マルチラテラリズムは勝利するか? 国連のコロナ対策を指揮、岡井朝子・UNDP危機局長
バンクーバー元総領事
https://forbesjapan.com/articles/detail/36593?internal=top_firstview_01
外務省でのキャリアを経て、2018年に国連事務次長補兼国連開発計画(UNDP)危機局長に就任した岡井朝子氏。危機局は同年に新設された部署で、UNDPが主導する新型コロナウイルス総合対策に対応している。新型コロナ危機のもとで国連機関のリーダーシップが改めて問われる中、どのような対策に取り組んでいるのだろうか。
──いまはUNDP本部があるニューヨークにお住まいですが、新型コロナウイルスで大変だったかと思います。国連での仕事の変化もあったのでしょうか。
ニューヨークは3月から6月までロックダウンが続き、その後も自宅勤務が続いています。UNDPが国連の新型コロナの中長期的な対策をリードすることになり、