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無回答 2021/12/28 13:21:36
全く用途が違うので比較する対象ではないという感じですよ。
RESP=子どもの学費を親が払ってあげようかなぁという人に政府がタックスシェルターと多少の補助金をくれる。タックスシェルターの中ではリスクリターンを自身で変更できる。
終身保険=自身の死後に遺産として積立
極例でいえば、RESPの口座の中で高配当株にフルで突っ込んだ場合初年度5万5千ドルが17年後に税が惹かれることなく「配当金」と「株譲渡益(損の場合もある)」を子どもの教育資金に回せます。
例えば高配当株で有名なMO(フィリップモリス)を今年子どもが大学に入学する17年前に購入していた場合。
2004年当時11ドルなので約5千株を購入。年間配当額が17年平均で約5.5%。年間3025ドルの配当、再投資無い場合でも配当金額だけで$51425。
元本が47ドルなのでトータルの運用益が元本合わせて$5万5千>>$28万6千ドル
これを子どものTAXとして引き出しに申告(投資利益20万ドルの50%と配当金5万ドルに対して納税義務を子どもが負う=ざっくり6万ドル位です)
こういうことが「出来る」のがRESPです。(普通の人は銀行口座に入れてインフレ負けしてるようですが)
ちなみに自分の場合、結構売買して損も出てるのでとてもじゃないですが、ここまで利益は出ておらず5万ドルが8万5千程度しか増えてないんですが(苦笑
逆に言えば終身保険はこういうギャンブルが元々出来ない仕組みで基本積立定期と同じ仕組み(ただ積立の一部を掛け捨ての保険部分に回してます)、もし高インフレが続くとかなりの確率で実質元本割れになります。
こっちは自分で「掛け捨て保険+個人での積み立て」とほぼ変わらない運用利回り+税制として少しお得という感じです。
>皆様の将来子どもにかかる費用の対策
これは、今後金利がどうなっていくのか?という見通しに関わってくる話なので一概に言いにくいですが、
もし「インフレ社会がやってくる」方に賭けるなら定期やキャッシュを持たずREITや株、クリプト等に分散して投資でしょうし(終身保険などは避け、掛け捨てにするべき)、
「いや、またデフレ的になる」と思うなら定期やキャッシュを多めに、株もグロース等に投資という形になります。
今後10年20年というタームでの将来の見通しが出来る人は、普通居ないのでどっちかに賭けるしかないんですけどね。
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