同性愛ではない男性同士が結婚へ・理由は税金対策 カナダ
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バンクーバー 2005/08/30 22:26:23
同姓婚がOKなカナダでは別に珍しいことではないことではあるが、2人のカナダ人男性が結婚することを決めた。しかし、この男性たちは、同性愛者カップルではないのだ。ふたりともストレートなのだが、税金対策のために結婚するのだという。
結婚したのはビル・ダルリンプルさん(56)と、親友のブライアン・ピンさん(65)。ふたりは新しく制定されたカナダの同姓婚制度を利用して入籍しうまく活用している。
ビルさんもブライアンさんも、過去に女性と結婚し離婚している正真正銘のストレートだ。ブライアンさんは、先週バーに居た時に友人らも居るところで、ビルさんから”プロポーズ”をされたときに「冗談だろう」と思い、周囲を驚かせ笑われたという。
ふたりは、結婚によって受ける税金上のメリットを利用するだけで、ゲイ・レズビアンの人たちに対する侮辱的な意味はないと話している。ゲイ・レズビアンのための活動家でもある弁護士は「結婚は愛に基づいたものであるべきだ」と苦言を呈しているが、個人の権利と自由が優先されるべきであるので、反対はしないという。
ビルさんは既に弁護士と相談していて、今回のカナダの同姓婚に関して、お互いの性的な嗜好は定義されておらず、法律上問題ないとしている。
「この結婚には”税金”と密接な関係がある。政府もよくよく考えていなかったのだろう」と話すが、結婚式の日取りはまだ決まっていない。
具体的に、何が得するのですか?
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