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こいばな(恋話)
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No.243
過去のバンクーバー
by 昔の留学生 from 日本 2005/06/27 18:20:43

もう何年前になりますか。バンクーバーで留学中、当時留学していた子と恋に落ちました。お互い初めての本格的な恋愛が、バンクーバーの美しさが手伝って「運命的な出会い」「一生に一度の大恋愛」と言うに等しいものとなりました。今でも、太陽が沈みかけるイングリッシュベイで告白をしたことがまるで映画のワンシーンのように脳裏から離れません。その後、彼女が一足先に日本に戻りましたが、その大恋愛の余韻からか2年近く長距離恋愛が続きました。しかし、次第に彼女は日本で仕事に追われるだけの殺伐とした生活を送ったからでしょうか、バンクーバーでの恋愛が幻想的で真実ではないと悟り、一方的に別れを告げられました。あとわずかで日本で一緒になれると言う時だっただけに・・・。あの時の挫折感は一生忘れられません。ただ、その辛さもバンクーバーに助けてもらい、日本に正式に戻ることになった時は、彼女との素晴らしい思い出を壊したくない為、もう連絡することもしませんでした。

あれから10年。今回、出張で卒業後初めてバンクーバーを訪れました。既に結婚もし子供も居るので、大して感慨にふけるものはないだろうと思っていましたが、あらゆる場所を見る度に、怖いほどに昔の彼女との思い出が走馬灯のように駆け巡りました。そして、行く予定は全くなかったのですが、最後の日の夜、他の社員に言い訳を作り、一人、太陽が沈む間際のイングリッシュベイまで歩いてみました。そこに立って見ると・・。涙がボロボロ出てきました。10年と言う期間は長く、自分は大きく変ってしまったのに、ここは何にも変っていなかった。ついさっき、告白したかのような。。。

彼女が住んでいたアパートまで歩いてみました。あの部屋の明かりの中に彼女が居そうで、思わず部屋番号を押してしまいそうな錯覚にまでなってしまいました。来るんじゃなかった・・・。予想もしていなかった展開にうろたえる中、バンクーバーを去りました。機中で考えました。彼女は、僕と別れた後に、ここを訪れたのかなと。そしてどんな風に感じたのだろうかと。少しでも、別れを告げたことに後悔をしたりしたのかなと。そして再会してみたいとも。

しかし、日本に戻り再び忙しい生活に戻ると、その想いは自然と消えていってしまいました。あの恋は幻想だったのか、真実だったのか、未だにわかりません。恐らくもう考えることもないでしょう。バンクーバーに行かない限り。






Res.1 by はぁ〜感動! from バンクーバー 2005/06/27 18:33:53

あ〜、人生ってなんて素晴らしいんだろう!全てが上手くわけではない!自分はこれこそが人生の最大の魅力だと思っています!本当に感動しました!いい話をありがとうございました!そしていい恋愛が、いい思い出あるあなたの人生は素晴らしいですよ!

このトビは絶対に荒らさないでほしいです。  
Res.2 by ピッコロさん from バンクーバー 2005/06/27 19:30:57

涙が出そうになった。ありがとうございます。  
Res.3 by ...... from 無回答 2005/06/27 19:33:48

-THE END-  
Res.4 by α from バンクーバー 2005/06/27 20:21:23

パンドラの匣を開くと、何が出てくるか。
災厄?
それとも・・・・

『昔の留学生さん』が開けたPandora’s Boxは
封印されていた想いが飛び出してきたんだね。

決して、悪い味の涙ではなかった・・・んぢゃないかな?

オトナになって、まして男のヒトは、
中々泣けないもんだから。。。。。

『あの頃』に戻ることも、時には大切だと思う。

いろんな大事なものを。
普段、忘れかけてしまっていることや。
失くしかけているあれやこれが。

心から愛しく思えてくる。

素敵なヒトに、いっそうなれるよ。

過去だって、今だって。
あなたを作っている。

イングリッシュベイは、いつもあなたの中にある。  
Res.5 by 無回答 from 無回答 2005/06/27 20:53:41

能書を並べる必要がないくらい、いい話だ。  
Res.6 by 無回答 from 無回答 2005/06/27 21:05:02

うるうる。。。いい話だ。
そんな恋愛一生できない人も沢山いるのだから、たとえ実らなくてもそういう思い出があるって事はすごく幸せです。
はぁ〜、それにしても遠距離恋愛2年は長いですね。
でも、トピ主さんはその2年でバンクーバーで他の多くを学んだと思うので、それは別の意味でトピ主さんの人生を豊かにしているはず。
これからもいい思い出を胸に前向きにガンバッテください!  
Res.7 by ありがとう from バンクーバー 2005/06/27 22:27:10

いい話ですね♪感動しました!私も今ここで恋をしています!あなたのように本気で恋愛をしてみたいと思います!勇気をありがとう☆  
Res.8 by とんぼ from バンクーバー 2005/06/27 23:16:40

オレもコレ読んで昔の彼女のことほんと久しぶりに考えた
別れた時はあんなに二人ともお互いに二度と顔も見たくないと考えながら別れたはずなのに、何年か経った後いろいろ思い出してみると楽しい頃の思い出しか浮かんでこない、思い出っていいもんだとも思うし辛いもんでもあるね。思い出ってなんで辛い時のことも思い出になると楽しかったってかんじちゃうんだろう  
Res.9 by 無回答 from バンクーバー 2005/06/28 04:01:14

「今を大事に生きよう」ひたすらそう思いました。今私は彼氏と危機にいて、もし別れてしまったら、彼とのことをたくさん思い出して泣くんだろうなと思います。これを思い出に変えたくありません。
最後まであきらめずに。  
Res.10 by 無回答 from 日本 2005/06/28 04:38:12

ああっ素晴らしい話という人もいるけれど私はとても辛く感じ悲しくなってきました。とぴ主さん、それから気持ちはどうですか?落ち着いてますか?私は今好きな人がいます。でもある理由で告白出来ずにいます。状況は違うけれど、何だか同じ気持ちを感じ居ても立ってもいられなくなりました。  
Res.11 by from 日本 2005/06/28 07:02:00

涙がとまりません。。。感動と同時に切なさが。

何度訪れても変わらない場所、はじめて訪れたときの気持ちを
思い出させてくれて、涙がでる思い出の場所。
うれしかったとき、楽しかったとき、なやんでたとき、一人でみた風景、二人で見た風景、たくさんの思い出がつまった場所。
そこは私にとって、思い出と同時に新しいスタートを決意させる場所。

日本いると、そのときのことがまぼろしのように感じられる。わたしはほんとにそこにいたのかなと・・。

数年後、わたしはどういう気持ちであの風景をながめてるのかなあ。  
Res.12 by 無回答 from バンクーバー 2005/06/28 12:19:43

JPcanadaに似たような人がいたなぁ。
過去の女性をずっと引きずっていて。
違いは、その人はまだ独身だっていうことかな。
 
Res.13 by 無回答 from 無回答 2005/06/28 12:29:27

海外で恋におちる>>ロマン度7割増
ロマンス酔いで相手が素敵に見える>>5割増
過去の恋は余計良く思える>>3割増

現実を見ないほうが幸せなこともある。
過去は過去のままでいつまでも感傷にひたっててください。
思い出はあなたをいつまでも癒してくれるでしょう。
しかし何も見出してはくれません。出口もありません。

元気になったらちゃんと帰ってくるんだよ。
 
Res.14 by Matty from バンクーバー 2005/06/28 13:21:11

切ないけれど、人生の美しい1ページですね。辛くても、そういう思い出は自分の心を豊かに彩ってくれる気がします。
一人の人を深く深く愛したという事実はいつまで経っても変わらないから。
私も似た思い出があります。イギリスで。だからイギリスには、イギリスのあの地には戻れない。あれから5年経ったけれど、未だにちゃんと同じ場所にしっかり自分の足で立てるか自信がない。
彼を愛したことも彼を愛した不器用だった自分も、心から愛おしく思っています。
切なくても一度も彼との出会いを後悔したことはない。
それは、彼との出会いがずっと自分の中で輝き続けて「もっと自分の人生を強く生きよう、再会することがあったら彼に、私と恋に落ちたことを誇りに思ってもらえるような女性になろう」という思いになっていったからです。
あのとき、あの場所、あの頃の自分だったから、ずっと続くことがなかったからこそ、温かく人生を照らし続ける思い出もあるのでしょうね。  
Res.15 by ナンナ from バンクーバー 2005/06/28 14:08:46

私もこの美しいカナダで恋に落ちた一人です。当時、学生だった私はこの国で、運命的に知り合って、お互いの一生に一度の恋と感じるほどに愛し合いました。でも、私が大学を卒業し、日本に帰る日がやってきた日、私は親や日本の就職などもあって帰りました。そして、遠距離に耐えられずに私のほうから別れを告げました。いつもあった暖かい腕が傍にないと不安で、余計な心配や疑いを相手に抱くようになりました。それに押しつぶされて他の事が手につかなくなり、衝動的に「別れ」を選択してしまいました。その方が、ジリジリ苦しまないから…。そして親とも仲のよい幼馴染との結婚を周りに勧められて結婚してしまえば、この恋愛の苦しみから逃れられるかとも考えました。でも、やっぱり彼の大きな手やぬくもり・優しい笑顔を忘れられず、日本での就職など全て振り切って、バンクーバーにいる彼のもとに戻りました。遠距離は、特に女の子には大変辛いものだと思います。遠距離するくらいなら、別れるか・仕事など日本にあるものを諦めるかというのが私の選択でした。後者を結果的に取った私は、2ヵ月後に彼と挙式をします。バンクーバーで出会い、結婚することを選んだ事を今は全く後悔していません(日本は恋しいですが!)
きっとトピ主さんの当時の彼女さんもすごく苦しんで、それでも不安や疑いをどうにも抱えきれずに、忙しさに紛れ込んだ別れという選択を取ってしまったんじゃないかな…なんて思います。  
Res.16 by きい from カナダのどこか 2005/07/04 00:48:05

私もバンクーバーで、恋愛をしてました。遠距離になり、同じように別れを迎えました。別れるときも彼が「君を僕の人生から失いたくはない。別れても、連絡はとりあってくれるよね?」って言ってたのがつらく、バンクーバーがつらいので、他のプロビンスへ移り、今は新しい仕事もして、新しい彼もいますが、やっぱり、思い出すと、泣けてきます。今の彼よりも前の彼が好きということは、決してないのだけど、あの別れたときの悲しみを、思い出しちゃうのかな、、、バンクーバーに戻ったときには、どうしても思い出します。再会はしたくないですね、、、つらいし、私はもう前に進んでると思うので、、、
人間が生きていけるのも、忘れることができるからみたいですよ。忘れることができないと、とっくにみんな自殺してしまうみたいです。私は今とってもいい彼がいると思います。それも、私がつらい体験をしたから、彼にとても優しくできてるのだと思います。  
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