ソウル近郊「反日スポット」ここまでやるか![大新聞が報じない「韓国」の馬脚]〈週刊新潮〉
[韓国人の理不尽な反日意識は、朴槿恵大統領が誕生してからというもの、火勢を増すばかりだ。
それは教育もさることながら、そこかしこに設けられた「反日スポット」という酷い“種火”によって、
かの国の人々が、嘘に立脚した憎悪の炎を絶やさないからである。]
日本が統治時代に行ったという“非道”が、今なおそれほど憎いなら、
「人のふり見てわがふり直」したほうが、国際的にもよほど尊敬されるのに、韓国の方々には、
そんなことはまるで意中にないらしい。さる韓国人ライターは、
「とりわけ、60代以上の世代は、台風が日本に向かうと聞けば“日本人は全員死ねばいい”と言うし、
東日本大震災で発生した巨大津波に対しても、“植民地時代の天罰”なんて平気で言っていましたからね」
と呆れ顔だが、口にするだけならまだしも、それを公共建築によって“造形”してしまうとは、
もはや我らの想像を絶している。最近完成したソウル市の新市庁舎、通称「ツナミ」のことである。
全面ガラス張りで、波の曲線美を強調したその巨大建築は、
「見るからに東日本大震災の大津波そのままの形で、不謹慎極まりない」
と、国際部の記者も憤りを隠さない。
「1926年の日帝統治時代に建てられた旧市庁舎は、老朽化に加え、上空から撮影した際に、
ある問題が指摘されていました。建物の配置が“心”という文字を描いていて、それを見たソウル市民は
“日本政府が朝鮮半島を侵略したとき、風水の力で朝鮮民族の心を支配しようと気を通した証拠だ”
と訴え、取り壊しの機運が高まりましてね」
風水にからんだ話には後にも触れる。いずれにせよ、言いがかりに過ぎないが、
「結局、旧市庁舎の正面だけを残し、後ろに旧庁舎を今にも飲み込もうとする津波をモチーフに、新庁舎が建てられたのです」(同)
3・11の悪夢が生々しい東北の方々がこれを見たら、どう思うか。“非道”としか呼びようがあるまい。
「今、一番熱い反日スポットといえば、日本大使館前です。
2年前に無許可で設置された慰安婦の銅像がその象徴で、毎週水曜日にデモが行われています」
と言うのは、『悪韓論』(新潮新書)の著者でジャーナリストの室谷克実氏。韓国に詳しい大学教授が、話を引き継ぐ。
「あの慰安婦像が置かれたのは衝撃でしたね。大きな通りのそばにあり、いやでも目につく。
その後ろの壁も如何ともしがたく、“独島の次は対馬だ”なんて書かれたポスターがこれ見よがしに貼られている。
しかも、周囲には常時、警官が立っていますが、彼らの任務は慰安婦像を守ることと、
反日的なポスターが剥がされないように見守ること。しかし、私たちが
“竹島は日本のもの”というポスターを貼ろうものなら捕まるわけですから、まことにいびつな話なのです」
慰安婦がらみでは、さらに新しいスポットもある。
「昨年5月、ソウルの弘益大学近くのハイファッションな街に、戦争と女性の人権博物館ができた。
私はまだ行っていませんが、慰安券や慰安所への出入り証、コンドームなどが展示されているほか、
慰安部屋が再現され、日本大使館前にあるのと同じ少女像が飾られているとか。
設立に際しては韓国政府が3500万円を寄付したほか、日本の人権団体なども5500万円を寄付していますね」
そう語るのは、元全国紙のソウル特派員でジャーナリストの前川惠司氏である。
(続く)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131212-00010001-shincho-kr