★出産に関連する検査で、こちらの医師に質問があるのですが、下記の英語がわかりません。医学専門用語になるのか、辞書にものっていません。

専門の方で、もしこのトピを目にされたら、どうか教えていただけないでしょうか？日本の病院で使われていた英語でも、この中のいくつかだけでも結構です。よろしくお願いいたします。

１から６までは、妊娠初期の血液検査です。

１　不規則性抗体検査（赤ちゃんを強い黄疸から守るための検査？）

２　成人T細胞白血病（これは、HTLV-1抗体とかいてありますが、HTLVが何の略かわかりません。）

３　マイクロゾーム

４　トキソプラズマ

５　ヘモグロビン

６　ヘマトクリット

７　膣分泌物検査

８　S.Aurens　（これは、和訳がわかりません。）

９　B群連鎖球菌

１０　ガードネラ　バギナリス　

http://www.alc.co.jp/ で簡単な単語なら調べられます。３〜４はこちらで出ました）
あとは、Googleで「調べたい言葉　英語」で検索すると色々と見つかります。
こちらも参考に http://www.atom21.co.jp/okusama/maternitywordcheck.html

２　成人T細胞白血病（これは、HTLV-1抗体とかいてありますが、HTLVが何の略かわかりません。）
「成人T細胞白血病リンパ腫」といい、英語ではadult T-cell leukemia-lymphoma(ATL、ATLL)と表記
T細胞白血病が発生する、すなわち成人T細胞白血病リンパ腫が発生する原因は、今ではヒトT細胞白血病ウイルスI型(human T-cell leukemia virus type I、HTLV-I)の感染によるものだということが明らかになっています。
http://www.gamenews.ne.jp/yk/archives/2006/07/t.html

３　マイクロゾーム microsome antibody

４　トキソプラズマ toxoplasma

５　ヘモグロビン hemoglobin

６　ヘマトクリット hematocrit

７　膣分泌物検査 vaginal discharge

８　S. aurens　（最近のひとつかな）

９　B群連鎖球菌 Group B Streptococcus (GBS)

１０　ガードネラ　バギナリス　Gardnerella Vaginalis 細菌性腟症 　

8 の最近は細菌ね。 　

8番目のS.Aurens ですが、S.Aureusのスペルミスではないですか？

私もalcはよく使いますが、医学系のものを調べるときは京都大学のＬＳＤが便利です。

Ｓ．Ａｕｒｅｕｓ（Staphylococcus Aureus) は黄色ブドウ球菌だそうです。

http://lsd.pharm.kyoto-u.ac.jp/ja/service/weblsd/index.html 　

レス２です。
私は専門の方ではありませんが、１．の不規則性抗体検査はIrregular Antibody Screening Testといって、母体と胎児の血液型不適合を調べるテストではないでしょうか。 　

私も専門家じゃないんですが、レス２さんが上でおっしゃってますが

＞１．の不規則性抗体検査はIrregular Antibody Screening Testといって、母体と胎児の血液型不適合を調べるテストではないでしょうか。

ということですが、妊娠初期（母子手帳には１２週から１５週とかいてある）のテストにたしかに不規則性抗体検査、ありますね。

でもこの時期に、母体と胎児の血液型不適合を調べるというのは、どういうことなんでしょうか？母体と胎児の血液型が違うと、なにか問題があるのでしょうか？

　

妊娠中に不規則性抗体を調べるのは、母子間の血液型不適合のほかにも、妊婦さん自信が出産時に大量出血をしたりして輸血が必要になったときの為でもあります。

不規則というくらいなので規則性抗体というのもあるのですが、それがみなさんよく知っているABO式血液型の、抗A抗体、抗B抗体です。
A型の人は抗B抗体を、B型の人は抗A抗体を、O型の人は抗A,抗Bの両方を持っていますね。AB型の人はどちらも持っていません。

血液型にはABO以外にもたくさんの分類法があるのですが、どれも赤血球の表面にある抗原を表しています。A型の人はA抗原、B型の人はB抗原・・というように、D抗原（Rh式の抗原です）、M抗原、P抗原etc・・が赤血球の表面にあります。これは人それぞれ違います。

不規則性抗体は、それらの血液型抗原に対する抗体で、過去に輸血や出産をされた方が体の中に産生してしまうことがあります。
抗体をもっている人にその抗原がプラスの血液を輸血すると、「抗原抗体反応」が起こり、赤血球は壊されてしまいます。

次に妊娠に関してですが、一番問題となるのがRｈ式血液型の不適合です。これは母親がRhマイナスで、子どもがRhプラスだったときに起こるものです。
赤血球は大きいので胎盤を通過することはないのですが（後期になると徐々に通過するとも言われています）、出産時に胎盤が切れて赤ちゃんの血液が母体に入り込むと、母親に抗RhD抗体が産生されることがあります。（抗体が産生されるまで4週間とかそれくらいかかります。）
その抗体ができた状態で第2子を妊娠した場合、胎児がRhD抗原を持っていると、母親の抗体は胎盤を通過して胎児の赤血球を壊します。胎児は貧血になったり、ひどい場合は死産もあります。

ABO式での不適合はそれほどひどい反応を起こさないのであまり重要視されませんが、Rh式の反応は強く、Rhマイナスの妊婦さんは注意が必要ですが、今は抗体産生を防ぐ注射があります。 　

●不規則性抗体検査について

ママの血液中にある不規則性抗体が、胎盤を通ってベイビーに行くと、ベイビーの血液が壊され、強い黄疸が起こることがある。

また、流産の原因になることもある。

＠カナダでこの検査をやっているのかどうかは不明です。カナダでは妊娠初期の流産はベイビーに問題があることが多いから止めない、というスタンスですから。
↓
このへんのことご存知の方がいたら、解説よろしく。

ちなみに、日本では妊娠初期に出血があったら切迫流産を止めるのに注射を打つけどカナダでは打たない。いったいなんの注射を日本では打っているのか誰か教えて、という質問が別レスであったけど、まだ回答がないみたい。

私も知りたいわー。ここ、専門の人みてるみたいだし、誰か教えてー。ください。