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無回答 2020/11/17 12:06:13
カナダの番組がつまらないのではなくて、トピ主が求めている番組とテイストが違うだけの話だと思いますよ。
日本でもカナダでも番組製作者は、できるだけ多くの人に見てもらうために、視聴者が見たい番組をリサーチし、視聴率をチェックし、どのような内容であれば視聴率が上がるのかを常に考えています。
なので、その国のテレビ番組を見ていると、その国の人たちが今、どんなものを好んで番組を選んでいるかが分かります。
日本で放送されているものは、日本人が好むもの。
カナダで放送されているものは、カナダ人が好むもの。
日本人テイストに合わせて作られた日本のテレビ番組は、大多数の日本人のテイストに合っているのは当然のことで、国も文化も宗教も好みも違う北米で日本人向けテイストの番組がある方がむしろおかしいと思います。
日本に居る時は何も感じませんでしたが、時々日本に帰国して思うに、日本は情報系エンタメ系旅番組グルメ番組の割合が非常に高くて、それが今の日本人が見たくなるテイストの番組なんだろうなと思います。それはそれなりに面白いのですが、たぶん日本に来たばかりのカナダ人は、そんな番組を見て、つまらないと思うと思います。
どちらが良いとか悪いとかではなく、その国の視聴者に合わせた番組を制作しているので、他文化の人が見てもピンとこないのは当然のことだと思います。
私はここに住んでかれこれ20年になりますが、日本の番組もカナダの番組も、おもしろいものは面白いし、つまらないものはつまらないです(当然ですが)。ただ面白いと思う割合としてはカナダに番組の方が多くなってきました。たとえばドラマなんかでも、長く住んでいると登場人物や設定にリアリティがあって「あるある」と思って見るし、面白いと思うジョークのポイントなどは、やはりカナダテイストになってきるんだと思います。
ただ私はやはり日本人なので日本の番組も好きです。去年一時帰国で見た、出川哲郎の充電させてもらえませんか、というのが面白くて大好きになったのですが、やはりあれが面白いのは日本ならではの感覚なんだろうなぁと思います。
逆にこちらの長寿番組の簡易法廷モノなんかは、日本では絶対にありえない番組ですが、昼間にテレビを付けると大体やっていて、ついつい面白くて見てしまいます。あれがあれだけ長続きするのは、北米ならではの感覚なんだろうなぁと思います。
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