私も色々と自分でリサーチしたのですが、様々な論文をよんでも、現在のところ1)最もポピュラーな方法は "One Parent, One Language" (OPOL) 2)二番目にポピュラーなのは"minority language at home" -- using the minority language exclusively within the family with the idea that the child will learn the majority language by living in the country. 3)でも実際は、子供の個人差を考慮した上でどの方法が一番効果的だとか、子供の混乱が少ないとかいうことを断定できるほどのの被験者を使った学術的研究がなされていないので、科学的に「どの方法が一番よい」とはいえない。
みなさんのご意見、すごく参考になります。子供には「日本語恥ずかしい」は言って欲しくないですね。私も以前、だんなさんの転勤でカナダに来て間もない親子と幼稚園でお会いした時に、お母さんは日本語に飢えていて私と長話をしていたんですが、子供は周りを気にしながら「お母さん、早く教室に行こうよ」とボソッと言って、私がその子に何を日本語で話しかけても無視されました。その子のお友達は私が日本語なことも気にせず、「hello? she(私) is talking to you?」と英語で心配していたのに、その子はまだ英語が分からず、周りは気にしていないというのが伝わらなかったと思うと残念です。多数派に従う日本で育った子供だから、日本語は少数だと見抜いてそういう態度を取ったのかと思いましたが、こちらで育った子でもあるんですね。
たとえば、数字で100まで4ヶ国語で言えるとか、そんなのはできるようになれるでしょう、たった一人だけの努力で。ただ、言葉というのは、文化が背景になってますよね。
たとえば、知り合ったばかりの人のうちにおよばれしたので、ちょっとしたお菓子をもっていったとしましょう。で、『つまらないものですが。。。』というわけです。これを『This is something boring, but
...』といはいわないでしょ。これがもっと親しくなってくると言い回しが変わりますよね。『これ、おやつにいっしょに食べましょう』とか。こういうのをいろんな条件で実際体験しなければ、どの言葉が適しているか、というのは身につかないと思うのです。