施設へほぼ無料で入れ、地下鉄が無料、新幹線の優遇だとか、仕事をする体力が無くなってしまった場合にも「趣味を楽しむ」ようなことがしやすいように思いました。 息子は美術館や水族館等が好きなので・・・

RES3さん、現場をご存知の方の情報ありがたいです。

やはり公務員は魅力的ですね。
図書館や市役所で接客されている方の仕事でしたら息子の体力でも十分に出来る仕事だと思いました(私達の見えないところで、すごく思い荷物を運んだりすることなどがあったら別ですが・・・) 息子も図書館の仕事に興味があるようで、ライブラリアンに話しかけたりしています。

現場をご存知なようなので、少しお聞きしたいのですが、日本の公務員より、カナダの方が解雇されやすいと感じますが、実際どうでしょうか?

身内で州政府に勤めていて、いつも「今度こそ解雇される〜」と言いながら、結局、ずっと続いているのですが・・・ 冗談なんですかね?

あと、その同僚は鬱病で、職場を3年も離れて休んでいて復職したそうで・・・ 解雇されやすいのは噂だけ?? と思ってしまいます。

また、別の知り合いはPOST OFFICE に勤めていたのですが、先日、簡単に解雇されてしまいました。

やはり、体の弱い方も多く働いている公務員は魅力的ですね。 同じような境遇の方を見つけられたら息子も心強くなると思います。

そして、もし働けなくなった時に、CPP以外の障害者年金等があると、結婚なども夢じゃなくなると思います。

私も、こうやって、いろいろ将来のことを前向きに考えるだけで気持ちが明るくなり、楽しく過ごせそうです。
 
Res.5 by 無回答 from 無回答 2009/10/05 06:14:49

親戚が日本国内で車椅子生活を送っています。

トピ主さんのお子様が車椅子を使っていらっしゃるのかわかりませんが、
バンクーバーに住んでいた当初、電動車椅子で学校に一人でいっている人、電車に乗っている人、町を散歩?している人が多くて驚きました。
学校だと車椅子の人でもドアがあけられるように車椅子の人にもちょうどいい高さにドアの開閉ボタンがあったり、公共の施設なら段差がないのは当然、障害者にも配慮した設計だし、電車やバスの乗り降りはみんなで協力したり、カナダ社会は日本社会より障害者に優しい印象を持ちました。私の親戚もそうですが、日本社会だと障害のある人は、設備やまわりの目を気にするなどの理由からあまり外に出たがらないと思うのですがバンクーバーでは電車でも学校でも一人で出歩く障害者をよく見かけました。障害者だっていきいきしていました。

職業のことはわかりかねますが息子さんの明るい未来を祈っております!  
Res.6 by トロ from 無回答 2009/10/05 07:42:15

私の友達は脳性麻痺ですが、弁護士として働いています。
国からの補助もしっかりしていて、今は可愛い婚約者と一緒に生活をしていますよ。
 
Res.7 by 無回答 from バンクーバー 2009/10/05 08:40:08

トピずれかもしれませんがカナダの公務員はユニオンなのでそう簡単に解雇はされません。
どうしてこんな人が?って人でも中々解雇されないので困る位です。

重いものが運べないなら図書館だと本を運んだりして大変なのでは?
とは言え、本専用もカートを使うから大丈夫かな?
ライブラリアンとも仲良くされているようならその辺も今から聞いておいてもいいと思います。  
Res.8 by 無回答 from バンクーバー 2009/10/05 09:50:50

↑トピずれですが、ライブラリアンは本を運んだりはしないと思いますよ。シェルフ係などは、仕事的にはまったく別枠で採用されていたはずです。ライブラリアンは、リサーチヘルプなどの、頭脳作業が主でしょう。  
Res.9 by 無回答 from バンクーバー 2009/10/05 12:54:54

レス7です。すみません、うちの近所の図書館は小さいので見ていると皆さん全てをこなしている様なので大変そうだなと思っていたもので。
大きいところだと別々で雇ったりもするんですね。  
Res.10 by 無回答 from バンクーバー 2009/10/05 19:41:29

日本でも障害の方が役所で沢山の方が働いていらっしゃるのをみました。日本も変わって来てますよ。  
Res.11 by 無回答 from バンクーバー 2009/10/05 22:09:47

役所関係ですが、私の友人も実際に働いていますがやはり下っ端から切られやすいと言ってました。別の知り合いも解雇はいつでもありえないことではない、と言ってますが同時に「何の仕事をしてるのか?」と思われる仕事のできない人も居残っているようなので
どういう人が解雇されるのかははっきりとはわかりません。

もっともわかりやすいのはガバメントが予算をカットした部門が廃止されそれに伴った人員削減、なんでしょうか。

トピ主さんのお子さんがマイノリティーかディスアビリティーの特別枠採用とかだったら解雇対象としては他の人より優遇されることもあるかもしれませんね(実際のことは存じ上げませんが)。  
Res.12 by 悩める母 from 無回答 2009/10/07 11:42:56

皆さんありがとうございます。

コメントを書いたり読んだりしているうちに、自分の中では「カナダでの公務員」が良い選択肢だと思うのですが、やはり解雇の多さ(マイノリティ枠が優遇されれば良いですけど)、国籍選択が気になっています。

「無理をせず働ける職業」というと沢山あるのでしょうが、「万一働けなくなった時」を考えると絞られてしまいますね。

上の方の意見の「弁護士」はカナダでは良いと思います。(日本ではなるのが難しいのに、特に今は就職先が無いようですから)
ただ、弁護士の知り合いもなく、日常生活で弁護士の業務を見る機会も無く、息子が興味を持つことが出来ていません。

ライブラリアンの件ですが、カナダでしたら、もし重労働なことがあったら「私は体が弱いので」と断って良いような気がしませんが?
日本で内部障害の方の悩みで多かったのは「外見は健常者」と変わらないことでした。 重労働を断ると「同じ給料をもらっているのに怠けている」と思われ険悪になるそうです。 
 そういった点でも、カナダでは生きやすいように感じています。

また、政府、役所関係で、私達の目につかないところではどんな職務があるのでしょうか?  
皆さんは、学校選びから、求職まで、モチベーションを高めていくのでしょうか?
コネクションもありませんので未知の世界です。

息子の就職はまだまだ先のことですが、今から考えておきたいので、どんな小さなことでも構いませんのでアドバイスをよろしくお願い致します。 

 
Res.13 by 無回答 from バンクーバー 2009/10/07 13:36:27

日本とカナダの両方で勉強(そういった側面からの観察)して感じました。初めてカナダに来た時には日本的にいうとバリアフリー(accessible)が進んでいて感動しました。また障害者もたくさん外に出ていて、カナダは差別がないんだ!と思ったものです。

しかしカナダに住んで初めて分かって来たのですが、差別はカナダの方が大きいです。仕事が出来る程度ならカナダも日本もそれなりにいい暮らしは出来るでしょう。でも仕事が出来ないなら、どちらも制約は大きいです。カナダの場合障害者年金(日本でいう)は$800/Mで、公的アパートなどに住む場合は収入の30%の家賃を払わなければなりません。$800から30%で$240/Mですね。
日本の場合は障害の種類(程度)によって年金額は変わりますが、30%の家賃ということはありません。住む場所に困まれば無料、もしくは無料に近い金額で提供してもらえます。またカクフク(福祉更生医療)で医療費や歯科治療も無料になります。障害者手帳一つで全てのサービス(もちろん対象になるものに対しては)が受けられますが、カナダではサービス一つ一つにアプライしなければなりません。その都度ドクターから診断書なるものを書いてもらわなければなりません。
日本で障害者の法律が変わり、不利になったと言われますが、それは今までがよかったからです。いくらサービスが下がったといっても日本以上によいサービスをしてくれるところがあるかというと、北欧を除いてはありません。
カナダで重度障害者が病気で入院しても他の患者と同様、すぐに退院させられます。日本だとこの状態で退院させると自宅で家族や介護者(ヘルパーなど)が対応できるか?ということが考慮され、過保護に近いくらい面倒を見てくれます。悪くいえば、本人がお願いすればより長く病院においてくれます。ある程度のQOLのために外出介助やそういったサービスも受けられます。カナダは公費でそれは出してくれません。シーソープラグラムで24時間ケアギバーと暮らしている人以外は。
働ける程度ならどちらも有利/不利はあるでしょう。日本でも公務員なら解雇はされませんし(障害者枠はカナダよりも手に入れやすいです)いい企業に就職すればそれなりに福利厚生はしっかりしています。日本も大企業などは従業員数の何%以上は障害者を雇わなければならないという法律がありますので、能力があればいいお給料ももらえます。実態は能力ある障害者を見つけられない会社は障害者を雇う替わりにたくさんの税金(ある意味罰金)を払ったり、企業イメージをあげるために最低のお給料で何もできない人を見せかけで雇っている会社もあります。雇った場合には国からお給料にほ助をもらえるし、企業イメージがよくなりますから。
日本も総合学習でそういったことを学び、子どものころから差別しないこと、総合教育、統合教育を学びますので、社会へ浸透はしてきています。目に見えて大きくは変わりませんが、明らかに10年前、20年前よりは暮らしやすくなっていますよ。
カナダは一見差別が無いようですが、実は奥深い差別は日本以上です。カナダ人の障害者の友人たちがそうです。働いている知人、働けない知人、友人がたくさんいますが、日本の知人たちの方がいい生活(メリハリがあるという意味)をしています。

これはあくまでも私の知っている限りなので、必ずもそうではないことを断っておきます。
 
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