何で竹島の問題は国際司法裁判所に持っていくべきで、尖閣問題はその必要はないという態度を政府は示しているのでしょうか?
どちらも同じように見えるのですが、出るところに出てはっきりと白黒つけるために裁判に持っていくのが筋なのでは。

竹島の場合は、日本の領土なのに韓国が不法占拠しているから、国際司法裁判所に持っていく。
尖閣諸島の場合は、日本の領土で日本が管理しているから、裁判所に行く必要がない。もし中国が不満であれば、中国が国際司法裁判所に訴えればよい。中国が裁判所に行けば、日本は応じるよ。

竹島は日本の領土である「竹島に韓国が事実上実行支配」しているためにこの不法な
占拠を正す目的で国際司法裁判をするものです。

尖閣諸島の問題は日本の領土領海であるにも関わらず中国が海底資源調査して発見
されたこの資源確保のために近年になって中国領と主張しはじめたのが原因です。

しかし今回の国有化の時点で島の売り主は明らかに日本人であり日本の領土である
ことは明白な事実のため国際司法裁判に出す根拠は現時点ではないと言って良い
でしょう。今後発生するかも知れませんが。

東シナ海を中心とした領土領海問題はただ単に中国の無謀なる行動としか言いようが
ありません、正しくは中国共産党と言ったほうがいいかも知れません。
今回の中国全土で発生したデモも中国政府絡みであることは間違いないでしょう。
見た目には同じような事案と受け止められますが全く異なった事態です。

また北方四島問題にしても日本が敗戦したと同時に当時連合国の一員であったロシア
が勝手に分割支配してしまったものによる不当な占拠です。
これ以外には朝鮮半島３８度線での分割もロシアと中国共産党が深く関わっており
それが今日まで朝鮮民族の分断の原因となっているようです。

どちらも日本政府の敗戦国負い目外交が招いた結果がこのような事態に発展してしまった
と考えられます。
今後の対策としては憲法の改正に伴って核の保有と自衛隊から国防軍に拡大し資金供与
や話し合い外交から脱却して国際社会における日本の地位を確保しなければならないで
しょう、それでなくても英語の不得手な国民なんですから。

世界情勢は日々変化している事実をもっと真剣に日本国民も政治家も考える時期に来て
いるのではないでしょうか。