4日夜、２７CHでやっていました。すごく良かったです。
道徳の教科書か何かで読んで、日本政府に指示にさからって、ユダヤ人にビザを発給して、ナチスから逃がすのを助けた人、という知識はあったのですが、昨夜のTVでは、そうして助けられた人や、杉原さんの奥様のインタビューや、当時の情勢などが細かく織りこまれて、とても感動的で、引き込まれるように観ました。
こういう方を真の国際人というのだなーと、比べようもないですが外国に住む身として感じ入りました。

特に印象に残って泣けたのは、奥さまの回想で語られた箇所。リトアニア領事として、他国のすべての領事館で受け入れられなかったユダヤの難民に、一人で毎日何百というビザを発給し続けた杉原さんですが、ソ連の命令でとうとう領事館を閉めてドイツに送還されることに。
「夫は疲れきって病人のようでしたが、荷物をまとめてホテルに行くとそこにも人が待っていたので、ホテルでもビザを書きました。翌日電車の駅に行くと、そこにも沢山待っていて、プラットホームでもビザを書きました。
電車に乗ると、人々は外から窓にぶらさがったので、電車の中でもビザを書きました。そして電車が走り出し、もうビザを書く事ができなくなりました。人々は手を振って見送ってくれました」 　

その後、杉原さんにビザをもらった人々は、それでもまだまだ大変な苦労をして、神戸にたどりついて、戦前からの在神戸のユダヤ人達に迎え入れられやっと生命の安全を確保するのです。杉原さん自身は、外務省をやめさせられ生活のために旧ソ連で貿易会社に努め、非常に質素な生活を送っており、ご自分がビザを発給した人達が、どうなったのか、ずっと後まで全然ご存知なかったそうです。

ドイツで殺されるかもしれない危険を侵して、罰を受けるのを予想して正義を行って、そのせいで外交官の地位を失い、後々までその自分の行動がせめて報われたのかもわからなかったって、絶句してしまう行動です。

それを支えた奥様も素晴らしいと思います。戦後日本に帰る前は、ソ連で収容され、つらい生活で、満足な食事もできず、そのせいで7歳の次男を失ってしまいます。外交官の妻というのも、つらい職業だな、私だったら夫を理解するだろうかと、女性としても考えさせられました。 　

ここは歴史に詳しい人が多くて釈迦に説法、又私の英語のリスニングが不充分なところもありますが、とても感動しましたので、独り言として書いてみました。

私のように、詳しく知らない方に知ってもらえれば幸いです。 　

杉原千畝さんのことは、以前週刊誌に特集されていて、彼の偉業を知りました。
いろいろなリスクを投げうってまで、人を助けようとした姿勢に心打たれました。
PBSでやっていたのなら、また近いうちに再放送してくれないかな？
ぜひ見てみたいです。
本当、しゅうまいさんのおっしゃるとおり、彼は真の国際人ですね。わたしなんか彼の足元にも及びませんが、同じ日本人として、カナダの電波で日本の偉人が紹介されたことはとても光栄なことだと思います。 　

キウイさん、そうですね、きっと再放送あると思います。もしわかったら投稿します。
今日の放送はアメリカでも流れたようです。ユダヤ系が多いアメリカでの方が杉原氏の業績がより称えられているのでしょうね。

すみません、もうひとつ感動シーンがありました。ユダヤ人の少年で、杉原氏を自宅のハナカのパーティに招いて親交を深めた少年がいて、その子は杉原氏にビザをもらったにもかかわらず脱出することがかないませんでした。
収容所に入れられ、半死半生のところを、日系アメリカ人部隊に助けられたという話しです。
　

さっそく調べました。
KCTSで、May9,Monday 2:00AM　となっています。これは日曜の夜中、もしくは月曜の夜中かな？

http://www.pbs.org/tvschedules/tvschedulessearch_results.html?station=KCTS&keywordPBS=Sugihara&channel=-1 　

しゅうまいさん、ありがとう！
ぜひ見てみます。 　

ここバンクーバーにも杉原さんのおかげで助かったユダヤ人たちがすんでいます、その子孫は現在脳外科医や、弁護士、会計士などになって活躍しています。人を助けることの大切さをしりました。 　

昨夜Ch.43, Boston Public TV "Sugihara: Conspiracy of Kindness"で放映しました。
涙無しにはみれません、彼は真の武士道、真の日本人です。
ここで韓国人や中国人を見下しては日本人（日本国籍）を売り物にしている「アホども」、杉原氏を見習いなさい。
矢張り日本軍隊は昔、中国人に随分とヒドイことしました、縄に縛り生きたまま埋めた。止めてーと叫びました。
この事実や、杉原氏の功績を今の若い人達は心して学ぶべきです。
pbs.org　Boston Public TV で多くの歴史的な記録を放送します。
第二次世界大戦の（日本には存在しない）記録フィルムも以前沢山放送されました。それはそれは凄い事実記録フィルムです。 　

Res.9さん。テレビで放送されている事が事実とは限りませんよ。私もPBSやHistory Channelなど見ますが、あれは史実の検証番組ではなく、制作者の考えが前提で作られた番組ですから。こういう考えもあるんだな、くらいの見方をした方がいいですよ。 　

確かにフィルムに事実が写ってる、それを否定できません。おまけに肝心な記録は日本で全て廃棄して全く真実が解りません（特にＷＷ２）。
だれの味方もしませんが、北米に長年住むと、段々と真実が見えてきますよ。日本はこの際反省すべきです。
この放送は教育が目的ですからいい加減な情報ではありません。
現代の若者（特にここに依存してる者）をみるにつけ日本の教育は間違ってると思う。 　

中国・ロシア（ソヴィエト）の実態！！
http://www5d.biglobe.ne.jp/~anpoken/index.htm
参考までに！！