コンピューターを使う方法は確かに面倒かもしれませんが、DVDレコーダーより有利な点がいくつかあります。
1.ノイズフィルターをかけてVHSのアナログノイズを取り除いて画像をすっきりさせることが出来る。
2.ビットレートを自分で調節して2時間半程度までなら1枚のDVD-Rにきっちり入れることが出来る。(又は半解像度で5時間程度まで)。
3.こうした手間をかけて作ったDVDは、DVDレコーダーなどで手を抜いて作った物とは比べ物にならないほど綺麗に仕上げることが出来ます。
以下に必要な手順を簡単に記します。
まずキャプチャカードを購入。後でノイズフィルターをかけるならAVIキャプチャができるカードを購入(出費$50〜100程度)(例:LeadtekWinFastTV2000Expert, ATI TV Wonder 200、550,650など:後者はある程度のノイズフィルターをチップに内蔵)。
DVDレコーダーのようにキャプチャカードでMPEG2ハードウェアエンコードが出来るタイプを購入することも出来ますが(Hauppauge WinTV150など。$80〜100前後)この場合DVDレコーダー同様にお手軽ではありますがノイズフィルターをかけたりビットレートを細かく調節したりするなどの自由が一切利きません。そのかわり以下のエンコードの手順を全て省くことが出来ますが。。。)。
AVIキャプチャの場合:付属の録画ソフト又はVirtualVCRなどのソフトで無圧縮か低圧縮AVI録画する。
Avisynthを通してConvolution3Dノイズフィルターをかける。
http://forum.videohelp.com/topic225951.html
また、そこで作成した.avsファイルを通してCinemaCraftEncoderでMPEG2にエンコードする。又はTMPGEncやCanopusProcoderなどエンコードソフト自体にノイズ除去フィルターがあるものを使用することも可。
出来上がったMPEG2ファイルをTMPGEncやUleadなどのオーサリングソフトでオーサー(メニュー作成など)して、出来上がったファイルをNEROなどで焼き上げる。
以下に一通りの作業の参考になるサイトを示します:
http://www.doom9.org/
(以下の手順でAnalogueCaptureGuideまでたどり着いてください:
左欄の”Guide”>左下の”TV Capture & DV cameras”> 左上の”Analogue TV Capture Guide")
又は:
http://www.digitalfaq.com/media/index.htm
又は日本語で初心者用解説:
http://jumper-x.hp.infoseek.co.jp/start/index.html
http://jumper-x.hp.infoseek.co.jp/begin/index.html
尚、www.videohelp.com で膨大な量の投稿資料を閲覧できます。