学生ビザ（無収入）で滞在しています。タックスリターンについて幾つか教えてください。

まず、レシートなどが必要でお金が戻ってくるのは

　＊学費
　＊バスパス代
　＊家賃

の３点で正しいでしょうか。

次に、学費に関しては、対象となる学校とならない学校がありますよね？
卒業してしまった上に学校から離れているので電話で問い合わせるのですが、学校に何という書類をもらうようにお願いすればいいのでしょうか。書類の名前を教えていただけませんか？（tax return form？でいいですか？　それとも、払った時のレシートがあれば問題ありませんか？）

（バスパスに関しては、かつて通った学校のオリエンテーション時に「バスパス代のレシート」はとっておかなくちゃだめよ。と言われたと思うのですが、定かではありません。家賃は勿論レシートがあります。）


第３に、申告は郵便局に行って紙をもらえばいいのですか？

第４に、日用品（合計金額が高額の）レシートのＧＳＴ還付はもうなくなってしまったんですよね？

レスいただけたら嬉しいです。

↑追加です。
州によって違うといけないので、ＢＣ州です。 　

学費とバスパス代はそれ自体が還付の対象になるのではなく、課税対象所得からの控除に使われるだけでは？詳しい方、フォローお願いします。 　

>まず、レシートなどが必要でお金が戻ってくるのは
>＊学費
>＊バスパス代
>＊家賃
>の３点で正しいでしょうか。

まずBC州については、家賃はタックスリターンには関係ありません（自宅での自営業でない限り）

次に、バスパスと学費については、Non-Refundable Tax Credit です。Non-refundable というのは、還付金としてお金が戻ってくるのではなく、支払わなければならない税金と相殺してくれる（税金を払っていなければゼロ）という意味です。所得がなければ、税金も払っていませんので、結局何もベネフィットはありません。もしトピ主さんが働ける学生ビザで、何かの収入があるのであれば、支払った所得税と相殺できます。

ただし学費については、今年収入がなくても、次年度以降に支払う所得税に適用することができます。ですから、今年は収入がなくても、一応申請だけしておけば、働き出して収入ができた時点で、引いて計算してもらえますので、払う税金が少なくなります。

>次に、学費に関しては、対象となる学校とならない学校がありますよね？

公立カレッジや大学など、政府が認めた教育機関のみが対象になります。通常、私立の語学学校などは対象にはなりません。

以前は、時期になると大学からタックス控除の証明書類が郵送されてきていましたが、最近はオンラインが主です。わからなければ問い合わせてみても良いかと思いますが、通常、卒業していてもオンラインで自分のアカウントにはログインできると思います。そのアカウントからタックス控除書類をダウンロードできる仕組みになっていると思います。

>第３に、申告は郵便局に行って紙をもらえばいいのですか？

そうです。

>第４に、日用品（合計金額が高額の）レシートのＧＳＴ還付はもうなくなってしまったんですよね？

たぶん、旅行者対象のGST還付と勘違いされていると思います。確かにそのGST還付はなくなりましたが、もともと旅行者が対象なのでトピ主さんには関係なかった話です。

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学費
>＊バスパス代
>＊家賃
>の３点で正しいでしょうか。

無職です。。学費は両親が支払ってます。バスパスは授業料＋バスパス代が大学側から引かれます。
確定申告の時が近くなると大学側は支払った金額をダウンロードできるようにしています。ダウンロードしサインをして会計士のところに提出。
年４回？支払ったGSTが戻ります。受け取る金額は支払額によって違います。
学生の場合は学費のみであると認識しておりますが。

私やとぴぬしさんには当てはまりませんがアルバイトをして副収入のある学生は、
それも申告しなければなりません。
　

ちょっと前(確か2003年分)のことなので、今は変わっているかも知れませんがご参考までに…。

当時、学生ビザで滞在していてTax Returnしました。
私は私学の語学学校等に通っていたので、学費等は一切考慮せずにT1 General Formのみ提出しました。
もちろん無収入なので、金額記入箇所はすべて"0"で記入しただけです。

SIN Numberも"Tax Returnの為に必要なので"って説明したら、学生ビザでも発行してもらえました。

年4回に分けて、Total$200くらい戻ってきましたよ。

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>年4回に分けて、Total$200くらい戻ってきましたよ。

これはGSTクレジットですね（トピ主さんの言われているレシートが必要な還付とは別ものです）

これは低収入の世帯に対して行われる還付で、翌年に4回に分けて支払われますが、気をつけて欲しいのは、支払いを受ける時点で必ずカナダに在住していなけいということです。ですから1年しか在住していない人にはこのクレジットを申請することはできません。 　

レス４が正しいと思います。 　

お礼が遅くなりました。みなさん色々ありがとうございました。

出身校のサイトを見たら、２月下旬にならないと用紙がダウンロードできないようです。
てっきり、２月中に申請しなければならないと思っていたのですが、締切はいつなのでしょうか。

申請にはSINが必要なんですね。それは知りませんでした。でも、手続きに必要なら発行してもらえるとのこと、近々事務所を訪ねてみます（ウォーターフロント駅付近のところでいいんですよね？）


ここまでのまとめ。

（１）無収入の留学生でもタックスリターンが申請できる。
（２）ただし、受け取る時にカナダにいなければならない。
（３）対象となるもの
　　（a)学費
　　　　（今回のタックスリターンには直接関係なし。
　　　　　だが、翌年以降仕事開始時にひかれる税金が安くなる）
　　（b)バスパス
　　　　（レシート提出無用。
　　　　　ただし、求められたら応じなければならない）
※家賃は自営業者でなければBC州では対象外

（４）必要なもの
　　(a)大学から発行される証明書（サイトからダウンロード）
　　(b)T1の用紙（郵便局でもらう）
　　(c)SIN
　　　（ワークがなくてもタックスリターンに使うと言えば発行可）
　　(d)バスパスのレシート（提出を求められた時）

以上が皆さんの回答と、他でちょっと知らべてわかったことですが
間違いがあったらご指摘願えませんか。

そしてもう１点、教えてください。ＧＳＴ還付についてです。

RES３さん
＞たぶん、旅行者対象のGST還付と勘違いされていると思います。
＞確かにそのGST還付はなくなりましたが、
＞もともと旅行者が対象なのでトピ主さんには関係なかった話です。

RES4さん
＞年４回？支払ったGSTが戻ります。
＞受け取る金額は支払額によって違います。

RES6さん
＞>年4回に分けて、Total$200くらい戻ってきましたよ。
＞これはGSTクレジットですね
＞（トピ主さんの言われているレシートが必要な還付とは別ものです）

ここで皆さんがおっしゃっているGSTは、学費に課されたGSTということでよろしいでしょうか。学費以外に支払ったGSTについては還付されないという理解で正しいでしょうか。

重ね重ねすみませんがよろしくお願いします。

　　　　 　

Temporary SINの申請書をCRAからもらって、それと一緒にT1を記入。学費とバスパスはクレジットの欄に記入です。GSTは最初のページにチェックをつけるとことがあるので、それにチェックを入れればCRAで勝手にGSTを計算して還元してくれます。収入のない学生さんだと年に4回各60ドルくらいだと思います。

学費の確定申告用のフォームが準備されるのはだいたい2月下旬でしょう。それからでも全然おそくありませんよ。締め切りは4月末日です。Temporary SINの申請をする人はオンタリオで処理されるので(昨年の話ですが)、通常の人よりも時間がかかるそうですが、私は気になりませんでした。4月末に申請して、最初の小切手が届いたのって、たぶん8月くらいじゃなかったかなと思います。

とりあえず、CRAに行って(ビュートXペンダーかヘイスティング)、T1 Generalをゲットするといいですよ。それかもしかしたらCRAのホームページから郵送のサービスとかもあるかもしれません。探してみてください。 　

再びです。
いつ頃でしょうかねダウンロードできるのは、たぶん３月に入ってだと思うのですが記憶にないです、期限は４月３０日までです。
父が自営ですのでお願いする会計士さんの所に、私のサインを添えたコピーを持って行き、私の名前で申告します。ご承知のように私もアルバイトなどはしていませんので学費、要するに大学に支払った１年の総経費のみです６０００ドルぐらいだったと思います。その他本代などはやっていません。。出来ないと思います。
年４回GSTの分がチェックが送られてきます。
アルバイトなどをしている友人はバンクの通帳に振り込まれるように、あらかじめしてあるそうです。
　

トピ主です。再び詳細に教えていただきありがとうございます。

＊締め切りは４月３０日なのですね。
　なんだか、ひとり焦っていました^^;

＊ＣＲＡとはCanada Revenue Agencyのことですね。
　Temporary SINの申請をする人はオンタリオで処理されるとのことなので
　こちらは早めに準備しておこうと思います。

＊T1 General　というのを手に入れるのですね。
　上記サイトを見たら
　http://www.cra-arc.gc.ca/menu/LBA-e.html
　どうやらここでダウンロードできるみたいです。
　なんだか説明ファイルやらなにやらいろいろあって
　まだちゃんと読んでないので、あとでじっくり探してみます。

ひとまず解決しました。
また行き詰ることがあったら、質問させてください。

ありがとうございました。


　
　

学費を親が払った場合は申告できるのでしょうか？
（親のカードでの支払いです） 　

↑
できます。その場合、確定申告用の学費レシート(T2202A)の名前を親御さんではなく、あなたに変更してもらう必要があります。学校の担当部署に聞いてみてください。 　

>ここで皆さんがおっしゃっているGSTは、学費に課されたGSTというこ
>とでよろしいでしょうか。学費以外に支払ったGSTについては還付さ
>れないという理解で正しいでしょうか。

年に4回に分けて貰えるGSTクレジットというのは「特定のもの」に支払ったGSTの還付ではないです。だからレシートも必要ないのです。そもそも、日々の生活で払ったGSTのレシートを1年分貯めておくなんてことは不可能です。カナダで住民として生活している以上、ある一定のGSTを払っていることだけは確かだという前提でのGSTクレジットです。

コンセプトを説明しますと、GSTというのは、高所得者も低所得者も、ほとんどの商品を買ったときに、否応なく課せられる税金ですよね。しかし、低所得者に、高所得者と同じ GST を一律課してしまうのはフェアじゃない、と言う考えなのです。でもかといって、日々の細かい商品を買うたびに、スーパーで収入証明を見せて「この人は低所得だからGST免除」「あなたはGSTを課します」なんてことはやってられません。

ですから、どんなに低収入の人であっても、お店で何かを買う場合は GST は必ず徴収される仕組みにしてあります。しかし、いったん徴収してから、前年度の収入に基づいて、低所得者の人に対して、このGSTを「この位の所得だったら、日々の生活の中で、これくらいGSTを払っているだろう」という見積って、手当てとして払ってくれるというわけです。

この GST 分は、前年度の収入に基づいて年に4回に分けて行われます。

GST「還付」という言葉を使うと、すでに前年度に払ったGSTを戻してくれるお金だと勘違いしてしまいそうですが、実はそうではありません。（もし前年度に払ったGSTの還付だったら1度に払い戻すはずですよね）。

この GST は、今年（これからの生活）に使うであろう GST を先に支給してくれていることになります。ただその計算に、前年度の収入を使うだけの話です。

これは 7月、10月、1月、4月 の4回に分けて支払われますが、7月に支給がある場合にカナダに在住していなければならないという決まりがあるのは、この7月にもらう分は、7月〜9月の3か月分に支払う GST に充ててください、という意味だからです。 　

　↑
目からうろこです。勉強になりました。解説ありがとうございます。 　

>学費を親が払った場合は申告できるのでしょうか？
（親のカードでの支払いです）

上で大学生さんが丁寧に書いてますよ。





> 　

トピ主です。
RES14さん、大変わかりやすい解説をありがとうございました。
RES15さん同様、私も、目からうろこが落ちる思いで拝読しました。