BWCHINESE中国語サイトが先ごろ、
「中国人の金持ち移民は5つの国でもう歓迎されない」と題した記事を掲載した。
カナダ、シンガポール、オーストラリア、ロシア、ニュージーランドで移民政策や環境が変わり、
中国人の投資移民は歓迎されなくなったとの内容だ。
報道によれば、カナダは昨年7月に投資移民の受け入れを停止し、
高度な技術を持った中国人、また起業する中国人の移民を引き込むことに力を入れ始めた。
シンガポールでは富裕層によって市場が独占されることへの懸念が高まり、
政府が投資移民政策を引き締めた。
昨年の春節(旧正月)前にはシンガポール経済開発庁が中国人1000人余りの投資移民申請を拒否している。
オーストラリアの場合は中国人移民の不動産購入によって現地の不動産価格が上がり、
地元住民の間で不満が高まった。
20万〜30万人の中国人がおり、農業や貿易、建築業などに従事しているとされるロシアでは、
一部国民の間で「国土が奪われる」と、移民への反感が強い。
さらにニュージーランドでは極端な民族主義者らが中国人を含むアジア系住民を非難し、
排斥しようとする動きがみられる。インターネット上での攻撃も激しく、
「中国人がニュージーランドを汚染している」「国に帰れ」といった書き込みが相次いだ。 (編集翻訳 恩田有紀)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131203-00000002-xinhua-cn