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無回答 2006/11/11 21:15:37

日本での、航空券の流通は複雑なため、いろいろと妙なことが起こります。
格安航空券の復路放棄については、既にいろいろなところで議論されています。
結論を簡単に書くと、復路放棄すると、(航空会社ではなく)旅行会社から、ペナルティーを請求される可能性があります。
その理由は、チケットを買った人が往復乗った時に、旅行会社が航空会社からマージンを得られるという契約になっている場合があるからです。
その場合、片道しか乗らないと、旅行会社が得る利益は、減少または0になってしまいます。
その差額を、ペナルティーとして、復路破棄した購入者に払わせようと言う仕組みです。
そのため、旅行会社は、復路破棄について、「次にその航空会社を使う時に、お客様のお名前が要注意人物となって出てきますよ。」と脅すわけですが、これは単なる脅しです。
航空会社にとっては、あなたが復路に乗ろうと乗るまいと、関係ありません。
あくまでも、航空会社と旅行会社の契約の問題ですから。
むしろ、航空会社は、席が一つ空いて喜ぶのではないでしょうか?
また、仮にあなたが復路破棄して、さらに、旅行会社からペナルティーを請求されたとします。
その場合、果たして、あなたが支払う義務が法律上あるのかどうかは疑問です。
おそらく無視しても、大丈夫でしょう。
結論
1,格安航空券で復路破棄すると、旅行会社からペナルティーを請求される可能性がある。しかし、それに応じる必要性は、法律上無し。
つまり、安いチケットを買って、片道だけ使えばいいでしょう。
2,とはいえ、請求されるかもしれないとドキドキするのは不快です。
面倒を避けるため、旅行会社の格安ではなく航空会社から直接正規格安航空券を買う。多少高いかもしれないが、復路放棄可能で、面倒が起こる可能性はない。
或いは、復路放棄OKな旅行会社から、格安航空券を買う。
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