by
サマンサ
from
トロント 2006/04/22 20:00:04
数年前に旅行者でトロントを旅した時に、ガイドブックの"ドイツ系移民の街キッチナー"というのに惹かれ、バスで行って来ました。
正直言って何もありません! 閑散としており、「ガイドブックにだまされた・・・」と愕然としました。ドイツっぽさなんてありませんでした(私が感じたところには)。聞けば、もうすっかり世代が変わり、ドイツっぽさよりもごく普通の郊外の街って感じです。1時間くらい散策して、すぐにトロントに戻りました。
メノナイトの居住エリアでもあるセント・ジェイコブスに行こうとしましたが、セント・ジェイコブス行きの"馬車"は週に1便で、私が行った日の前日にその貴重な1便は出ていました。車じゃないと行けない距離で、バスもなく、あきらめました。去年知人と車でセント・ジェイコブスに行ってみましたが、「平らな美瑛」と言う感じで、非常に牧歌的で北海道に住んでいた私には懐かしく感じられました。ファーマーズマーケットやドライブコースで、メノナイトの人々も見かけましたし。この時代に、この先進国カナダで、メノナイトのような特殊な文化・生活習慣を持つコミュニティが存在する、共存していると言うことに感銘を受けました。
私は一見の価値があると思いましたが、友人らの中には「何もなかった」という人もいましたので、あくまでも参考までに。
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