歴史には残酷な話が多い
キムイルソンが戦後労働力不足を解消するのに日本にいる在日に目を付けた、北朝鮮にくれば優遇する、ここは天国のような土地だと大きなキャンペーンを行った。
日本政府は在日が差別を受けていい仕事につけず、貧困者が多い、その支援の費用を何とか減すことを考えていた。
それにのって援助金を出し、９万３千人が棄民であることを承知で契約書に判を押した、１０年間は一時帰国もできないことを。
船が北朝鮮に着いて港を見て騙されたと気が付いた、１００人くらいが花束をもって迎えに来ていたが、みすぼらしい衣服、体つきは栄養失調。
奴隷として各地に送られ、ひどい生活を余儀なくされた、周囲はすべて監視役、手紙はすべて検閲された、病死した人、餓死した人、自殺した人は多い。
１００人近くは脱北に成功したが、行方は不明
２００３年に一人の女性が脱北して日本に帰国、日本政府を相手取って告訴した。
裁判所は時効としてはねのけた。
現在その女性は韓国で同じ目に合った人たちと告訴の準備をしている。