日本で不動産を相続すると、将来売却するときにキャピタルゲインをCRAに申告する義務が生じますが、相続時点の不動産価値はどのように証明しますか。どなたか経験された方がいらっしゃれば教えて下さい。

日本は不動産価値が下がっているのでキャピタルゲインを得ることはほとんどないです。
東京一等地のマンションが少し上がっているので、 そのくらいです。

築何年かによって減価償却して計算します。

相続時点の価値は何だったかなよく覚えてない。

日本の税務署の相談窓口に電話してみるとすぐわかりますので聞いてみるといいと思います。

↑日本とカナダで相続した不動産の元値の設定の仕方が違うので、聞くなら日本の税務署ではなくCRAです。
相続時のFair valueがカナダのルールではコストとして扱われるので、相続時の評価額を調べて記録しておく必要があります。日本の税制はあまり詳しくありませんが、相続税の計算する時に評価額が出るんじゃないですかね？
で、売る時におそらくそれより下がっているはずなので、キャピタルロスを申告することが出来ます。減価償却はこれには関係ありません。

Res 1、Res ２さん、コメントありがとうございます。
日本の相続税計算時に評価額が出るのですね？それなら正式な記録だし、CRAへの申告時もその評価額を提示できそうですね。

日本の市役所に行って身分証明し、親の不動産のより寄席長を印刷してもらえばどこの土地がいくらで固定資産税がいくらか出ています。

より寄せ帳は面白い、おじいさんの時代に棚田はすべて売ったらしいが、一番上のため池はまだ残っていた。日本にため池を持っていることがわかった。

生来売るときに…という準備からの質問だと思いますが、
日本の税法では、取得価格にはその不動産の取得時の契約書が
必要になります。

被相続人(死んだ人)最後の年度の申告、つまり死んだ年の申告は
相続人が代行して行いますが、その時は不動産のキャピタルゲインの
申告は要求されません。

被相続人が生きていた間に発生したキャピタルゲインゲインは、
相続人が将来売却した時にまとめて申告して精算するようです。
ですからオリジナルの購入時契約書が要るようです。
そんなもん無いというのが日本では多いと思いますが、その場合は
一律規定で5%くらいが取得価格とみなされて計算するそうです。

カナダでは、死んだ時に、売ったとみなして評価されます。
したがってキャピタルゲインの税処理は、死んだ人が支払って完結。
相続した人の取得価格は、その時の評価額(死んだ人が売ったと看做された
評価額)と同じ金額となり、その後に発生したキャピタルゲインだけが
相続人の責任になります。

このカナダと日本の税法の違いは、要注意点と思います。

6さん指摘のポイントはさておき

日本の相続税評価額は、実際のマーケット価格よりもかなり低い。
その低い評価額が取得価格と見なされて、売ったときには実質価格で
計算されるとなると、キャピタルゲインが多くなってしまいますよね。
これフェアじゃないと思うけど。

Res6さん、詳しいご説明、ありがとうございます。

≫ その時の評価額(死んだ人が売ったと看做された評価額)と同じ金額

本トピの質問は、まさにその金額をCRAに提示できる形式でどうやって取得されたか？という質問でした。

Res7さん、まさにその点がすごく気になり、どなたかの経験談を教えていただければと思い、トピを上げました。

去年、相続した日本の実家を売却しました。

キャピタルゲインが発生したので、CRAには不動産相続時の路線価評価額と売却時の金額を提示し、諸手続きは日本では司法書士と税理士、カナダでは会計士に依頼しました。

Res9さん、ご経験をシェアしていただき、ありがとうございます。

ちなみに一般論として、売却益の比較対象が路線価評価額だとキャピタルゲインが発生しやすい（実質的に収益がないのに路線価評価額が実際の売買額より低め）ということはないのでしょうか。