先日、ダウが500ポイントだか下げたときに、翌日は戻すと思い、米国株式ファンドを買ったところ、その日にＳ＆Ｐが米国債格下げとのニュースが流れ、ショックを受けました。週明けはトリプル安が予想されているようですね。それは当然という気もしますが、それがいったんおちついた後、少し長い目で見たらどうでしょうか？

為替は、ドルの信頼失墜ということで、かといって債務懸念が消えない欧州もダメ、当面は消去法で円が買われる？？でもこれ以上の円高は日本経済には大打撃。日本株は売られる？じゃあ、日本国債？これもすでに相当高値圏にあり、買い上げるには限界かと。

そもそも本当にドルの信頼は失墜するのでしょうか？結局は、やはりドル、米国債を買うしかないとなり、資金が戻ってくるのか。。。という気もします。

それとも、ＡＡＡを維持しているドイツやカナダの国債や通貨に資金が流れるのでしょうか？

一体何に投資したらよいのか、まったくわかりません。

いろんな見方が知りたいです。

カナダがAAAアメリカがAA+
面白いね。こんな事あるのですね。

当然でしょ。カナダは先進国唯一の財政黒字ですよ。
今までアメリカAAAだったほうがちゃんちゃらおかしい。
だけど、民間の格付け会社が権威を持ちすぎてると思う。

どこかで読んだ記事でうろ覚えなのですが、格付け会社は2008年のサブプライムを見抜けなかったということで、存在感を失いかけ、その後は、「いち早く危機を予見した格付け会社」というのを競っていて、他社に先駆けて格下げしたがる傾向にある、と。

確かに、格付け次第で倒産してしまう企業や国家もあり、民間会社が権力持ちすぎかもしれませんね。しかも、格付けというのは経済指標などと違って、主観ですから（まあ裏付けはあるのでしょうけど）

まず「一体何に投資したら良いかわからない」のであれば「投資しない」のが一番です。

落ち着いて来て「何に投資したら良いかわかってきた」ら投資すればいいですよ。格言に「頭と尻尾はくれてやれ」とある通り、態々ボラタイルな現状でリスクを取るよりも多少遺失利益が出たとしてもリスクを減らしてリターンをとれる方が余程いいと思います。

格下げに関してはたいした話じゃないですよ。他の投資先でバブルが起きる可能性もありますが、そのバブルにリスクを取って乗る必要があるのかはご自身のリスク許容度に関連してくると思います。

（例えるならば、この現状「ゴールド相場」は逃避資金が集まる可能性もありますが、相場は「知ったら終い」の可能性もあるので暴落する場合もあり得ます）倍or半値の丁半博打に乗れる資金or性格であれば乗ればいいですし、そうでなければ気にする必要もないかと。

この格付け話よりも余程欧州（特にイタリアorスペイン）の国債相場の方がシビアな話になっています。