この前バスに乗ったら学生たちが大声で歌ってましたが、まさかこんな事だったとは…。
http://www.cbc.ca/news/canada/british-columbia/story/2013/09/09/bc-ubc-frosh-rape-chant.html

あまり英語得意じゃないので、誰か分かりやすく説明してくれますか？

いや、レイプ事件じゃないでしょ、これは。
由緒あるUBCのインテリが集うSAUDERの毎年恒例、FROSHっていう言ってみれば新入生歓迎会がちょっとまずいことになったんじゃないかな。未成年との性行為などを肯定するような意味の言葉を公共の場でチャントしたり、そのことを口止めしたり。
今は誰かがすぐに動画をアップするからエリート学校の生徒たちがこんなバカをやってしまって問題になってるね。
でも同僚にSAUDER出身者いるけど昔はもっとすごかったって言ってたよ、どんな風にすごいのかは知らないけど。

上の方が言われるように、これはレイプ事件じゃないですよ。

ＵＢＣに新入生が入ってきたときに、伝統的に（２０年くらい前から）歌われてきたチャント（言葉に節をつけて詠唱する）の内容が、未成年の女の子をレイプするというような歌詞だったということです。

"Y-O-U-N-G at UBC, we like 'em young,
Y is for your sister,
O is for oh so tight,
U is for underage,
N is for no consent,
G is for go to jail."

下品もいいとこですが、これがＵＢＣの新入生のイベントで歌われて、しかもこんな長い間黙認されてきたということで問題になっているわけです。

ちょっと怖い時代だね。言葉狩り。

私達が北米の留学したころはそれこそ酒にチェリーやハッカ、麻薬に近い成分を入れた酒をテンコ盛にして振舞われた。
明らかに犯罪だけど、誰もそれを騒ぐことはなかった。それはそれで楽しい思い出。

ブッシュ大統領だってその洗礼は受けている。だけど誰も犯罪とは言わなかったし、レイプなんかなかった。

言葉で大騒ぎしたり、簡単に自殺してしまう時代。
何か方向が間違ってるようなきがするのだけど。

↑いや、ちょっと視点がずれてるでしょ。
これは、大学の新入生オリエンテーションだったってことが問題なわけ。
カナダでも日本でも大学生が羽目を外したり、ちょっといけないことをする事は、よくあることだけど、それが大学のオリエンテーションの場なのか、参加自由のパーティなのかでは、まったく意味あいが違ってくると思うけど。

↑でもさ、５０年以上もオッケイでいまさら何？

言葉狩りだよ。喫煙者狩りと同じレベルだと思うけど。

↑今まで、それ自体がオッケーだったわけじゃなくて、昔は外部に漏れなかったから問題にできなかった（その場で終わりで証拠も何も残らないから問題にしようがなかった）ってだけでしょう。大学の上の人たちも知らないまんまだったんでしょう。

でも今は、youtube にアップされたり、今まで知らなかったことが公開されちゃいますし、証拠も残りますよね。違いはそこだと思います。

↑大学の上の人はその大学のＯＢなら知っているよ。
他の大学のＯＢなら他の大学のことはしってるよ。

きれいごとの時代だからこれからこういうのはなくなるけどさ、今年の生徒だけ処分するようなことがあったらかわいそうだよ。