変動相場制においては原則として需要と供給により為替レートは変動しています。為替レートの水準も株と同じように、買いたいと思うほうが強くなり、売りたいと思われるほうが安くなります。ただし、為替レートは株式投資とは異なり、原則として相対評価であることに注意が必要です。株式投資の場合、企業の株価が円という絶対的な基準により評価されます。
一方為替取引の場合、双方の相対評価である点に注意が必要です。たとえば、円とドルの取引で考えた場合、円高・円安に動く場合、円が買われると円高になりますが、逆にドルが売られることでも円高となります。円が買われた場合は、通常ユーロに対しても強くなりますが、ドルが売られて円高になった場合は、必ずしもユーロに対しても強くなるとは限りません。
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