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No.6568
クマの対処法って??
by SHIHO from バンクーバー 2006/06/19 00:44:31

私ハイキングが好きで近々、どこかに行こうと計画しているのですが、クマが怖い!きっと日本よりも出会う確率高いですよね?誰もいない山中などでクマに出会ったらど〜するのがベストなんでしょう?目をそらさず後ずさりする、とか聞きますけど、ビビリの私には間違いなく無理…あと、実際にクマに遭遇して「九死に一生」的な体験した事ある人いませんか?…スイマセン、変な質問して(^^j)

Res.1 by 無回答 from バンクーバー 2006/06/19 01:27:42

よく「鈴を持て」とか
死んだ振りしろ。って言いますが
本当に効果はあるのですかね?
私も知りたいです。
誰か教えてください。  
Res.2 by 無回答 from 無回答 2006/06/19 02:20:03

 死んだ振りをしてください。そして美味しく食べられてください。熊は死体を食べる事も出来るので死んだ振りはカモ葱です。  
Res.3 by 無回答 from 無回答 2006/06/19 02:39:37

鈴は効果あるみたい。あとはBear Spray, Bear Bangerも買えるよ。Black Bearならじっと見ていると勝手にどこかに行ってしまうことが多い様です。(小熊がいない時期ですが。)Black Bearに遭遇した場合は死んだふりは止めましょう、意味ないです。グリズリーには効果があるみたいですが、引っかかれたり、引きずられてりするので頭を抱えて丸まってお腹と頭を守りましょう。木に登るという手がありますが、Black Bearは人よりも早く走り、早く木にも登ります(本当に早い!)。グリズリーは4M以上登らないと引きずり降ろされてしまいます。またグリズリーなら細い木は折られると思います。Bear Sprayを使う時は風向きを考えるのはもちろん、目が見えなくなった熊は止まらず向かってくることが多いのでちゃんと避けられえる所か隠れられる所が必要です。Bear Bangerは10-15Mくらい飛んでから爆発するので、それ以下の距離間にいる熊に使うと熊を後ろから脅かした状態になり死に物狂い手向かってくると思うので気をつけてください。いざ熊と遭遇したときは正常心でいるのは難しいと思うのでこれらの道具に慣れておくこともお勧めします。  
Res.4 by 無回答 from 無回答 2006/06/19 05:36:49

カナダに住んでいた頃、サイプレスにハイキングに行ってグリズリーの親子(母と子2匹)に遭遇しました。行く手の茂みから小熊がひょっこり出てきて思わず「かわいー」と近寄ろうとしたところ(10m先)、連れから「母熊がいるぞー」と引き止められました。案の定、母熊もモソモソ出てきました。後ほど「最も凶暴な熊」と聞きましたが、その熊はそれほどの大きさでもありませんでした。写真を撮るため風下からゆっくりと後を追いましたが、小熊を守るためとても警戒しているのが分かりました。

熊から身を守る方法?熊は元々臆病な動物だと聞いたことがあります。身を守るために攻撃してくるらしいので、下手に挑発しない事、鈴を持って自分の存在を知らせる事、目を見ずに後ずさりする・・・など。。。かな?  
Res.5 by 無回答 from バンクーバー 2006/06/19 06:40:49

うそつけ、サイプレスにグリズリーがいるわけない  
Res.6 by 無回答 from 無回答 2006/06/19 15:28:11

熊は用心深いので、絶えず音を立てていると警戒してこないみたいです。鈴とか。

あと前に日本のテレビ番組「Dead or Alive(だったかな?検索すれば出るかも)」で見たのは、目を見ながらゆっくり後ずさりするのがいいそうです。走って逃げたり死んだふりはやられるだけだそうです。あとは自分より小さい動物を狙うので、なるべく手を上げて体を大きく見せるのがいいとか。  
Res.7 by 無回答 from バンクーバー 2006/06/19 15:37:03

目をあわさない。クマをいきなりびっくりさせない。(音を立てたりして、クマに、自分達が歩いてるよというのを知らせる)

とききました。

 
Res.8 by res4です。 from 無回答 2006/06/19 16:34:23

res5さん、
だったらグリズリーの分布図を確認してみてくださいな。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%82%BA%E3%83%AA%E3%83%BC  
Res.9 by 登山家 from N.B 2006/06/19 18:30:40

こちらでは、森林学科の大学院生ですが、日本にいたときは熊の写真をとりによく知床(世界遺産)にいったものでした。熊との突然の遭遇もよくありました。さて対処法ですが、、

1.熊鈴をつける。これが一番ベストでしょう。熊は本当に賢い動物で、人間が歩く山道を熟知しているだけでなく、もし、人間が近くに歩いているのを察知すると、音を立てずに藪の中に消えていき、人間の気配をうかがっているのです。そのときは何もしません。

2.ただ熊鈴をつけていても会う人がいます。それはかなりまれなケースです。その場合は、ほぼ100%に近い確立で、まだ人との距離が遠かったため、熊に音が聞こえなかったというのが現実でしょう。その場合は、じっとして、熊が通り過ぎるのを待っていてください。彼らは、急に会わない限りはまず逃げていきます。もし相手が気づいて、目と目があってしまった場合は、逃げると追ってきますので、やはりじっとしていてください。そうすると、ほぼ100%の確立で立ち去ります。近づいてくることはないです。

基本的に襲ってくる熊は2種類います。第一に、人間が何もつけずに、もしくは熊に、自分がいることを教えずに突然遭遇した場合です。第二に、小熊とばったり遭遇した場合です。小熊も基本的には逃げますが、まだ勘が働かないため、気づかないときもあります。小熊は要注意です。母熊が目を光らせていますから。その場合は、とにかく、じっとしているか、少し気づくように鈴を鳴らしてあげると、小熊は逃げていきますよ。私も日本でよく体験しました。カナダでも同じそうです。

3.叫びながら行くというのもかなり効果があります。特に山道のカーブにさしかかって先が見えないときはいいでしょう。

4.もし、山でキャンプする場合は、かならず食料をテントの中で保管せずに、カナダではキャンプ地にフードボックスがあるので、そこで保管しましょう。もし間違って、テントの食料を外に出されて、テントに帰ってきて、散乱していた場合、その食料を拾わずに速やかにテントをたたんで、別の場所に移動してください。熊が意図的に食料をそのように保管している可能性があります。これを乱されると、後を追ってきます。実際に約30年前に、北海道の日高のカムイエクウチカウシ山で、日本人4人が熊に殺された事件がありました。

それでは気をつけて登山をしてください!
何か疑問があったら、メールで。。。
 
Res.10 by SHIHO from バンクーバー 2006/06/19 18:58:32

みなさん、色々とためになる話、ありがとうございます!とりあえずクマ鈴買いに行きます☆みなさんのおかげでなんとかできそうです。(感謝感謝)もちろんまだまだ体験談募集です。引き続きよろしくお願いします!  
Res.11 by 登山家 from N.B 2006/06/19 19:20:14

↑上のレスのものですが、カムイエクウチカウシ山で殺された日本人は3人でした。

http://tokyo.cool.ne.jp/sunpillar/kamueku/kamueku02.htm

参考までに記事を掲載しましたが、長いので、後半からさっと読むことをお勧めします。この熊はかなり執拗に追い、かなり特殊な熊とみましたが、やはり、いない間にテントを襲われた場合、すぐに場所を移動するか、下山するのがいいでしょう。また、この記事を間に受けすぎないほうがいいと思います。これはかなり特殊な例です。しかし教訓は参考にしてください。それがカナダでも。ロッキーにもブラウンベアーはいますので。。

私もこの山にはよくいき、彼らが殺された場所で、熊にも数回会いましたが、ちょうど山の8合目にあたる場所で、フードボックスがないため、当時はテントに保管していたのでしょう。私は、基本的に、フードボックスがなくて、テントをどこかにおいて、山頂に行くときは、食料も携帯していました。熊対策はしていたので、このような熊にはあいませんでした。確かこれ以降、熊との事件は北海道の山では聞いていません。

しかし、友人のカナディアンの山岳ガイドの話では、ロッキーで、寝ているときに熊がテントを揺さぶった経験があるそうですが、少しすると、立ち去ったそうです。これはしょうがないと思いますが。。こういうケースもありますが、かなり稀です。

このように自然では、何が起こるかわからないことをいつも前提にして、準備をすることをお勧めします。ベアースプレーもいいでしょう。自分なりの対策をたててください。長くなりました。。。。  
Res.12 by 無回答 from 無回答 2006/06/19 22:23:48

オレもサイプレスにグリズリーがいるなんて初耳。Res.8のリンク先で確認したら、バンクーバー周辺にはいないことになってんじゃん。Res.4さん自爆してますよ。  
Res.13 by res4です。 from 無回答 2006/06/20 08:43:25

Res12さん、どうぞ下記をご参照下さい(英語のみですが)。

http://www.hww.ca/hww2.asp?pid=1&cid=8&id=90
http://www.cmiae.org/grizzlyinfo.htm
http://en.wikipedia.org/wiki/Brown_Bear
http://wlapwww.gov.bc.ca/wld/documents/recovery/ncgbrt_final.pdf
http://www.goabc.org/bearsinbc/pages/02grizzly/02grizzlymap.html
http://wlapwww.gov.bc.ca/wld/documents/techpub/b67s.pdf#search=’grizzly%20bear%20map%20in%20British%20Columbia

分布図はおおよそのものだという事を知るべき。線を越えて住んでいないという保障はどこに?これは熊だけではなく、他の動物(海・陸問わず)、植生にも共通して言える事。たった一枚の提示された地図(一番大雑把で分かりやすい日本語のを提示したまで)を信じて、否定するだけではなく、自分でも根拠を探さなくては。これでは、ただの冷やかしと同じ。  
Res.14 by 無回答 from 無回答 2006/06/20 10:26:55

Grizzly Bearは無理ですが、Black Bearの場合、もし襲われたら応戦しろと習いました。急所を狙えば勝てます。

ただし、クマが何もしてこない時、こちらから攻撃はしないでください。  
Res.15 by 登山家 from N.B 2006/06/20 12:21:30

GISを活用した生息地の分布は、私の研究テーマですが、
これは、参考程度に活用するのがいいでしょう。

生息地の分布は、コンピュータのシュミレーションによる
特定か、数年かけて、研究者が調査したプロットにその
動植物が分布していたというのが前提です。
これらの情報は、生息地を予測する上では、かなり
有効な情報ですが、それが熊の生息地を
すべてカバーしている情報とは言えません。
特に登山に行くかたはそれを使うべきではないと
思います。

近年では、森林開発によって(これは全世界に
言えますが)、動植物の生息地の変動が懸念されており、
特に熊に関しては、ニュースで聞いていると思いますが、
より人間の世界に出没する頻度が増えてきています。このように、
動物の生息地の分布変動は、いつも研究者が後手後手に回って
いるのが現実です。

私が掲載した記事を見てください。ガイドブックに載っていない
という理由(熊が人を襲う)で、熊の習性を見誤り、3人の方が亡くなりました。これは熊の生息地にも言えることです。何が起こってもおかしくないということを前提に登山に行ってください。  
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