1は株式アセットが50%(うち為替リスク有りの海外株式は13%
2は40%(同21%)
3は52%(25%)
現金的なアセット(短期債券なのでリスクはほぼ0だが金利も低い)が
1は3.3%
2が8.2%
3が36%
長期金利に左右される債券アセットが
1-36% 2-40% 3-20%
まぁ持ってる会社なんかは書いてあるとおり。
ざっくりこの中では3が株式市場に対してのリスクリターンが大きい(要は株が上がれば上がるほど成績も良くなる)
逆に3は長期金利市場の影響はほとんど受けない。
インフレが来たら株を持っているほど成績は良くなり、債券アセットを持っているファンド程成績が悪くなる、逆にデフレだと株持ちは成績が悪く、債券ファンドアセットが成績を押し上げるので(ざっくりの説明です、為替の関係も出てくるんで)
基本的にインフレになると思えば3を、デフレになると思えば2を、為替リスクを減らしたいなら1を、カナダドルの先安を考えるなら2をという感じです。
ちなみに、今後もGICより成績がよくなるかどうかはどれも分かりません(ファンドなどは生存バイアスがあって成績の悪いファンドは潰れていくので今までは良かったというだけの話です)、マイナスの可能性はどのファンドも十分あり得ます。
TAXセイバーという観点ではカナダの場合、株式の割合が多ければ多いほど「利益が出た場合」はタックスがセーブされますので1及び3が株式の割合が高いですのでセーブになります(が損が出た時は関係ないですけどね(苦笑)
長期的に見ても20年で-10%といったようなファンドもあります(日本の株式市場なんかそんな感じですし)ので必ずGICよりと考えるのであれば近寄らないほうがいいですよ。
http://www.nomura-am.co.jp/fund/funddetail.php?t=2&fundcd=140239&PHPSESSID=47ea5512baf395a88e953911a0866a6c#fundinfo
これは日本の大企業の株式が100%のファンドですが14年間で分配金まで再投資しても-20%という惨憺たる結果です。