拝見した経歴を見た限りでは、いきなり正社員でというのはかなり難しいと思います。
また面接で「英語は日常英会話は問題なく」程度などと答えて英文事務の職に就くのは不可能とはいえませんが、限りなく不可能に近いと思います。(自信がなくてもある程度はったりかまさないとね(笑))
必要なのは資格より先に実務経験です。
新卒と違って中途、それも30過ぎてからとなると資格を持ってるというだけで採用されることはまずありません。
私の勤めてる会社でも一般的な中途採用で、応募者の履歴書・職務経歴書のまずどこを見るかといえば職歴。資格がなくても豊富な実務経験があれば資格を持ってるかどうかはまったく問題になりませんし、逆に実務経験がない人がどんな資格を持っていてもその価値ほ評価することはまずありません。
英文事務にこだわるのであれば、まず帰国後、派遣登録して、業界を絞って派遣先を選び、しばらく実務経験を積んで、その間に就職活動するというのが可能性としては一番高いのではないでしょうか?
(30歳代だったら派遣の需要は結構あります)
ただ、一般的には目安として実務経験というには最低3年程度の経験がないと厳しいとおもいます。しかしあなたの年齢から考えるとそれからなどと悠長なことは言っていられないので、派遣で働きながら、平行して本格的に就職活動もした方がいいとおもいます。
ちなみに、英文事務等、そこそこの英語力を活かした仕事というのは私が勤めてる会社でも派遣社員がやってますし、求人情報をみてもパートタイム社員で対応している会社がかなり多いです。
(正社員の場合は相当な英語力、それも専門分野の英語力+α(営業力、企画力、管理能力など)+実務経験)
また、とにかく正社員としての就職を考えるなら、職種はあなたがこれまで経験した職種すべてを対象に広げた方が現実的かもしれません。
カナダからでもネットを使ってハローワークや各社求人媒体(エンジャパン、リクナビ、毎ナビ、プロシーク・・・など)の求人情報をみることも登録もできるわけですから、小まめにいろいろな求人情報をチェックし、現実を把握されてはいかがでしょうか?
現在、求人数は確かに数年前と比べれば格段増えてます。
しかし、それは新卒者とそれ相応の経歴と実績の持ち主の話。 一般的な30歳求職者には無縁です。
また「長く日本を離れていると企業もあまり雇いたくないというようなことを聞きました。」とのありますが、まあ、それはなかには自己主張ばかりしてろくに仕事ができない奴らだなどと考えるおっさんもいましたが、それほど気にすることはないでしょう。
ただ、(業界にもよりますが)海外での生活・経験を就職の際に武器にしようなどと考えるとそれが裏目に出ることはありますので注意が必要です。
私もあなたと同じようにしばらくカナダにいて、30歳半ばで帰国、就職活動し、今は人事の仕事をしておりますが、就職活動は想像を絶するものでした。(笑)
私はくじけそうになったときにある人に弱音を吐いたところ、「弱音は3ケタの会社に応募してからにしろ!」と励まされたことがあります。
ちなみにその人はいまの職に就くまでに100数十社に応募し、そのうち何社か面接を受け、内定が現職のひとつだけだったとのこと。
まあ、急ぎながらも焦らず、そして諦めずにがんばってください!
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