今の人達って、心変わりが早い気がします。
なにがそうさせたのか、分りません。
恐らく、親の育て方にも問題があったのかもしれませんし、時代背景が関係しているのかも知れません。

今から15年前、バブル経済の崩壊が始まった。
それまでの好景気のおかげで、何も我慢する必要もなく、色々な物が手に入り、様々な物にあふれた中で生活してくることが出来た時代の終止符が打たれた。

親としては、幼少の子供をかかえて、それまでの給料が手に入らなくなったことで、生活に厳しさを実感し、あまりのギャップに耐えられない時を過ごした人も少なくは無いとおもいます。

そんな親の心理としては、「我が子には、挫折感を味あわせることは避けたい」と強く思ったに違いない。
何でも手に入ったバブル期。
甘い時間と、その後の苦い時間。
出来れば我が子には、苦い経験をさせたくないと思うのは当然の親心なのかも知れない。
ある意味過保護かも知れないそんな考えでも、自分の子供を守る為には必要であると感じたのかも知れない。


何かに熱中し、壁にぶつかり、努力をしても越えることが出来ずに挫折を感じる。
これは、人を形成する上で必要不可欠なもの。
人生が始まってから終わりとなるまでの間、常に順風満帆でいる訳がない。
時には全てが自分を裏切り、仕事や学業、恋人さえも自分を裏切り、この世でたった一人であるとさえ感じることもある。
そんな人生の大きな節目を迎えるにあたり、少しずつ、その大きな節目に耐えられるだけの、心や精神的な準備を与えてくれるのが挫折感や壁なのだろう。

しかしながら、最近の若者を育てた親の多くが、苦汁を飲ませるようなことがあってはならないと、全身全霊をもって、我が子を守ろうとする。
時には法律に反したことをした子であっても、悪くないと我が子を抱き寄せる。
そんな溺愛に包まれて育った若者には、免疫も、自ら判断を下して乗り越える術も、大きな挫折を感じて悲しむことも、我々とは違い少ないのかもしれない。

携帯電話を皮切りに、情報社会を取り巻く機器の発展にはものすごいものがあり、若者の吸収力と親の吸収力には格段の差があり、我が子であっても、何を言っているのか、どんな話題に興味をもっているのかさえも分らない状況を生み出してしまった。
情報を如何に早く手に入れるかに価値が与えられ、その先にある情報をいち早く手に入れることが素晴らしいとさえされる様になった。

かつてドラマは、半年や1年単位のものが多かったのだが、最近では1クールで完結が当たり前。
半年も、1年も同じドラマを放映する事には何の意義をももたなくなってしまった。
楽曲も次から次へと発表され、新曲が発表されない日は無いのではないかとさえかんじる。
しかし、それだけスピードが速まったおかげで、その中身が薄くなってしまっているのが現状ではないだろうか？
人気俳優と女優のコンビであれば、そのドラマに対する内容がそれ程時代を捕らえていなくても、社会風刺的な要素をもっていなくても話題となる。
楽曲においても同様で、話題の歌手がリズム良く軽快に言葉を発するだけでいいのである。何かを訴えている内容で無くても良く、字数があわなければ意味の通じない英語を挿入し、歌詞をごまかす。
内容が伴わないでももてはやされる時代だから、次のドラマが始まれば、前のドラマを話題にするだけで、「遅れてる」との非難を浴びる。
新曲をどれだけ早くカラオケで歌えるかに価値がおかれ、その歌詞内容は全く気にされない。
少し前に流行った曲も、内容が無い分だけ忘れ去られるのがはやい。

見た目の格好良さ。
情報を早く取り入れることが出来るかという話題性。
どれだけ多くの情報を知っているか。

そんな表面的なものにしか価値を見出さない時代の中で育った若者。
今、若者に何を問いかけても、ちゃんとした答えが戻って来ない。
次々に変化する新しい話題、流行に乗り遅れないことだけが価値のあることとして育った彼らにとっては、その一つ一つをじっくりと考えたり、熱中する為の時間は無く、常に何か新しいものを探すだけにその時間が使われているのかもしれない。

英語を勉強する目的で来たカナダ。
しかし、しばらく後に会ってみると、英語だけが目的ではなく、別なものに興味を持つ様になっている。
持った興味が本当に自分に有意義であるのか無いのか、そんなことは恐らく関係ないのだろう。
最初思い描いたカナダでの英語学習。
思い通りに行かない現実に、挫折を感じる前に、その場から逃げ出し、自分が傷つかないようにする。
そんな事の繰り返しで、壁にぶつかった時には、後先考えずにその場から逃げ出す。
一度逃げ出す事をおぼえると、常習化し、どんな強い決意であっても直ぐに壁に壊されてしまう。
強い挫折感を味あわせたく無い親心。
何かにぶつかると、立ち向かう事を教える前に、貴方の人生だから、好きなようにしなさい。という放任主義。
高校中退者数の増加に歯止めがかからないのはそんな育て方の表れなのかも知れない。

自分が否定されること。
誰かにダメだしされること。
苦労をすること。
苦汁を飲むこと。

あえて、上記のようなところへ向かう必要は無いにしても、その場から逃げ出すことは何処かでやめなければならないのだと思う。
壁にぶつかるのは当たり前。
街中を歩いている人をみると、皆悩みをもっていないようにみえる。自分だけが損をしているように感じる。
決してそんなことは無く、夫々が色々な悩みを持ち、いろいろな壁にぶつかり、その壁を乗り越えた達成感を持っている人もいれば、逃げ出して自分をごまかしている人もいる。
英語を勉強しに来たのであれば、英語がしゃべれないのは当然。
しゃべれる人は、それなりの努力と時間を掛けてきた証。
醜くても良いじゃないですか。
格好悪くても良いじゃないですか。
人気俳優のように、常に格好良いひとなんて居ません。
誰もが苦労をして、恥ずかしい思いをして、打ちのめされては立ち上がって、格好悪いことを経験しているのですから。
いま目の前にある壁からにげないで。
逃げた先には、もっと格好悪い自分しか待っていません。
いま、格好悪い経験をした者にのみ、未来に格好良い自分が待っているのですから。

時代背景、親の育て方。
社会、教育、人間関係。

責任を押し付けて言い訳をすることは簡単。
でも、言い訳をしても自分が一番分っているはず。
どんなに格好良い洋服で着飾っても、どんなに格好良い夢を語っても、ぶつかった壁を乗り越えなければその先には何も無いということを。
説教臭い小言を言う人。
自分の努力を偉そうに言う人。
罵声を浴びせる人。
色々な人が居るでしょうが、誰にでもなく、自分にだけは正直で居ましょう。

人は、己の弱いところを知ることから、成長がはじまるのです。
自分に本当に必要なのは何なのかを考えましょう。
目的を持たない、表面的な格好しか考えない奴らに流されるな。

これって、ちょっと・・・さん？？またまた長々とやってくれましたー

↑↑↑自分自身に対して言い聞かせているのかね。。笑↑↑↑

ま、ガンバレ^^ 　

あなた他人のこと気にしないで自分をもっとimproveさせることに時間を使ったほうがいいんじゃないですか。
目的もなくすごしている人なんてたくさんいるのです。
それはその人の人生だからほっとけばいい。
いちいち掲示板で主張するほどでもない。 　

>目的もなくすごしている人なんてたくさんいるのです。

あれ？　この掲示板って日本語で書かれているから日本人に向けているって思っていいんですよね？
そういう事を踏まえるとカナダに来ている日本人って何かしら目的を持ってるはずって思っていいと思いますが。一般的に。


人の人生だからほっておけばいいなら、この主張も許容されるって事にも繋がりますよね？

でも、私が気分が悪くなると感じる投稿は、res１のように真面目に書いてる主張に対して茶化したコメントを書いてる事です。

いかにも自分はその人の上手をいっている様な感じさえさせて、本当の所はまともに取り合えない。
要するに逃げているコメントの事です。
そういう事をこのトピックで書いてある格好つけって言うんです。



　

>説教臭い小言を言う人。
>自分の努力を偉そうに言う人。
>罵声を浴びせる人。
>色々な人が・・・

いますねぇ・・(笑)

数々の挫折感や壁を乗り越えてえぇ〜♩
人生の〜大きな節目を迎えてきぃ〜・・っとぉ！
その大きな節目に耐えられるだけのぉぉぉ〜！
心や精神的な準備を整えてきたぁぁぁん
とっ〜ても立派なこの俺も〜う♬
最近の〜、若者の〜、ちょっとしたぁ〜、容姿言動にゃ〜ん・・
さ〜っぱりぃ耐える事がぁ出来んのよぉぉぉ〜んんんん♪・・・とくりゃぁ！

てやんでぇ〜　
「遅れてる」だぁ〜！?
ちっ！ヒック・・ジョオオォォォ〜・・
プルプル