TPPの「資格相互承認制度」についてお尋ね致します。

TPP参加国同士の会計士資格の相互承認が確定しています（その他、医師・弁護士・税理士等のあらゆる資格も）が、外国では日本と異なり、公認会計士資格が複数種類もあることを知りました。

（例えば、カナダではCA/CGA/CMA、オーストラリアではCA/CPA/IPA、アメリカではCPA/CMA/CFAなど。）

これらTPP参加各国の会計士資格が、日本の「公認会計士資格」に一括して相互承認されるという意味なのでしょうか？

どうしても知りたいので、詳しい実態についてご存知の方、是非、情報提供いただければ幸いです。

（それ自体に関して詳細をご存知ではなくても、関連ケースについてご存知であれば、是非、お教えいただければ幸いです。
例：EU・米国と韓国間で締結されたFTAでも、弁護士・公認会計士・税理士資格の相互承認制度が誕生しましたが、会計士資格の相互承認のケースに限って述べると、やはり複数種類ある欧米の会計士資格（英国ではACCA/ACA/CIPFA/CIMAなど）が、韓国では「公認会計士資格」（日本と同様、１種類しかない）に一括して相互承認されるようになった訳でしょうか？

上記FTAの資格相互承認制度に関して、JETRO資料２３ページに詳述↓

http://www.jetro.go.jp/jfile/report/07000144/eu_korea.pdf#search='%E7%B1%B3%E9%9F%93+fta+++%E7%A8%8E%E5%8B%99+%E5%B0%82%E9%96%80%E5%AE%B6+%E5%A4%96%E5%9B%BD+%E7%A8%8E%E5%8B%99%E8%AB%AE%E5%95%8F%E5%A3%AB';）

何卒、宜しくお願い致します。

追記：TPPは、オバマ大統領が、上記のEU・米国と韓国間で締結されたFTAをモデルとして（それ以上の完全自由化を目指して）作られているそうです。

相互承認といっても総論で将来的にそうなりそうだね、という段階であって
じゃあ実際具体的にどうするかがはっきりしている段階ではないです。

公認会計士の業務は多岐に渡るけど、一番問題になるのは監査業務ですね。
そういう意味だと相互承認の対象になるのはCA CGA USCPAあたりですね。
CMAは監査業務をしない資格なので関係ないと言えば関係ないないです。
監査以外のコンサルティングや企業経理などの業務は別に今だって外国の
会計士を禁じてないですし。

またCA CGA USCPAにしても、国が違うと会計の実務、税法、会社法が
全部違うので無条件で相互承認して監査をさせるのは現実問題無理です。
会計理論についてはある程度世界共通の部分もありますが、少なくとも
税方と会社法については追加試験を課さないと仕事にならんだろう
という声も内部から聞かれます。

まあいずれにせよ各論はこれから、というところなので、情報収集を継続して
いくしかないと思います。例えば金融庁の懇談会などでも相互承認について
たまに話に上りますが、具体論はまだまだな感じですね。
http://www.fsa.go.jp/singi/kaikeisi/index.html

ご回答、誠にありがとうございます。

結局、現段階ではあやふや過ぎる問題という訳ですね・・・
（というか、確かに監査業務が与えられていないCMAでは、それ以前の問題であることは明白なのですが・・・）

もう１点、CMA関連でお尋ねしたい質問内容があるのですが、もし宜しければ、そちらもご回答いただければ幸いです。

カナダでは日本のように国家試験を取っていればどこでも働けるわけではありません
各団体がそれぞれ独自の制度を持っています、会計士、医者、弁護士、エンジニアなど、国がＴＰＰに参加しても外国の免許を団体が認めるかどうかは不明です。