テレビでホッケーの中継やってますが、プレイヤー同士の殴り合いになってる場面をたまに目にします。これってルール違反ではないんですか？？？　サッカーのようにイエローカードやレッドカードってないんですかね？
私自身、全くルールがわからないのですが、殴ってる場面を見てちょっと不思議に思いました。

乱闘した選手はたしかペナルティとして、審判員のような人たちが座っているリンク中央のボックスみたいなところに３分だか５分だか閉じ込められて試合を傍観しなくてはいけなかったと思います。
なんかけんかした子供がお仕置き部屋に閉じ込められてるみたいでおかしいなーと思いました。 　

↑ペナルティ・ボックスに入るのは通常２分のようですが、長いときは４分（何をしたら４分なのかわかりませんが）。固まって団子になってケンカしたときなど、ペナルティ・ボックスに２、３人、相手側も同じ人数位入っているのを見たことがあります。見てると結構おもしろいです。 　

普通のスポーツはケンカが始まった時点で止めに入りますよね？
でも、ホッケーは審判ですら止めずにしばらく見てると思います。 　

ケンカが始まったら、どちらかが倒れるまでは選手に触れちゃいけないみたいですよ。変なルールですよね？？

でも日本の野球も、ケンカが始まったらベンチの選手もみんな出てって乱闘しなきゃいけないんですよね？？？違ったか？ 　

ルール違反なのでペナルティです。ペナルティの時間は通常は５分ですが内容によっては退場になるケースもあります。

他のスポーツの多くは、こういったファイティングなるものを認めていませんが、ホッケーでは容認しています。その理由は定かではありませんが、おそらく以下のようなものだと思います。

１）ホッケーは氷上の格闘技といわれるようにボディコンタクトの多いスポーツ。その上、選手は時速４０km以上のスピードで移動することも。従って選手生命を脅かすような怪我をする可能性が他の選手よりも高い。ですからそういった怪我を引き起こすラフプレーをした選手への制裁的意味合いと、ラフプレーがエスカレートすることを防止する目的で容認されている。

２）見方選手の鼓舞。チームのために身を投げ出して殴りあう姿は気持ちを盛り上げる。

３）ホッケー選手は頭からつま先まで防具を着用しているので、素手で殴り合ってもダメージが軽減されるので危険性が低い。（事実、ファイティングで病院送りになる選手は限りなく０にちかい）

暴力に対して否定的な日本人からすると不思議な光景ですが、いざという時には殴りあうのが男だと考えるカナディアンにとってはごく当たり前なのでしょう。
　

審判が止めないのは危険だからだよ。
乱闘を止めに入った場合自分が巻き込まれる可能性が高い。
審判はろくな防具をつけてないので選手に殴られたりして重傷になった人もいます。
だから乱闘が始まったらある程度殴らせて疲労したところを押さえます。その間審判は他の選手が乱闘に参加しないようにするのが仕事です。
もちろん乱闘は違反なのでたいていの場合始めた選手が退場+罰金になります。時と場合により傷害事件にもなります。 　

確か2004年にNHLの選手が別の選手を後ろから殴り、殴られた選手は骨折、脳震盪などで選手生命を絶たれ、殴った選手は試合停止処分になったんだけど、次のシーズンはストライキで試合なし、でその次のシーズンから復帰したって話しがありましたけど、謹慎すればまた復帰していいとか、罰金払えばいいとか、それは議論になりますし個々の意見もいろいろあるでしょう。

ただ私としては、子供がホッケーのゲームを見て、他の子に暴力を振るってもいいと勘違いしないでほしいです。 　

ＲＥＳ１さん、我が家ではそのまんま「お仕置き部屋」って言ってますよ（笑）。 　

Res８まきさん

あはは！やっぱりそう思いますよねー！
心なしかあの部屋の中では選手もしゅん…としてるように見えてなりません（笑）


Res７さん

＞ただ私としては、子供がホッケーのゲームを見て、他の子に暴力を振るってもいいと勘違いしないでほしいです。

以前に、たぶん小学生くらい…のホッケーチームが試合中に「乱闘」を始めた映像をテレビで観まして、
主人と「大人がやってるから子供もこういうスポーツだと思ってるんだよね」と話したのを覚えています。
本当に、子供は大人を見て育つってことを忘れてはいけないですね。 　

うちも「説教部屋」って呼んでいます。
息子もホッケーやっていますが、まだ小学生なので
ボディコンタクト、ボディチェッキングはNGですが
高学年になるとOKのところもでてきます。

ケンカが始まると会場が盛り上がるのがなんとも言えません。
子供には違反をするとお仕置き部屋行きだよ。
と教えています。

でも、やっぱりプロのホッケー観戦は楽しいです 　

Res6と同じ話を聞いたことがあります。素手で殴り合っているときは選手が疲れるまで傍観するとか。でもスティックを持ち出して殴りあいが始まったらすぐに止めに入るという話も聞きました。
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NHLは乱闘シーン少ないです。州のリーグなんかだと選手がみんな若くて血の気が多い（？）のか、乱闘が多く見れます。NHLの選手はそういうリーグを乗り越えてきていて、「こんな程度のプレーでいちいち乱闘なんてやってられない」という限度を分かっているのかもしれませんね。 　

お互いスケートを履いているので、滑って力一杯殴れないそうですよ。だから倒れ込んだ時は危険なので、審判が止めに入ります。殴り合いが膠着状態になった時も、「ハイ、それまで」みたいに止めに入ることがあります。

スティックで殴るとか、後ろから殴るとか悪質じゃない限り、ケンカを始めた選手だけペナルティということはないと思います。大抵はケンカ両成敗で、両方ともペナルティです。

審判が危険だから止めに入らないわけではないんじゃないかな。複数の選手による乱闘になりそうな時は止めに入りますから。審判が危険じゃないと判断した場合に殴り合いを許しているんでしょう。