基本的に、どの地区(公立高校)でも留学生の受け入れはしてます。
ざっと挙げて
*バンクーバー(
http://intered.vsb.bc.ca)
*ノースバンクーバー (www.nvsd44.bc.ca)
*デルタ(www.deltasd.bc.ca)
*コキットラム(www.sd43.bc.ca)
*バーナビー(www.sd41.bc.ca)
*ニューウエストミンスター(www.newwestschool.com)
*ラングレー(www.studyinlangley.com)
辺りが割りと都心に近いという意味では選択肢になってくるかと思います。
他にも、ウィスラーに近いスコワミッシュなどもありますが、過去にこちらの学校に行かれた生徒さんは、少し都心から離れていて、簡単にダウンタウンなどに出てくることは出来ないので、途中で学区を変えたこともあります。
お知り合いの方は、高校留学後日本の大学へ進学を希望ですか?あるいは、こちらの大学をお考えなのでしょうか?それによってもどこの地域やどのシステムが良いかは違ってくると思います。
こちらの大半は、『セメスター制』か『イヤー制』です。
日本人の場合、英語力がやはり『授業についていく』っていう面では最初は少し時間が掛かります。どこの学校も留学生用に『ESL』をもってますが、このESLが単位になる場合と、ならない場合と学校(学区)によって違います。英語力の部分で、やはり1年目はみな、かなり勉学に励む(大変)ですし、1年目はあまりアカデミックな科目は受けません。日本人が得意とする(仮にカナダ人に比べると)数学やソーシャルに加え、タイピングやギター、アートなど、割と英語力が影響しない科目を取る事が多いです。
ちなみに、現在のBC州の高校卒業単位は80単位です。その中に、決まった科目のプロビンシャル試験をパスする事も義務付けられています。セメスター制だと、半年で4科目を履修し1年を通して8科目。イヤー制だと、1年を通して同じ8科目を履修。1年に履修する科目は一緒ですが、セメスターの場合、前期・後期で試験が別れているため、仮に前期で1科目落としても、後期で履修する科目をもう一度(自分にとって履修し易い科目に)考え直す事で、後期で挽回しやすい、また4科目を集中して勉強するという点で、留学生のなかでこちらを選ぶ人も多いです。
あと、留学生の国籍の割合や、コミニティーの特徴なども学区を決める要因になってくるのではないでしょうか。
例えば、コキットラムですと、やはり韓国籍の割合が(移民・留学生含め)多いですし、ニューウエストミンスターですと、現在この学区には高校が1校しかないので、留学生の数が200〜300という事もあります。韓国人25〜30%、台湾・中国人20%の割合。
バンクーバー自体が、『移民の街』なので、実際カナダ人の生徒も地区によって『アジア系が多い』『インド系が多い』『白人(言い方がおかしいですが)が多い』というのもあります。
お知りあいのかたがどういった環境や将来性を考えているかでも、選択肢が違ってくるかとも思います。