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No.16191
日本語力と英語力は比例する?
by ちょっとした疑問 from バンクーバー 2009/01/28 22:48:20

今日ふと思ったんですが、
『日本語能力の高い方は英語能力もそれに比例して高い』

これについてみなさんどう思われますか?
literacy(読み書き)に関してはネイティブであれば、英語でも日本語でも同じ脳の部分を使っているのでしょうか?

分かる方がいれば教えて下さい!

Res.1 by 無回答 from 無回答 2009/01/28 23:11:12

日本語、英語 共に
何を基準に「能力が高い」とするのか
何をもって「高い」とするのか
まずは、この定義をはっきりさせるべきだと思います。  
Res.2 by 無回答 from 無回答 2009/01/28 23:12:04

英語と日本語では脳の別の部分を使っていると聞いたことがあります。

しかし、大人になってから英語を学ぶ場合は構文を理解する力が必要です。そのためには日本語の力が必要です。
かつて日本の塾で英語を教えていたとき、国語の成績がよい生徒は英語の成績も比例してよかったです。

私自身は。子供のころから本ばかり読んでいたためか、小学生のころから国語の成績がずば抜けてよかったです。中学に上がって英語を学び始めたときに周りの生徒よりも構文や文法を理解しやすかったのを覚えています。実際成績もどんどん上がりました。数学など他の教科は全くダメでしたが・・・

なので私は日本語能力と英語能力は比例すると思います。調べてみればそういう研究もあるのではないでしょうか?  
Res.3 by 無回答 from 無回答 2009/01/28 23:12:41

比例して高いとは思いません。
が、日本語能力が高くない人は英語能力に限界があると思います。
言葉を覚える能力は生まれ育って自然と覚えた母国語と
大人になってから外国語としてそれ相当の苦労をして覚える英語とは
語学をマスターするという別の才能が関与すると思います。

しかしある程度話せるようなレベルになると
そこから言葉の使い回しや世界の広げ方、賢い話し方(簡単でありながら練られた話し方というでもいいましょうか)という能力は日本語にも英語にも通じるものがあると思います。

たとえて言うと普段「ウザクねー」というのりで会話ばかりしていて
仕事場でもきちんとしたビジネス用の会話ができない人、いろんな場面場面で相手に合わせた会話の膨らまし方をできない人であれば
英語が話せてもその会話の仕方や語彙の操り方が機知に富んだものにすることは不可能でしょう。
話す能力とともに聞く能力も大切ですよね。  
Res.4 by 無回答 from バンクーバー 2009/01/28 23:14:58

>『日本語能力の高い方は英語能力もそれに比例して高い』

日本語ができれば、英語もできるとお考えになるその根本を提示してください。なぜ、英語なんですか?なぜ、他の言語じゃないんですか?

>literacy(読み書き)に関してはネイティブであれば、英語でも日本語でも同じ脳の部分を使っているのでしょうか?

ってどういう意味ですか?ネイティブってどの言語に対してですか?同じ脳の部分ってどこのことを指しているんですか?

言語ってどの時点(何歳)で第2外国語に触れるかによって違うでしょう。わかる方って簡単におっしゃいますが、大学の論文でもあさった方が早いんじゃない?  
Res.5 by 無回答 from バンクーバー 2009/01/28 23:17:47

>日本語能力の高い方は英語能力もそれに比例して高い

とは必ずしも限りませんが、英語ができる人は大概日本語ができていると思います。
よく、こっちに住んで1、2年の人で、「英語ばかりしゃべっているから日本語がおかしくなっちゃってー」、等と言うのを聞きますが、本当に英語をきちんと使えている人は日本語もきちんとしていますね。  
Res.6 by 無回答 from バンクーバー 2009/01/28 23:20:20

正しいと思います。

脳を使う場所は完全に同じ場所ではないかもしれませんが「言語能力」という点では同じだと思います。文学を理解し味わう能力、書くことを楽しむ気持ち、論理的に文章を組み立てる能力などは、言語が変わっても根底に共通してあるものだと思います。

同様に、日本語でコミュニケーション能力が高い人(たとえば、会話のテンポがうまい人)は、たぶん英語で話させても、うまいテンポで会話を運んでゆくと思います。

もちろん、他言語を学ぶまでの間は同じようにはいかないと思いますが、日本語で作文が書けない人が、英語になったらスラスラ書きたいことが出てきて素晴らしい文章を書く、なんてことはあり得ないと思いますし、日本では本を読むのが大嫌いで文学に興味もなかった人が、英語になると文学を読むのが楽しくて仕方なくなるということもないでしょう。  
Res.7 by 無回答 from バンクーバー 2009/01/29 00:13:43

比例していない知人がいます。
小学中学と成績は英語も含めて真ん中より下に居た子でした。しかし体育は抜群で、キリスト教系女子高にスポーツの推薦で入り、高二でアメリカにある姉妹校に留学しました。大丈夫なのかと周囲の心配をよそに英会話の上達は目覚しかったそうです。その後はアメリカの大学に進み二年目に辞めて帰郷しましたが、その子の家族も驚くほど日本語が抜けていました。日本に戻り数年変でしたよ。英語は今も有効に使えて英語を活かせる職に就いて、また日本語も普通に感じられます。

人によっては今必要な事を絞り込めて、そこへ最大有効に働かせるために集中可能な脳タイプ(凄くて、でも単純)の方も居るかもしれないです。性格や状況と脳タイプによるのではと思います。  
Res.8 by 無回答 from バンクーバー 2009/01/29 00:26:21

↑学習途中はどちらかがおかしくなっても、最終的には、日本語と英語、同じぐらいのレベルに落ち着いたということですよね?だったら結局のところ、その人の能力としては「比例してる」と言えると思いますよ。  
Res.9 by 無回答 from 無回答 2009/01/29 06:55:21

どれを指して「レベル」と仰るのか分かりませんが。

論理力、という面では、どの言語でも共通する部分があるように感じています。
つまり、人に物を分かりやすく説明するには、順序よく、起承転結で話すのが理想的だと思います。が、それがまちまちになる人は、どの言語であろうと、支離滅裂な口調になるのではないでしょうか。
(私がそうなんですが、例えば、背景の説明を省きすぎたり、先に提起した事柄と結論が繋がっていなかったり、転の所で転じすぎて話の筋が消えてしまったり、といった事です)

ただどんなに、とある言葉のネイティブスピーカーであり、その中でも優れた言語力があったとしても、単語や熟語に関しては、『一定期間、使わなければ忘れるもの』と私は思っています。
例えば日英では、ことわざや言い回し、数の単位の区切りなど、色々な面で頻繁に使われる基準が違ったりしますよね。同じ事が違う言語でも言えます。一度忘れると、感を取り戻す作業が必要になるのだと思います。
ですからそういった事をひっくるめた場合を「レベル」と仰っているのなら、単純に比例しているわけではないと、個人的には思います。  
Res.10 by RR from 無回答 2009/01/29 17:48:46

私は日本語能力はありますが、英語能力は?です。(日本語力があるといっても私の日本語が完璧だといいたいわけではありませんのでつっこまないでくださいね。)

小学校から高校まで国語のテストとかは試験勉強全くなしでもいつもほぼ100%の点数でした。
読書も好きでよく読みましたし、大学でも20名いるゼミ生の中で教授にもっとも人との会話能力(聞く能力、相手に合わせた言葉の選び方や会話を運ぶ能力を含め)があるとも言われました。

でも、英語はそれほどできません。変な話ですが、もしももっと勉強をつんで語彙が増えて普通に話すことに全く不自由を感じなくなる状況になれば英語能力も発揮できるかもしれません。
ただ、その前にまだまだ知らない単語や言い回しが多すぎて、英語の本も苦労なく読みこなせるレベルではないし、英会話も流暢の域に達していません。

トピ主さんのおっしゃる能力がしゃべれる能力であるのなら
日本語能力があっても必ずしも早く英語が話せるようになるということではないと思います。
ある程度の英語力があっての上での話なら
いろんな言葉を駆使した機知に富んだ会話や話す相手に合わせたさまざまな会話力、文章(書物であれなんでれ)を読んだ場合の読解力・理解力などは比例するともいえるかもしれません。  
Res.11 by 無回答 from バンクーバー 2009/01/29 18:26:20

母語でDebateすることも自らの考えや思いを伝えられぬのに、他の言語を学んでみたところで、突き詰めて言えば、その言語を駆使することは出来ないでしょう。そもそも論ずることや思考回路の能力が整備されていないのですから。
日本語が母語ならば、まず母語である日本語の「国語力」をつけること。
ただの英会話程度ならば駅前留学で十分ですけどね。
国語力は何を学ぶにしても大事ですよ。
ただし。発音云々と言うことにFocusするならば、これはまた音声言語のセンス(耳のよしあし)が関わってきます。
発音が良くても、中身空っぽのお話しか出来ないようなのはどうかと思いますよ。ただ、音を捉えるセンスのある方は「国語能力」も高い方が多いようですね。
たどたどしくとも、アクセントがきつくても、実のある話が出来るようになることをまずは目指しましょう。
発音に自信がない方は決してあきらめないで、語彙を増やす努力をなさるといいと思います。
後は場に為れること。国語の能力のある方であれば(勿論努力しなくては「外国語」の習得は出来ませんが)時間がかかっても、いいCommunicationができるようになりますよ。  
Res.12 by ちょっとした疑問 from バンクーバー 2009/01/29 22:21:08

とぴ主です。


どの言語においても、母国語を駆使して会話や読み書きをしている時と同じ脳の分野を第二外国語を運用しているときも使っているのかな?とふと疑問に思い、トピを立てさせていただいたんですが、皆さんのご意見や実際の体験・経験の内容にうなずける部分が多くとても勉強になりました。


英語に関していえば、日本語の言い回しが英語では全く異なっていたりして、文法語法の違いが英語習得の際に影響するのかなぁと漠然と疑問に思っていたんですが、個人的には突き詰めると脳の機能を知らないといけないんだろうなーという結論に至りました。

恐らくどこかに論文は存在するんでしょうね。
語族や文法などは調べれば割と簡単に見つけられるんですが、
実感として言語習得が第二、第三言語習得において比例するしないのご意見はとてもためになりました!言語学もとても興味深い分野ですね。


引き続きご意見などあれば是非投稿してください!  
Res.13 by 無回答 from アルバータ 2009/01/29 23:12:54

在加5年目です。

専門的な話はわからなくて申し訳ないですが、私は短大卒業まで国語は大好きで、できていた方だと思います。
レス10さんの状況に近かったです。
インターネットをみていると、よく若者言葉の批判がありますが、古典の文学から近代文学、現代の文学から若者言葉まで、日本語だったら何でも受け入れ、コミュニケーションとれる人間だと自負しています。

私の例だけですけど、日本語(母国語)が得意過ぎたんです。
日本語で情報を目や耳に入れるのは容易すぎ、そこまで英語力が追いつくのはいつになることやら…。
簡単に「日常会話程度の英会話力があります」と口にする人がいますが、私にとっての「日常」英会話力は日本にいたときの自分の日本語力を比較すると、ずっと一生満足することはできないと思います。
自己目標が高すぎるんです。

きっとこちらで何かの英語のテストを受けると自分のレベルを確認できると思うのですが、それもしてなくて、このレス自体はトピ主さんへのお答えになってなくて申し訳ありません。
とりあえず現地の友達もいて、でも日本人の友達といる方が居心地が良く、日本のテレビ番組が好きで、日本人はいないカナダの企業で仕事もしている人物だとご理解下さい。

いままで「言葉」ができていた自分への自負やプライドや、だからこその劣等感や、今現在の自分の英語力に対する不満。
でも、今の状態に満足すると努力することを忘れてしまいますから、怠け者の私にはちょうどいい環境なのかもしれませんね。  
Res.14 by 無回答 from バンクーバー 2009/01/30 00:22:33

比例は全くしないでしょう。

数年前ですが、フランス語系カナダ人つまりケベコアのNHLホッケー選手がボディーチェックを受けた時に脳震盪を患い、それが収まるまでの2週間くらいは仏語は全く問題無いけど、英語が全く理解できなくなってしまったケースがあり、脳神経学者たちの間に衝撃を投げつけました。脳震盪を起こした部位は英語を理解する部位だったのです。残念ながらこの記事をどの様な経緯で見たかについての記憶が無いのでURLを載せるれないのが残念です。

脳は凄く複雑で、論理部分は専門部位、言語はまた別の部位のようです。つまり文法は論理部位であって言語の中には無い物でしょう。だから戦後の日本の英語文法重視の言語教育は時間の無駄だったようです。だから読み書きはできても話せない。

もちろん読み(聴解??)・書きは、視覚、聴覚の相互関係でしょうし、そこに独立した言語部位が絡んで来るので、比較が難しいでしょう。

トピ主さんの言われる語学能力の高い理由として、耳が良く先生の発音を難なく繰り返し言えるとか、それを記憶する力が有るとかが大きく影響するでしょう。まず聞く→発話する→字を読む→書く(そして言語学者になるために文法を習う)を日本語と英語両方するわけですね。そして日本語部位と英語部位を成長させてやれば両方の語学力が高くなります。

日本語で覚えた数学が語彙さえあれば英語で数学も簡単ですよね。つまり論理部分は独立してます。芸術にも言葉はいりません。
 
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