Joe はスーパーストアのブランドなので、Joe だけを売る店はショールームみたいなものであって、基本は日常的にスーパーに買い物にくる人たちがターゲットです。レントや人件費の上乗せなんてほぼありませんし、便利さの点ではユニクロなどの専門店とは比べ物になりません。Joeはカナダ全土のスーパーストアの店舗に山積みで売られますが、専門店ではありませんので店舗代や人件費にかかる経費の部分では、雲泥の差でしょう。
ウォルマートブランドの George も似た感じですね。それなりに流行を意識したカットのものを、ワンシーズンで惜しくない値段で売る。これはすでに店舗を持っている大手スーパーだからこそ可能なことです。
ユニクロだけではなく、小売店(日本に限らず)がどこかに出店するとなると、どういうアイデアで、何を目標として、何をもって GO を出したのか?みたいなことは、商売をかじったことのある人であれば、まず最初に頭に浮かぶことだと思いますし、ネガティブな分析が出るのって悪くないと思いますよ。私はそういうの、読んでて面白いです。