jpcanada.comについて
/
広告募集中
/
jpcanada.com トップ
注意事項:
当サイトのコンテンツをご利用いただく全ての方は、
利用規約
に同意したものとみなします。
このサイトの掲示板は情報交換やコミュニケーションが目的で設置されています。投稿内容の信憑性については、
各個人の責任においてご判断下さい。全ての投稿において、投稿者には法的な責任があることをご認識ください。
また、掲示板上で誹謗・中傷を受けた場合は、速やかにサイト管理者までご連絡をお願いいたします。
→連絡先
フリー掲示板
この掲示板はノンジャンルです。あなたのささいな質問から
仲間内の自由なおしゃべりまで、ご自由にご利用下さい。
新規投稿される方は、こちらへ
(アイコンの説明もあります)
No.16341
おもむろに?
by
おもむろに・・・
from
トロント
2009/02/09 09:14:00
私は、「おもむろに」の意味をつい最近まで「いきなり、急に」という風に誤解していました。本当の意味は「落ち着いて、ゆっくりと」という意味らしいんですね。
で、ネットでググってみたら、私だけでなく結構たくさんの人が私と同じように「おもむろに」を「急に・いきなり」と間違った意味で理解していることがわかったんですが、その理由がいまいちわからないんですよね。
なんで、結構たくさんの人が、「おもむろに」を本来の意味とは全く逆の意味で使ってしまっているのか?という疑問に答えられる方がいましたら教えてください。
昨日調べてて、他にもよく誤解されて使われているのが、「憮然とした表情」の“憮然”― 私は「むっすりした、ふてくされた」と理解していたんだけど、本来は「がっかりしてぼんやりする様」らしいです・・・・
日本語むずかし〜っすね、やっぱり。
Res.1
by
二本後
from
無回答
2009/02/09 10:52:02
面白い疑問が浮かんじゃいましたねぇ!
私なりに考えてみましたが、これは、おもむろに何かをする「その動作をした本人側」と「その動作を目にした受け手側」が混同されたんじゃないかなと思いました。
「おもむろに何かをする」っていうのは、単に動作がゆっくり・落ち着いてる、ってだけの意味じゃないですよね。
「おもむろに何かをする」というのは、確かに動作自体は「ゆっくり・落ち着いている」けれど、その動作するタイミングが、全体の流れの中ではキー的な意味合いを持つ衝撃的なタイミングなものだから、その動作に立ち会ってる周囲の受け手は、若干ビビリ腰で「エェー!な、なにを突然!」って感覚を受けますよね。
例
・遺産相続について家族と口論をしていると、それまで黙っていた祖父がおもむろに一枚の紙きれを胸ポケットから取り出した。
・先生はおもむろに立ち上がると、突然声を張り上げてこう言った。etc
つまり、「おもむろに」には、「おもむろに誰かが何かをした結果=周囲にとって衝撃的なこと」というお決まりの展開が用意されています。
で、おもむろに誰かが何かをしたという事件に立ち会った人は、そのときの話を第三者に語る際に、「おもむろに」という言葉を使うことで、事件当時に語り手が受けた「衝撃的で唐突な感じ」を描写します。
そして聞き手に、「おぉ、それは衝撃的な!(=いきなり!)」という感覚が伝わるので、「おもむろに」が「いきなり、急に」という意味で脳にインプットされていったのではないかなと思います。
こんな説明でどうでしょうか?
日本語ってむずかしいけど、面白いですねぇ。
Res.2
by
おもむろに・・・
from
トロント
2009/02/10 08:52:32
ということは、
「健ちゃん、そんなに急いでご飯食べないで、おもむろに食べなさい!」って言う感じには使えないのかな〜?
>「おもむろに何かをする」というのは、確かに動作自体は「ゆっく>り・落ち着いている」けれど、その動作するタイミングが、全体の>流れの中ではキー的な意味合いを持つ衝撃的なタイミングなものだ>から、その動作に立ち会ってる周囲の受け手は、若干ビビリ腰で
>「エェー!な、なにを突然!」って感覚を受けますよね。
↑
このニュアンスは本来「おもむろに」って言葉がもっているものなんでしょうか?それとも、過去の人がそのようなニュアンスを持たせ使い続けてきたら、自然とこのようなアディショナルなニュアンスが加わったんでしょうか?
「ゆっくりとおちついて行く」⇒徐行ですよね?
ここには、その後ろに「衝撃的で唐突な感じ」は続かないですよね。
徐行したらば、カマ掘られたってオチならちょっと以外かな〜(笑)
「もってのほか」の“もって”ってなんだろう?
“まろびでる”とか、そんな日本語ないとか言う人もいるし。
本当に難しいですね〜
Res.3
by
無回答
from
バンクーバー
2009/02/10 09:03:39
>ということは、
>「健ちゃん、そんなに急いでご飯食べないで、おもむろに食べなさい!」って言う感じには使えないのかな〜?
↑真面目に聞いているの?冗談だよね?
今の日本の小学校は何を教えているんだ???
Res.4
by
おもむろに・・・
from
トロント
2009/02/10 10:21:02
いやいやいや。
まじめとかまじめでないとかではなく、
「おもむろに」を広辞苑とかでひくと、「しずかに、ゆるやかに、落ち着いてことをはじめる様」とか書いてあるんですよね。
他の辞書には、「落ち着いてゆっくりと」って書いてある。
もし、これが本来の「おもむろに」の意味であるならば、“おもむろに食べなさい!”って言うことは、可能なんじゃないのって話でしょ?
なぜだか理由がまだはっきりしていないけど、返信1さんが言ってるようにアディショナルなニュアンスが「おもむろに」に現在ついているから、誰もこんな風に使わないのは知ってますよ。
でも、辞書にあるように「おもむろに」の意味が「ゆっくりと落ち着いて」であるならば、「おもむろに食べなさい!」って言い方は可能なんじゃないかな〜という話であって。
わかります?
だから、“真面目にきいてるの”かどうかって事に関しては、真面目に聞いてます。
私が聞きたいのは、「おもむろに」の本来の意味が「おちついてゆっくりと」ならば、なぜ“おもむろにたべなさい!”って風に使わないのかな?ってことで、“今の小学校は何を教えているんだ?”ってことではありません。
Res.5
by
無回答
from
無回答
2009/02/10 11:04:05
RES2さん、2さんの言いたいことは説明なしでもわかることなんですが、RES3さんは思考がずれているため、あのようなレスになってしまっています。
日本語を話す人でも、日本語の通じない人っていますからね。気にしないでいいですよ。
Res.6
by
勿体ぶって
from
バンクーバー
2009/02/10 13:34:37
「勿体ぶって」という言葉に置き換えられるでしょう。
手品氏がタネを「おもむろ」にあかした。
Res.7
by
無回答
from
バンクーバー
2009/02/10 14:13:14
>・遺産相続について家族と口論をしていると、それまで黙っていた祖父がおもむろに一枚の紙きれを胸ポケットから取り出した。
・先生はおもむろに立ち上がると、突然声を張り上げてこう言った。etc
この2つの例からだと、おもむろ、って、周りが予期していないことをその人が突然する。その行動が周囲には衝撃的。ということですよね。でもこの祖父と、先生の紙切れをポケットから出す、立ち上がる、という動作自体は勢いがあるものではない。
だから、おもむろの意味って、動作自体は普通の感じか、ゆっくりでも、周りはその行動、動作にびっくりするような状況をしめすときに使うんじゃないのかな。
その手品師の例も、タネをあかす動作は普通の速さでも、周りがびっくりするから、おもむろに、ということになる。勿体ぶって、っていうのは、もったいぶる、だから、周りには予測できるものをもったいぶってする場合もあるでしょ。だから手品師の例ではおきかえができるかもしれないけれど、勿体ぶってがすべておもむろにに置き換えができるわけではないと思う。
Res.8
by
7
from
バンクーバー
2009/02/10 14:21:56
おもむろに食べなさい、の例ですが、おもむろに食べる、というのは、もうケンちゃんは食事をするために既に座っていて、ご飯を食べることが予測されているので、おもむろ、っていう言葉は使う事ができないのではないでしょうか。
Res.9
by
うんちさん
from
うんうん地
2009/02/10 17:26:45
おもむろに食べなさい という使い方が出来ないのは
皆さん一応ご理解頂いているかと思います。
∵ 理由は辞書などで説明されている通り、
(副)
落ち着いて、ゆっくりと事を始めるさま。ゆったりしたさま。
ということで、
ようは起きた出来事を客観的(小説家目線、傍観者目線)に説明する言葉だからです。
(〜をするさま 〜をしたさま という所から汲み取って下さい。)
汲み取り式トイレから中身を汲み取るより楽に汲み取れますよね^^!
ちなみに上で使われている さま という事言葉は、
(名)
物事の様子や状態。ありさま。
「彼女の寂しげな―」「蝶の群れ飛ぶ―」「―変わり」
です。∴命令文に使う事はできません。
ちなみに、
〜のさま といったように、さま という言葉が入っていない辞書を見つけたとしたら、それはだいぶ使えない辞書です。
もしもそんな辞書を持っているようでしたら、
今すぐ焼き捨てるか、うんちを拭く紙にでも使って下さい。
もしも、ネット上の辞書だからうんち紙になんか
使えないよー、という事でしたら、
「こんなうんちな辞書なんて、もう使わん!!」
と心の中で4回唱えて今後使用しないで下さい。
もしこのコメントが少しでも役に立ちましたら、
うんちさん最高ー!
とでも書き込んでいただけましたらこれ幸いです。
Res.10
by
無回答
from
バンクーバー
2009/02/10 23:01:08
Res4さんの思考って、新しい単語を学ぶときに語学学習者がおちいる思考の典型的パターンですね。
たとえば私たちが、知らない英単語の意味を英和辞典で調べて、違う例に当てはめてみようと、他の文章に使ってみる。同じ意味のはずなのに、ネイティブスピーカーに変だよと指摘される。「でも、だって辞書にこう書いてあるじゃない」と変な気持ちになる。それと同じだと思います。
要は、辞書の定義は、生きた文章の文脈の中では、コンピューター的に定義を置き換えて、理解することはできない、ということです。
しかし外国語を学び始めたばかりの人や、読書量が少ない子供などは、そのあたりが判らずに、辞書を読んで、それを別の文章に何とか当てはめるという作業をして失敗してしまうのです。
それが悪いとは言いませんが、ある程度の読書量をこなしてゆくと、文章の中の現れ方から、どんどん言葉の意味が馴染んでくるし、たとえば「おもむろに」という意味の定義が「落ち着いてゆっくりと」と書かれていていても、前提としての蓄積された知識があるので、確かにそういう意味で使うなぁ、と違和感を感じなくなります。ここで「おもむろに食べなさい」とも使えるかな?というような発想が出てくるのは、日本語学習途中の外国人か、あるいは本当にこの言葉に初めて出くわした人だけでしょう。ある意味、新鮮ですが。
言葉というものは、コンピュータのように、1か0かのビットで出来ているのではなく、その言葉が出来てからの歴史、使われ方、そして感性や機微のようなものが混在して、意味が成り立っています。Res4さんは気がついていないかもしれませんが、この言葉だけに限らず、あなたの使っている全ての言葉がそうです。
そして、それは「読書をする」ことでしか学ぶことはできません。しかし辞書を引くことも、最初の一歩としては悪くありません。あれ?と思ったら、辞書をひく。そして使われ方を勉強する。歴史を調べるなら漢和辞典を使ってみるのもいいかと思います。そして最後には自分で使ってみる。そうやって言葉は自分の感覚と一致させてゆくことが大切だと思います。
ある程度日本語の読み書きができる大人が、辞書に載ってる基本的な言葉の定義を、そのまま「こう書いてあるから、こういう場合にも、当てはめられるはずだ!」と、まるで言葉遊びみたいな例を出してくるのは、冗談で笑いをとるために言っているのでなければ、かなりのつむじ曲がりだと思います。
Res.11
by
変化
from
バンクーバー
2009/02/10 23:55:29
言葉って大多数の人が使うと決まった使い方とかけ離れてても当たり前になるから、本来の意味する、おもむろに食べなさいというのが通用する日が来るかもしれないねえ。
最近よく目にするのが、全然(事柄を否定する意味なのに)の次にくるのが否定ではなく肯定を使ってることです。
これも辞書によると否定表現を使わず、非常にという意味で使えるようですね。
全然たのしい、とか全然おいしい、とか。こんな使い方学校でも書物からでも習いませんでした。時代で変化とはこのことですね。
でも自分はこんな言い方では使いたいと思いませんが。
Res.12
by
無回答
from
バンクーバー
2009/02/11 00:24:44
>最近よく目にするのが、全然(事柄を否定する意味なのに)の次にく
>るのが否定ではなく肯定を使ってることです。
これは、実は古い使い方です。リバイバルというほうが正しいです。
私は学生時代に、これが誤用とされてるのに却って違和感を感じたのですが、それは子供の頃から明治時代の文学が大好きだったからみたいです。夏目漱石、芥川龍之介あたりの文学では、全然を肯定表現で使っています。それが現代では、否定でのみ使われるようになり、また昔の用法が戻ってきた、ということでしょうか。
私も現代日本語では「全然は否定で使われるのが正しい」という知識だけはあり、公的な場では使いませんが、誤用だという人がいたら心の中で「誤用って胸張っていえるほどの間違いじゃないだろー」と思ったりします。
確かに言葉は時代によって変化するので、昔の使い方が戻ってくることも、あるいはまったく別の使い方がでてくることもあるでしょう。今の正しい言葉遣いも、200年前の人が聞いたら目をむくような言葉かもしれませんし(笑)。
言葉は生きているので、様々な人の書いた様々な本を読むのが「使える言葉」を増やすよい方法だと思います。
Res.13
by
無回答
from
トロント
2009/02/11 04:20:07
なつかしいですな。日本語の勉強になりましたがありがとうございます。
「おもむろに」って情緒的な表現なんではないかな?
情景を「おもむろに」眺めたり、考えたりと思うんだけどなぁ。
例文の「おもむろに食べなさい!」は、情緒的な表現ではないから、使えないような気がしますね。
おもむろにまんじゅうをほおばりながら・・・
とか、
おもむろにページをめくり窓辺に目をやると・・・
とか、
文学的な表現、詩的な表現でつかうんじゃないかな?
おもうろには、口語ではなく、文語的表現なのではないでしょうか。
フリー掲示板トップ
新規投稿
jpcanada.com トップ