＞強制収容の舞台となったのは、釜山にあった民間福祉施設「兄弟福祉院」。
調査結果によると、前身の施設が設立された６０年以降、警官や市の取締班が不良に見えたりみすぼらしい身なりだったりした少年らに声をかけ、
無銭飲食など軽犯罪の容疑を理由にして、法的手続きをとらずに施設へ連行した。中には６歳の男児もいた。

　被害者の男性は地元ラジオ番組で、「中学生の時に給食で残したパンをカバンの中に入れていたら、
警官に『どこで盗んだ』と詰問され、施設に送られた」と語った。

　収容期間に期限はなく、被害者らは劣悪な衛生環境下で労働に従事させられ、虐待や薬物投与を受けていた。
死因の詳細は不明だが、結核による死亡率は一般国民より３０倍高かったという。７５〜８６年には約３万８０００人が連行された。

　被害があったのは主に軍事政権時代だ。８７年に民主化した頃、施設を脱出した収容者らの訴えで被害が明るみに出た。ただ、
被害は結局、後身の施設が廃止される９２年まで続いた。

劣悪な環境ということを除いては、カナダのレジデンシャルスクールとは根本的に全く異質では?要はストリートチルドレンの収容施設だよね。

カナダのレジデンシャルスクールの問題は、カナダの先住民の子どもを白人社会に同化させるために、無理やり親から引き離して寄宿学校に入れていたこと。それだけでも許されないのにその子どもへの扱いも酷いものだったこと。

トピにあるような施設は、犯罪やホームレスの問題を抱える東南アジアなど発展途上国にはよくあること。

カナダのレジデンシャルスクールはそういうこととは全く関係なく、先住民の子どもを無理やり白人社会に同化させ再教育するという目的で収容したのだから、全く別もの。