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No.22514
日本語化した英語
by 無回答 from バンクーバー 2011/03/31 09:03:15

映画館の前のスチール写真という
何のことかと思って調べたら英語のStill photo

正確にはスティルなのにスチール

Res.1 by 無回答 from バンクーバー 2011/03/31 10:02:38

そういうのは、書き出していたら本が一冊できます。
でも興味がおありなら調べるのも面白いですね。

オリジナルの単語が、日本に渡ってきた時代が、どんな時代、どのように使われていたかの「歴史」が見えますから。

時々、もともとの英語と発音が違うだとか、意味が違うだとか、そういうところにフォーカスされる方がおられますが、それはナンセンスです(とぴ主さんのことじゃないですよ)。

昔、日本に渡ってきた外国語が、どんな日本語に「生まれかわったか」か、という視点で見て、楽しむ?のが正しいと思います。日本のカタカナ語には、英語だけじゃなくて、ドイツ語やポルトガル語から渡ってきて、すっかり日本独自の意味になったものもありますよ。結構面白いです。

たとえば、日本で言う「いくら」は、ロシア語の ikra からきています。日本では鮭の卵のことですが、ロシア語では魚に関係なく魚の卵すべてを指しますので、たらこでも ikra です。想像ですが、たぶん昔、ロシア人がたまたま鮭の卵をもっていて、それを ikra と呼んでいたので、日本語では鮭の卵のことをイクラと定着してしまったのではないでしょうか。

あと、メリケン粉のメリケンは、American です。アメリカの粉、という意味でしょうか。当時の人は american を耳で聞いて近い発音をあてて、そのままそれが定着してしまった代表格です。似たものに、ミシンがありますね。これも machine の発音がそのまま定着しました。両方とも歴史を感じさせる日本語です。
Res.2 by 無回答 from バンクーバー 2011/03/31 10:49:00

カタカナ語から歴史を知るというのは、とても面白いと思います。

たとえばトピ主さんのいわれる、スチール写真の「スチール」という単語も、なぜティでなくてチなのかというのは、これも歴史です。

もともとカタカナ語は外来語(つまり漢字の存在しない単語)を表記するものなので、人によって表記が違う可能性があります。それでは、同じ単語で違うカタカナが当てられることになって混乱するので、国語審議会というような国の機関が、日本語のガイドラインを作っています。

昭和29年の国語審議会では、原音における「ティ」「ディ」の音は、なるべく「チ」「ジ」と書く」というガイドラインが出されていました。もちろん絶対的な規則ではないですが、表記を統一するという意味で、そうするのが望ましいということになりました。ですから、この頃はスチールと表記するのが正しく、学校でも新聞でも広告でも、この表記が使われ、完全に定着しました。

しかし時代は変わります。
外来語が急激に増えてきた平成3年、国語審議会で、カタカナ表記は、なるべく原音に近いように表記するという方向になり、その一環として、原音がティに近いものは「ティ」表記を一般とするということになりました。これまでは、なるべくチ表記をするとしていたのが、「チ」は慣用のある場合のみ使われるというような逆の立場にとってかわられたわけです。

このことから判るのは、スチール写真のスチールは、明らかに昭和29年ごろには確立していた単語だということです。もしこの単語が、平成以降に新しく入ってきたのであれば、ティと表記されるようになっていたことでしょう。その単語が定着していた時代によって、表記の規則が変わるということで、カタカナ表記から時代がわかる例だと思います。
Res.3 by 無回答 from 無回答 2011/03/31 21:59:03

野球の「盗塁」も「スチール」と言いますね。「Steal」のことなんでしょ。Wikipedia によると「Stolen Base」からきているそうです。
Res.4 by 無回答 from 無回答 2011/03/31 23:05:52

カメラマン、ガードマン、フロントガラス、フリーター、ニート
Res.5 by 無回答 from バンクーバー 2011/04/01 00:24:50

>カタカナ表記は、なるべく原音に近いように表記するという方向になり+++++

だったら、COSTCO=コスコゥ  IKEA=アイキーア  と日本も呼ぶべきでしょう。
Res.6 by 無回答 from バンクーバー 2011/04/01 02:01:30

ラジオ
Res.7 by 無回答 from バンクーバー 2011/04/01 06:57:40

IKEA=アイキーア

IKEAはスウェーデンの会社なの知ってます?
スウェーデンではイケアですよ。
Res.8 by 無回答 from バンクーバー 2011/04/01 07:59:31

本来の英語の意味とは違ったことで使っているのもある
建物の改修を日本ではリフォームという、英語では矯正だ、カナダ人がうちの家はぐれているのかと日本人の奥さんにいったそうだ。
すごい和製英語もある、家を修理する車に「ホーミング」と書いてあった。家にINGをつけたらしい。
Res.9 by 無回答 from バンクーバー 2011/04/01 08:04:07

日本のビルの入り口に書いてある名前が面白い
まずビルディングとは書いていない
ビルデング
ビルヂング
Res.10 by 無回答 from 無回答 2011/04/01 08:43:23

コーヒー、ビール

お店の建物として使われている「カフェ」、「ビアホール」の方が少し英語の音に近いかな。
Res.11 by 無回答 from バンクーバー 2011/04/01 09:11:50

>IKEA=アイキーア  と日本も呼ぶべきでしょう

他の方も書いておられますが、IKEAはスウェーデン語です。
スウェーデン語の原音に忠実にすると、イケアになります。ですからイケアのほうが原音です。

いつも思うのですが、自分が英語しか知らないからだと思いますが、カタカナになったものを、全部「英語」ベースで考えるというか、英語の発音と照らし合わせるというのは、少し視野が狭いと思いますよ。
語源がアルファベットのものは、すべて「英語」読みしてしまう、というのは、自分の知っている知識だけでモノを理解しようとするようなものです。もっと考えを広げましょう。

ヨーロッパ語源の言葉は、つづりをそのまま英語発音(特に北米発音)だと、原音と違って発音されます。

日本は、何語であれ「原音」に近い発音にすると決めているわけで、原音が「英語」でないものは、当然のことながら、英語では違う発音になっても当然です。

同じ単語が複数の言語にわたってある場合、どの原音をとるのかは「その単語が直接どの国から来たのか」によります。最近は英語が主流ですが、昔は英語よりもドイツ語やポルトガル語が多かったです。これも時代というか歴史です。昔からあるカタカナ語ほど、ヨーロッパ語源が多いです。

日本が英語以外の原音をカタカナにしている例でいうと、ドイツではVの発音がにごりません。Volkswagenという車は、日本では原音に近くフォルクスワーゲンと表記します。virus などの医学用語も当時ドイツ語からきたので、日本では、ウィルスといいます。しかし英語では、そのままヴォルクスワーゲンとかヴァイルスとか、にごってしまいます。ですから、日本でヴォルクスワーゲンとか言うとヘッ?と思われますし、ヴァイルスにいたっては英語を知らない人にはウィルスと同じものとは思ってもらえないでしょう。

COSTCOはまた別の話です。まず会社名などの個人名は、国語審議会とは関係なく、会社の方針によって決められますし、コストコの場合は、会社登録のときに、すでにCOSCO(コスコ)という会社があって、同じ名前がつけられなかったからです。
Res.12 by 無回答 from 無回答 2011/04/01 09:22:08

Costcoを絶対コスコだと主張するくせに、McDonald'sはマクドナルドだという痛い人
Res.13 by むかいとう from バンクーバー 2011/04/01 14:15:28

逆パターンもありますよ、英語化した日本語。

マネージャーやリーダーのことを honcho という
何のことかと思って調べたら日本語の班長
正確には han chou なのに honcho

ビジネス界で権力のある金持ちの有力者のことを tycoon という
何のことかと思って調べたら日本語の大君
正確には tai kun なのに tycoon

どこの国でも、新しい外来語が来たら、その時にその国で一番使われていた意味になり、綴りもその国の綴りシステムにのっとってスペリングする。つまりは、その国の言葉として生まれ変わってゆくわけですね。

つまり、大元の日本語で「班長」だの「大君」だのの意味なんて、どうでもよくて、そういう綴りのそういう意味の英語の言葉になってしまっているわけです。

カタカナの元になっている原語(英語に限らず、どの国の言葉でも)を見つけて、あぁこの言葉が元になってるんだ、と思いを馳せるのは知的好奇心を満たすという意味でも面白いですが、意味が違うとか発音が違うとかいうのは、言語の発音体系も違うのですから違っていて当たり前、そういう議論は、はっきり言ってずれていると思います。
Res.14 by 無回答 from 無回答 2011/04/01 20:35:06

レス5は痛すぎる。
Res.15 by 無回答 from ケロウナ 2011/04/02 12:36:48

>Costcoを絶対コスコだと主張するくせに、McDonald'sはマクドナルドだという痛い人

Costcoは日本で「コスコ」を商標登録する予定でしたが、既にCOSCO「コスコ」が商標登録されていた事が判明したので仕方なく「コストコ」となりました。

COSCOは世界大手の海運業者です。船やコンテナにCOSCOと書いてあるのを見たことがあるのではないでしょうか。
Res.16 by 無回答 from バンクーバー 2011/04/02 22:25:09

カフェはフランス語
Res.17 by およそ from トロント 2011/04/03 07:54:49

アバウト=About 日本語で形容詞として使われることがある。
でも、英語にはそんな使い方はない。

津波=Tsunami や 台風=Typhoon は英語が先?日本語が先?
Res.18 by 無回答 from バンクーバー 2011/04/03 08:08:26

>アバウト=About 日本語で形容詞として使われることがある。
でも、英語にはそんな使い方はない

アバウトだけじゃないですよ。いったん日本語になってしまえば、どんな単語でも結構フレキシブルに変えることができるのが日本語です。

tsunami は日本語です。なみ、というのが日本語ですから明らかですね。
英語の typhoon は中国語です。
Res.19 by 無回答 from 無回答 2011/04/03 09:42:53

Sewing machine のマシーンの部分がミシン
Lemonade が ラムネ
Res.20 by 無回答 from バンクーバー 2011/04/03 12:27:45

言葉(概念)が輸入された当時の基準でカタカナに変換されて、それが完全に日本語になったもの(辞書にも載っている)については、原語の綴りや発音なんて、誰も気にしてないですよね。

たとえば Brush という英語は、「ブラシ」になった。
わざわざ、本当はブラッシュなんだよ、なんていうのは間が抜けてますよね(笑)。
日本語では「ブラシ」が辞書的にも本当になってるんですから。

という感じのことは数え上げたらキリがありません。
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