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No.10025
カナダでもサブプライムローン問題で不動産の値段下がっているの?
by Mach55 from 日本 2007/11/15 21:39:30

カナダ、特にトロントや、バンクーバーにお住まいの皆さんに質問があります。

昔トロント・バンクーバーに住んでいた者ですが、アメリカ発のサブプライムローン問題で、カナダの土地・建物の値段もこれから下げ始めると思っているのですが、現状はどうですか?下げ始めていますか?
バンクーバーは2008年冬のオリンピックが終わるまで価格は上昇中なんでしょうか?
ご存知の方、教えてください。
よろしくお願いします。

Res.1 by 無回答 from 無回答 2007/11/15 21:46:53

経済に詳しくないのでごめんなさい。

カナダとアメリカのサブプライムローンの間にどんな関係があるんですか?
ちょっと気になりました。
サブプライムローンでの融資の対象は、アメリカ国内だけだと思っていたのですが、カナダにも同じような仕組みがあったんですか?

今のところ、トロントの不動産はあがり続けています。
去年一年間で、平均14%だったかな、不動産の価値があがったそうです。  
Res.2 by 無回答 from バンクーバー 2007/11/15 22:00:04

>サブプライムローンでの融資の対象は、アメリカ国内だけだと思っていたのですが

それだけだったら、損失額の試算はもっと簡単だと思います。アメリカ国内で今年頭くらい試算した損失額は、世界銀行のものを大きく下回る額です。サプライムの問題は、この融資を債権化し、小口に分けて投資信託として売り出していることです。これの投資信託を売り出すことで、金融機関は手数料などの利益を上げるのです。

つまり、金融機関の思惑は、サプライムの融資資金を投資信託を購入する顧客から調達するというものだったのです。

米国住宅が好景気の間は、このサプライムを盛り込んだ投資信託の価格は好調だったのですが、最近は値が付かないほど値崩れをおこしているそうです。つまり市場から調達する予定だった資金がコゲつき、金融機関の損失となっていくんです。最近、その損失額を各企業がじょじょに発表しています。

カナダでは外資系大手のHSBCが24億ドル引当金の大幅上積みを発表しています(引当金とは、将来の損失などを補填するため、帳簿上は負債として準備しておくお金です)。つまり、24億ドルの損失は覚悟しているということです。この種の動きは今度もっと増えていきます。サプライム問題の表面化はまだ3合目あたり、といわれています。あまりに小口化して投資に組み込んでいるため、全体的な損失の見極めが非常に難しいからです。

カナダの土地バブルは、投資対象として上がってきた価格です。投資先である原油、為替、株価がぶれてくれば、当然、その余波は土地にきます。

サプライム問題は、全世界を巻き込む問題で、処理を間違うと大恐慌させ引き起こしかねない、大変危険な問題です。  
Res.3 by 無回答 from 無回答 2007/11/15 22:21:10

res2さん

res1です。
詳しいご説明、ありがとうございました!
ぜんぜん問題を把握していませんでした、私。だめですね(汗)
res2さんの説明で、少し、おぼろげながら輪郭がつかめました。  
Res.4 by 無回答 from 無回答 2007/11/15 22:22:06

サブプライム問題が与える影響は金融機関だけと思いますが今のところ致命的なニュースは出てきませんね。 本業が好調で金融機関はカナダ企業のトップ10が多いですから。 先日のBC州失業率の予想は2010年まで毎年下がると言われ、これが本当であるならば不動産価格はまだ当分下がらない気配はあります。

カナダドル高は一気に冷え込みアメリカドルとパーであれば経済維持が可能の様ですが今のところなんとも言えないですね。

この時期になると不動産の下がるムードになるので買い時ですが、来年の春あたりが境目でしょう。






 
Res.5 by 無回答 from バンクーバー 2007/11/16 00:50:39

あの〜 2010年が冬のオリンピックなんですけど〜  
Res.6 by 無回答 from 無回答 2007/11/16 03:28:00

まぁ普通に調整はあるでしょうね、一直線にどこまでもってのはありえませんしね。  
Res.7 by 無回答 from バンクーバー 2007/11/17 15:11:34

そうそう、昨今、経済はあまりにグローバル化しちゃって、どこの国がどんな不景気になったって、うちは大丈夫っていうのはないでしょう。どこかで、繋がっているのです。  
Res.8 by 無回答 from 無回答 2007/11/17 16:03:30

カナダ人の約3分の1がSubprime Borrowerだと会計事務所に勤める友人が言っていました。彼はファイナンス関係の仕事もしている人です。Prime BorroweはPrime interest6.25%でLine of creditなどを組める人のことです。

0%ダウンが認められるなど、今カナダの状況もちょっと怖いと思います。金利が0.5%ほど上がるだけで、Subprime borrowerは支払能力がなくなって家を手放す羽目に陥るので・・・手堅く家計をやりくりして、生活している日本人にはあまり影響はないかもしれませんが、Line of creditなどの使い方を間違えるとすぐ破産するみたいです。

 
Res.9 by Mach55 from 無回答 2007/11/19 05:57:39

皆さん、書き込みありがとうございます。
カナダでもサブプライムローンの影響が近い将来に現実化してきそうですね。
でもアメリカが今の状態で、カナダドルも強いのでインフレには強い傾向がある事を考えると、
カナダの金利はそんなに高く上がらないから、カナダでのサブプライムローン者は
それほど苦しまずにローンを返していけるのでは?
中長期手に見れば、新興国の経済成長のために、資源国のカナダ経済はとても明るいと思います。

土地の値段はそれほど下がってなさそうですね。

それともこれから下落していくのだろうか??
でもカナダの人口は増え続けてますよね。。
それを考えるとまだまだ需要は高い??  
Res.10 by 無回答 from 無回答 2007/11/19 14:59:51

> カナダ人の約3分の1がSubprime Borrowerだと会計事務所に勤める友人が言っていました。

これはちょっと語弊がありますね。
先日の記事では50%近くがモーゲッジ無し、 50%がモーゲッジを組んでいるわけですがその中で25%ダウンペイメントを入れるのが大方で5%以下のダウンペイメントを組むファーストバイヤーはモーゲッジを組んでいる50%の中のほんの5%だそうです。
1/3と言う数字はおそらくファーストバイヤーの中の1/3で全体からすると非常に少ない割合になります。

全体の1/3だったら本当に大変なことです。
 
Res.11 by 無回答 from 無回答 2007/11/21 20:55:15

カナダ利下げ傾向に入った感じだと思うのですが、どうなんでしょう?
アメリカも数年リセッションに入りそうだし、もう1CAD$=120円以上になる事はなさそうですね。
残るは、中国バブルがはじけなければ、カナダの好景気は長く続く??  
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