日本では中央大学法学部が、３年間で偏差値が７以上下がった（６７以上→６０）と報道がありました。
ロースクールを作って弁護士量産した結果、就職先がない若手弁護士、不況のあおりで依頼件数自体が減少したからだといわれています。一昔前なら、皆やりたがらなかった刑事事件の国選弁護まで奪い合いだそうです。

カナダ、特にオンタリオにはもともと企業や人口が多いとはいえ、ロースクールの数も相当あります。
企業の法務部に勤める卒業生も多いでしょうが、やはりそちらでも案件数に比して弁護士が多すぎて仕事を取り合うような状況になっているのですか？やっと捕まえたクライアントから思いっきりぼったくるとか、逆に競合と価格で競争するとかリピーターや口コミ狙いでお手頃料金で仕事をするとか、どうなんでしょう。

もう少し深く調べたら状況が分かるでしょう。
例外はあるとしても、首相経験者の大多数は弁護士出身。
東部の、ケベックとオンタリオの大手の弁護士事務所が、カナダを牛耳っています。
ハーパーは、完全にアルバータのオイル会社に使われていますが。
BC州で反対されているパイプラインをゴリ押し。未だ決まっていないと言われていますが
これは完全にDan dealです。USA北部のパイプラインは、そう簡単にいかず困っています。
話は逸れましたが、なりたての弁護士は、コネとか大手事務所に入れない限り、簡単には稼げないようです。どちらにしても、政治家と関係が作れないと荒稼ぎは無理。
カナダはその様なシステムになっています。

早々にありがとうございました。
学部で財務を専攻しその後ロースクール（どちらもトップクラスの大学）に進んだカナダ人の友人が、法律とは全く関係のない仕事をしているそうで、状況が厳しいのかなあと思っていましたが、あまりその辺を尋ねるのも野暮と思い質問させていただきました。理系のセンスのある頭のいい人だったのですが、卒業時の景気が悪く就職には相当苦労したらしく、ロースクールの同級も皆が弁護士になったわけではないとは聞いておりました。父上が大学の研究者だそうですが、政治家や産業界とのコネなどはやはりなさそうなので、納得です。

正直学歴とか関係ないと思います。
私の友人は名前を出せないほど弁護士として成功してますが、普段話していてやっぱり違います。
話は変わって、幼馴染が現役で東京芸大から東京芸大の大学院まで行きました。絵が上手い？！正直別格でした。
上手いとかそういうレベルじゃなく、もう遺伝子が違うという感じでした。

カナダの弁護士の友人も、もう遺伝子が違うという感じです。

この遺伝子レベルの才能は、そういう遺伝子を持ってないと、どんなに努力しても無理だと思うほどです。

主人の叔父も大変頭が良く法学部のドクターまで出ましたが、才能はなかったようで、全く関係のない仕事で家族を養ってました。

残念ながら、そういうものだと痛感しています。

日本の歯科医も、同じ。
いまや夜逃げをする歯科医もいるとか。
しかし儲かって儲かって困るところもあります。
それはもちろん技術もそうですが、経営者としての素質があるからでしょうね。
弁護士も同じかと、。
知り合いが弁護士です。昔は何十年という教える立場になると弁護士免許を無料でもらえました。
弁護士試験無しでですよ。ようするに、棚ぼたです。
弁護士に学歴は関係ないと言う人があるが、たとえば日大から弁護士なんてほとんどいません。皆無といってもいいほどです。なろうとする人はそれなりの大学に行きます。
カナダの場合は学部を卒業してからロースクールに行くのですが、ディベーティングのすごさは並ではないと聞きます。
弁護士や医師はものすごい記憶力が必要とされます。

ある"世界"で上位3人に入ると言われている医師が、遂に引退しました。定年年齢を遥かに越える年齢でしたが、その引退パーティーに来ていた人々が口を揃えて言ってたのが、その医師の感性は天性であって努力でどうにかなるレベルのものじゃなそうです。
流石に世界でトップ3に入る実力で何才になっても必要とされる人材は基本が違うんだろうなと感じました。