最前線の医療スタッフに「PTSDの危険性」
https://www.bbc.com/japanese/52267461
新型コロナウイルスとの戦いで最前線に立っている英国民保険サービス(NHS)のスタッフが、不安症や燃え尽き症候群、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症するリスクに直面している。
新型ウイルス危機の前線にいるスタッフは、一般の人々が決して遭遇しないであろう事象に、常にさらされている。患者の死、同僚の発症、高度のストレス、増大するCOVID-19(新型ウイルスの感染症)の危険性などだ。トラウマを受けると、不眠症や混乱状態、罪の意識に悩まされる人もいる。震えや頭痛、食欲減退、うずきと痛みなどの身体的症状が現れる人もいる。ときには、心の健康状態が悪化し、不安症やPTSDを発症する場合もある。